すり合わせにコストをかける 中川政七商店流センスの磨きかた 藤原(コメ兵) 商品だけではなく、店員のユニフォーム、ウェブサイトのデザイン、LINE@の配信面など、世の中に出していくものすべてがブランドになりますよね。その基準の取り決めはあるんでしょうか。皆が「これが中川政七商店だ」という共通する思いを持っているから任せているのか、緒方さんなりがチェックしているのか。 緒方(中川) 前提としてブランドの総監督は社長です。その手前で「つくる」チームと「伝える」チームの取締役が地ならし~品質管理を担っています。店舗のスタッフ、接客、オペレーション、設計、LINE@、EC、自社メディアに書く記事やシステムといったものは、私の統制下にあります。中川政七商店らしい姿勢の有り様に加えてたくさんのオペレーションがあるので、可能なところは徹底的に言語化やマニュアル化して、それを回すことで管理しています。 「