CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに PHP界隈では現在、PHP 4からPHP 5への移行が進んできており、ここ最近ではPHP 5の機能を活用したフレームワークも多く出てくるようになりました。 PHP 5は、PHP 4に比べオブジェクト指向のサポートや速度面での向上などが取り上げられる中、最も注目すべき点であるデータベースへのアクセスを抽象化したレイヤーとしてPDOが登場しました。 今回はそのPDOに注目し、サンプルを交えてPDOの使い方を紹介します。 対象読者 PHP 5を使ったことがある方 以前PEAR::DBなどを用いてデータベースを使ったアプリケーションを作成したことのある方 必要な環境 PDOはPHP 5.1から標準で導入されるようになりました。Windows/UNIXを問わず利用することができます。よってPHP 5.1の環境と、PDOの動作に必要なデータベースの構築を行ってください。 PDOとは PDO(
はじめに iBATISはSQLを利用することに注力したフレームワークです。高機能なO/Rマッピングフレームワークに比べて簡単に理解でき、レガシーなJDBC、ResultSetを使ったプログラミングから簡単に乗り換えられます。 特にSQLを多用する人には使いやすいフレームワークです。 SQLは使いたいがJDBCは低レベルすぎる 高機能なO/Rマッピングフレームワークは難しすぎる ソースコードからSQLを分離したいが動的なSQLの実装も必要 このようなケースで、iBATISは特に有効です。 本記事では、たくさんのサンプルソースを解説することで、「iBATISを使えばこんな風に書ける」ということが分かるようにしています。環境設定や、設定ファイルについての細かい説明は簡略化してあります。 対象読者 Javaの基本をマスターしている人 SQL文を理解している人 必要な環境 iBATIS 2.3.0、
本稿の前編では、Google App Engineの特徴、スケールアウトの基本的な考え方、Google App Engineのインフラ・サーバ構成などについて説明しました。そして中編では、ミニブログサービスのTwitterとGoogle App Engineを連携させたアプリケーションの仕様概要と、設計について説明しました。後編となる本稿では、中編で説明したアプリケーションを実際にプログラミングしていきます。 はじめに Google App Engineは、開発したアプリケーションをGoogleのスケーラブルなインフラ環境上で公開できるサービスです。本稿の前編では、Google App Engineの特徴、スケールアウトの基本的な考え方、Google App Engineのインフラ・サーバ構成などについて説明しました。そして中編では、ミニブログサービスのTwitterとGoogle App
はじめに 「Google Apps Script」は、Googleドキュメントのスプレッドシートに搭載されているスクリプト機能です。これは発表当初、Google Appsの有料版(プレミア版)のみで利用可能であったため、「無償版のユーザーは使えない」と思っていた人も多いのではないでしょうが。が、現在では、無料で利用できるGoogleドキュメントでもスクリプトが使えるようになっています。これを利用し、Googleドキュメントのスプレッドシートを操作することができます。いわば、Excelなどの「マクロ」と同じ機能を提供してくれるのです。 最近では、クラウド・アプリケーションとしてオフィスソフトが提供されるようになってきました。Googleの「Googleドキュメント」だけでなく、マイクロソフトが「Microsoft Office Web Apps」を公開するなど、本格的にWebへの移行が進めら
はじめに Struts 2には実装クラスとなるActionクラスに対して、共通的な前処理、後処理を行うインターセプタと呼ばれる仕組みが存在します。前回紹介しましたExecuteAndWaitインターセプタもインターセプタの1つですが、作成するアプリケーションによっては、インターセプタの取捨選択をする必要があります。本稿では、Struts 2.1系にて実装されているインターセプタの紹介と、利用頻度が高いと思われるものを取り上げ、その利用方法を解説していきたいと思います。 対象読者 Struts 2のWebアプリケーション開発に興味ある方 Struts 2のインターセプタとは 前回の記事でも紹介しましたが、以前Struts 2入門にてCodezine:Struts 2入門(4)~インターセプタという仕組み~で取り上げているように、Actionクラスの前後に処理を挟むことができるものです。その仕
JPドメイン名の紛争を処理する日本知的財産仲裁センター紛争処理パネルは3月31日、マイクロブログサービス「Twitter」(twitter.com)と同一のドメイン名「twitter.co.jp」を登録している合同会社テラ・インターナショナルに対して、ドメイン名「twitter.co.jp」の登録を、ツイッターインコーポレイテッド(Twitter, Inc.)に移転するよう裁定した。 このドメイン名紛争は、Twitterを運営するツイッターインコーポレイテッドが1月28日に申し立てたもので、2月2日に手続きが開始され、登録者であるテラ・インターナショナルによる答弁の提出がないまま3月31日に審理が終了し、裁定が下された。裁定文は「事件番号:JP2010-0001」としてJPNIC(日本ネットワークインフォメーションセンター)のドメイン名紛争処理方針(DRP)の申立一覧から閲覧できる。 ツイ
JavaからMicrosoftのドキュメントを操作するためのAPI「POI」の最新版では、Office 2007形式のファイルも扱えるようになりました。本稿では前回に引き続き、名前の定義、計算式、図形や画像の利用用など、Usermodel APIの使用方法を確認していきます。 はじめに POIはJavaからMicrosoftのドキュメントを操作するためのAPIで、2007年6月からApache Software Foundationのトップレベルプロジェクトに格上げされました。オープンソースとして提供されているので誰でも無償で利用することができます。 なぜ初期のリリース後、7年以上も経過し、多くの情報が存在するPOIを今回あらためて取り上げることにしたかと言うと、2009年9月リリースの Version 3.5でOffice Open XML形式(以降、OOXML形式)への対応という大きな
