必要なのは、ニコニコから削除されるアニメのDVDが売れなかったという事実。 アニメはDVDが売れない限り儲けが出ない。逆に、テレビ放送するためには製作者が金を払わなきゃいけない。アニメの予算の使われ方はこのようになっている。 アニメ制作に関する資金の流れ/(経済産業省) http://www.meti.go.jp/policy/media_contents/downloadfiles/kobetsugenjyokadai/anime200306.pdf スポンサー ↓ 5000万円 ├───→1000万 広告代理店 ↓ 4000万円 ├───→2000万 放送局(キー局) ↓ 2000万円 ├───→1200万 放送局(地方局) ↓ 800万円 ├───→数百万 元請けプロダクション ※実際の制作費は1000〜1300万 ↓ 下請け ├───→数百万 下請けプロダクション ├──
中山信弘先生の「著作権法」ですが、旅行中にほぼ読了しました(しかし、休暇の海外旅行に法律の専門書を持って行く自分はつくづく貧乏性です(笑))。 基本的に大学向けの教科書であり未来論の本ではありませんので、解釈論を中心としたオーソドックスな構成になっていますが、随所に著者の問題提起がなされていて大変興味深く読めました。特に、「著作権の憂鬱」というタイトルで始まる序章部分は名文です。大事なところに下線を引いていくと全部下線になってしまいそうです。 感想文を書こうと思いましたが、池田信夫先生のブログにほぼ私が言いたいことが既に書かれていますので、そちらをご参照ください。本書での重要な問題提起としては、池田先生のブログに書かれている「所有権のドグマ」の話に加えて、人格権と財産権のバランスの問題もありますが、これについてはかなりヘビーなお話しなので、また後日書きたいと思います。 著作権制度について真
先日、インターネットショッピング講座を開催。 女性ばかりだったことも有り、「きゃあ、素敵」「買いたい」と最初のうちは大騒ぎだったのに、後半はモクモクモクモク・・・・誰も講師の話をきかずに(講師はワタシではなかったのですが)ひたすら検索・・・ 質問で挙がったのが「IDの決め方」だった。これはどうも理解が出来ないらしい。 さらに、「IDもしくはメールアドレス」というのも混乱を引き起こすらしい。 彼らは私たちが想像も及ばないところでいつも四苦八苦している。 見ているだけでも勉強になる。 その近くでNさんもインターネットショッピングに挑戦していた。 とあるところで知った「売れ行きNo.1のみかん」を買いたいらしい。 お気に入りにその画面が入っていて、「このみかんが買いたいのよね」と仰る。「だって送料無料よ」 買い物籠に入れる。「ここまではできるのよ」 ところが、Yahoo!IDが入っている状態で、
10月6日の「ポスドク問題の国家的損害」というエントリーに、たくさんのコメントがついて議論になっています。その中で、Aさんという方のコメントが大学院問題の核心をついた重要な点を指摘していると思われますので、こちらに再掲させていただいて問題を整理したいと思います。 10月13日のAさんのコメントから抜粋します。 これを読んでいる中に大学教育の関係者の方が多いのであれば、せっかく匿名なのですから「なぜ大学は今、大学院生が欲しいのか」について本音で話してもらえませんか? これまでの説明ではほとんど理解できません。また、これまでに企業や社会からほとんど必要とされることのない博士を大量生産してきたわけですが、「大学の考える大学院教育は、国民の税金でまかなわれる教育として妥当だったのか」についても意見をうかがいたいと思います。 これに対して私が書いたコメントです。 Aさん。他人事にように言うと叱られる
過去2回のCTIA-IT展示会リポートで、アメリカの携帯業界が「iPhone」という亡霊に怯えていることを書いた。 それから、AT&TがiPhoneに関して、「ヤル気のなさ」が露骨に感じられる件も、以前書いた。 キャリア様の逆鱗に触れたiPhone? - Tech Mom from Silicon Valley その理由ははっきり言わないけどみんなわかっているワケだが、それが推計数字で出ている記事を発見。 Technology News - CNET News - CNET AT&Tは、iPhone加入者一人につき毎月18ドルをアップルに払っているのでは、というものだ。アナリストが、アップルの財務発表の売上げ・単価・販売数などから逆算して割り出したもので、同じアナリストが以前は3ドル(新規顧客には11ドル)と推計していたものを上方修正している。 アメリカでも日本と同様、端末にはキャリアの販
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