タグ

資料リンクと 書評に関するilyaのブックマーク (2)

  • 里山とは

    里山。 なんとなく懐かしくて、風景や風の匂いまで感じられそうな言葉です。 しかし、実は近年になって広く使われるようになった言葉なのです。 里山は、伝統的な農村の暮らしを支えてきた自然です。 薪や炭の材料を採り、肥料にする落ち葉を集めた林のほか、 田畑、小川、草はら、ため池、屋敷などが調和して、 落ち着いた景観を作っていました。 適度に人の手が入り、さまざまな環境に恵まれた里山は、 植物や動物にとっても豊かな環境だったので、 生きものたちのにぎわいがありました。 半世紀前まで、このような身近な自然は、ありふれたものでした。 ところが、高度経済成長期を通して、化石燃料が生活に浸透するようになると、 私たちは身近な里山に価値を見いだせなくなり、 手を入れることをやめ、そして失っていきました。 里山とかかわる人びとの知恵や技、考え方も手放しました。 次第に、里山をすみかとする生きものたちも、姿を消

  • 1