Last Up Date 2010.03.17 Create Date 2006.06.15 東京大学経済学部では、保存と公開を念頭に置き、所蔵一次資料の整理、マイクロ化等を進めてきました。またサブジェクト・ゲートウェイ・サービスEngelを利用して、データベース化、デジタル化し、内外に広く情報を発信してきました。ところが、近年所蔵資料の劣化が激しく、資料によっては見過ごせない状況になってきました。なかでも資料室の所蔵する戦中・戦後時期の資料は、媒体・記録材料ともに劣化が進んでおり、崩壊寸前のものすらあります。こういった劣化資料をこのままにしておくことは、我が国の社会・経済に関する貴重な歴史史料、文化資産をみすみす捨て去ることと同じです。 このため、2005年には資料室、文書室、図書館のスタッフで"資料保存ワーキング・グループ"を立ち上げました。現在では資料室がこれを引継ぎ、保存、公開、