鳩山由紀夫首相は15日、2011年度からの子ども手当満額支給を見送るかのような14日の発言について「当然、予定通り、満額(支給)をやる。そのための財源は歳出削減を徹底的にやって見いだしていくということを申し上げた。それは変わらない」と説明した。首相公邸前で記者団に答えた。 記者団から「発言がぶれているとも思える」と問われると、首相は「全然ぶれてません」と強く否定。「国債を発行して子ども手当の財源にしたいとは思わない。あくまでも歳出削減でやっていく」と語った。 首相は14日、子育て中の父母10人とのお茶会で「財源は極力、無駄を削減する中で余裕ができた分だけでやろう、という仕組みを作ろうと思う」と発言。財源次第では満額支給にこだわらないとも受け取れる発言をしていた。