ECMAScript のモジュール ECMAScript にはもともとモジュール1つをカプセル化して表現した Abstract Module Records という抽象クラスと、それを継承した Source Text Module Records 具象クラスのみが定義されていました。 Source Text Module Records がいわゆる JavaScript モジュールを表しており、ざっくり以下のような特徴を持ちます。 JavaScript のソースコードを持つ 他のモジュールと(循環可能な)依存関係を持ち、有向グラフを作る モジュールグラフから、それぞれのモジュールの実行順が定められる Cyclic Module Records の策定 WebAssembly の登場により JavaScript のソースコードを持たないが、依存グラフに参加出来るモジュールが仕様に必要となりま
