【中日】吉見、右肘手術 今季絶望、来季開幕も無理 中日は21日、戦列を離れている吉見一起投手(28)が6月4日に名古屋市内の病院で右肘内側側副じん帯の再建手術を受けると発表した。全治は未定だが、トミー・ジョン手術と呼ばれるもので、通常投球再開まで1年かかる。来季の開幕も絶望で、最悪の場合は来シーズンも棒に振る可能性がある。 この日、ナゴヤ球場で練習した吉見は、「手術をすることは事実。いろんな先生に意見をもらって、また同じような症状が出る確率が高い。それならしようと思った」と苦渋の決断を明かした。昨年9月にも右肘の肘頭骨棘(ちゅうとうこっきょく)を骨折。保存療法を選択し、開幕投手を務めたが、6試合で1勝4敗、防御率4・71。今度は右肘内側にしびれや脱力感を訴え、8日に登録を抹消されていた。 6年連続2ケタ勝利の大目標も断念。「2ケタを続けたい思いでいましたけど、ここまできたら、目先のことより