札幌ドームで新たに採用する1万~2万人規模のコンサート会場のイメージ。背景の空間が見えないように黒幕が張られる=札幌市提供 日本最北の全天候型ドーム、札幌ドーム(札幌市豊平区)が経営の正念場を迎えている。2004年から本拠にしてきたプロ野球北海道日本ハムファイターズが28日の試合を最後に、札幌市に隣接する北広島市で建設中の新球場に移転するからだ。第三セクターの札幌ドームはファイターズ頼みの経営から脱却し、イベント営業などのいっそうの強化を迫られている。 【写真】新大阪のコインランドリーのノート 仙台育英野球部が書き込みしたら 札幌ドームは02年のサッカー日韓ワールドカップ(W杯)の試合会場として建てられた。W杯後も赤字とならないよう、プロ野球のフランチャイズ球団を探していたところ、名乗りを上げたのが日本ハムだった。04年、本拠を札幌ドームに移した。 ドームの山川広行社長は「大きな出会い、縁