はじめに 本連載では、「クロスブラウザに対応したデザインテクニック」をテーマに、保守性や互換性に優れたXHTML+CSSの書き方を紹介していきます。 今回は、本連載の総まとめとして、CSSでマルチカラムレイアウト(段組レイアウト)を実現する方法を紹介します。CSSでマルチカラムレイアウトを実現する方法はいろいろありますが、今回は、最も基本的な方法として、前回の記事で解説した「floatプロパティ」および「positionプロパティ」を利用した、「フロート型」と「ポジショニング型」のレイアウトテクニックを紹介します。同時にページレイアウトで起こりがちな問題とその対処方法についても扱います。 対象読者 XHTMLとCSSの基本を理解している方。 Web標準サイトの実践的な作り方に興味のある方。 必要な環境 (X)HTMLやCSSを記述するエディタと、それを確認するブラウザがあれば、特別な環境は
人気企業で働くエンジニアのホンネに迫るこのコーナー。DeNAシリーズ第4回は稲村直穂子さんです。自身もSIの経験を経て南場氏とMLでの出会いを機に転職をしてきた稲村さんは、DeNAではたらくエンジニアが、DeNAのエンジニアらしく仕事に取り組める環境づくりをしています。海外に端を発して日本でも急拡大しているソーシャル分野をはじめ、業界がダイナミックに動く中、国内外を視野に含めてエンジニアたちが成長していくための戦略を練り続けています(本記事は、【転職サイトgreen】からの転載です)。 プロフィール 稲村直穂子(いなむら・なほこ)さん 株式会社 ディー・エヌ・エー(DeNA) システム統括本部 本部長 津田塾大学数学科を卒業後、電機メーカーにてUNIX、X-Windows、オブジェクト指向開発の調査研究等に従事した後、SIerでのオープン系システム提案~開発を経て、2000年にDeNAに入
はじめに フレームワークと言うと、多くの人は「アプリケーション全体を設計するもの」というイメージでとらえているかもしれません。しかし、もちろんそれだけがフレームワークではありません。例えばHibernateのように特定の機能に特化したものも存在します。 最近になって見られるようになってきたのが、「Ajax利用のためのフレームワーク」です。例えば、「Google Web Toolkit(GWT)」などのことです。Javaを使って、Ajax利用のWebアプリケーションを構築するフレームワークです。素のHTMLだけでは実現できないリッチなGUIを、JavaScriptの複雑なコードを書くことなく実現できるフレームワークとして、GWTは広く使われつつあります。 これまで、サーバーサイドのことばかり考えていた感のあるフレームワークの世界に、こうした「クライアントサイドの構築」を重視したものが登場する
Nu is an interpreted object-oriented language. Its syntax comes from Lisp, but Nu is semantically closer to Ruby than Lisp. Nu is implemented in Objective-C and is designed to take full advantange of the Objective-C runtime and the many mature class libraries written in Objective-C. Nu code can fully interoperate with code written in Objective-C; messages can be sent to and from objects with no co
はじめに 本稿では、Java Portlet Specificationに準拠するJavaポートレットの開発方法と、Javaポートレット用のポータルランタイムコンテナの基本について、企業ポータルサーバとオープンソースポータルの両方を踏まえて解説します。 2003年に最初のJSR 168: Portlet Specificationがリリースされて以来、ポートレット開発は、エンタープライズ業界とオープンソースコミュニティの両方において堅調に普及してきました。 2008年6月のJSR 286: Portlet Specification 2.0のリリースにより、ポートレット技術は、現在最もよく使用されるWeb開発技術の1つという地位を不動のものとしました。現在では、Sun Liferayポータル、eXo Platform、Jakarta Plutoなど、20以上もの著名なオープンソースのポート
はじめに 役に立つシステムを構築するための要件定義書とは、いったいどういうものなのでしょうか。 「何でこの機能が必要なんですか?」「理由は分からないけどXXX機能があるのでこの機能が必要なんです。これがないとつじつまが合わなくなるんです」もしくは「要件定義書にこの機能が載っているので必要なんです」など、要件定義書の役割を理解しないまま、システムの開発に着手していることなどがないでしょうか。 本稿では、要件定義書の役割や重視すべき点、要件定義書に盛り込むべき情報について解説します。 何をやるのか、そしてなぜそうするのか 要件定義書はジグソーパズル? システム開発を受託した会社にコンサルテーションしたときのことです。機能とデータがある程度記述された要件定義書を受け取ったその会社では、要件定義書を読み解き、システムの全体像を掴むためにおのおのの機能の関係を整理し、その役割を把握しようとしていまし
はじめに この連載では、「GlassFish」という製品を利用して、Java言語に親しんでもらうことを目的としています。第2回目の今回は、簡単なWebアプリケーションを作成しながら、ServletやJSP(JavaServer Pages)についての理解を深めていきたいと思います。 対象読者 Javaでなにかしらのアプリケーションを作成したことのある方 Javaの変数の宣言や、if文・for文・while文の制御文など簡単な文法を知っており、アプリケーションを作成したことのある方 オブジェクト指向プログラミングができなくとも構いません。徐々に学んでいければと考えています。また、学びやすいWebアプリケーションをサンプルとするので、Webアプリケーションとは違った分野を勉強したい方には当連載は向いていません。 仕様書バージョン Java EE 5を使用するため、主な技術要素のバージョンは以下
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