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ブックマーク / soulwarden.exblog.jp (35)

  • 報道の地に足がついていない感の原因は? | ニセモノの良心

    営業部門と報道部門は車輪の両輪であり、どっちかが欠けても会社は動かないって話は前に書いた。 報道は青臭いこと言ってナンボだし、そのために営業部門が現実を背負えば良い。 ・・・って思っていた。 けど、どうも最近そうじゃないような気がする。 っていうのは金とか売上とか社会的なんとかとか、そんなの一切気にしないで、報道が報道として社会的正義を追求するための仕組みが、昨今の「地に足がついていない」報道につながっているんのではないのか。 生きていくにあたっていろんなことがある。原理原則では通らないことや思うように行かないことも山のようにある。 それは社会人として誰しもが思うことであり、そこで折り合いを付けたり、それでも曲げない方法を考えたり、目を瞑ったり、時には大喧嘩しながら生活を送っている。稼ぐためつまり生活のために。 報道は給料を保証され、つまりは稼ぐ必要から解放されている。それは後背の憂い無く

    報道の地に足がついていない感の原因は? | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2013/04/20
    報道は給料を保証され、つまりは稼ぐ必要から解放されている。結果、社会から遊離した結論出してしまったり、あまりに教条的になってたりしてないだろうか。結果として、視聴者から見放されてるんじゃないかと。
  • 放送の廃業 | ニセモノの良心

    世間じゃ、この業界を電波利権なんて騒ぐ人もいるわけだけど、正直電波は利権というほど儲かっていない。ということは、EDINETを読める環境にある人には周知のことだろうと思う。日経でも可。読めない学者もいる。 ちょっと古い話題だけど、ついに放送局で廃業が発生した。 ラジオ単営局の愛知国際放送だ。9月末に電波返上予定。 親会社の興和(バンテリンの興和だけど放送設備も作っている)が、 「こりゃ儲かりません。」と手を引き、そのまま廃業(会社更生法・民事再生法等は使わない見通し)。 あと、九州国際放送も事業譲渡される見通し。 まぁラジオ単営社はどこも相当経営が厳しい。テレビ兼営局はまだなんとかといった感じだったけど(ラジオ部門の赤字がテレビで見えにくくなっていた)、それもリーマンショック以降先行きが見えなくなってきている。だってテレビ部門も赤字だから。 ラジオ局って継続に際しどうにもこうにもならない理

    放送の廃業 | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2010/07/19
    ついに放送局で廃業が発生した。この先ラジオ、その十数年くらい向こうにテレビ。この畳み方をどうするの?電波の果たしていた社会的役割(災害報道とか帯域確保とか)をどう継承していくか考えて潰さなきゃいけない
  • 回線騒動 | ニセモノの良心

    NHKNHKNTTとKDDIとソフトバンクの「血で血を洗うシェア争い」は携帯電話だけでなく、 テレビの世界でも行われている。 CMでなくて、回線の話。 放送局と放送局を結ぶ回線がこの世の中にある。 東京キー局でいま作っている番組をそのまま地方局でも生放送できるのは、この回線のおかげ。 昔の回線をマイクロ回線と呼んでいた。ただマイクロ回線は雨に弱いため(それでもSNGよりははるかに強いんだけど。)、順次換装され、いまでは全線光ファイバー化されている。 で、この回線インフラを担っているのがNTTCom で、時代はデジタル化。とりあえずデジタル回線増設で2003年以降のデジタル化を乗り切ってきたものの、現在の回線もそろそろ新規へ移行しないと、ワンセグ独立編成にも対応できないし、料金は高いし、大体デジタル放送用の回線も充分に足りていないし。 ということで民放連は、1年位前から(動き自体はもう5年位

    回線騒動 | ニセモノの良心
  • パブリックコメントへの総務省の回答に対する反論に対する反論 | ニセモノの良心

    池田氏のパブリックコメントへの総務省の回答に対する反論にて、テレビ局がヒドい言われようをしている。 元々の氏のエントリはこちら。 これについては、基的には前に僕が酔っ払いながら書いたエントリにて、 1、中継にFPUは地方局ではまだ使われている。 2、SNGの使用料金が高い。 3、SNGでは回線が絶望的に足りない。 4、ディレイドが発生して、掛け合いが出来ない。 5、ヘリ中継が出来ない 6、雨が降ったらどうする?降雨障害で放送中断するけど。 とコメント欄まで含め指摘してるんだけど、 今回の「回答に対する反論」もまた電波記事。(誹謗中傷じゃなくて事実電波記事) 役所の >移動体SNG 中継車は、ビルや電線等により伝送の途絶が発生し、都市部では移動中の中継利用が困難です。 との回答に対して 反論: 総務省の官僚はテレビ中継をしたことがないから、これはテレビ局に問い合わせたのだろう。私は中継をし

    パブリックコメントへの総務省の回答に対する反論に対する反論 | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2008/06/27
    池田氏のパブリックコメントへの総務省の回答に対する反論にて、テレビ局がヒドい言われようをしている。電波の有効利用という点では賛成なんだけど、そこに至るまでが。。。
  • 404の人は全体主義者?フェア(Fair)って何(のため)?を読む | ニセモノの良心

    404 Blog Not Found フェアとは「続けるため」にある ・・・うーん。 これをどういうつもりで書いたか知らないが、彼が「マッチョ」言われる意味は分かる。 というのは、これは完全に「強者の論理」だよね。 フェアが「続けるため」にあるというのは聞こえはいいが、そこにフェアを使われるのは 「続けさせる」ゲームを正当化するために使われかねない。 じゃあ、同じような例えを考えてみる。 フェアの目的が「続けるためにある」とするならば、 それを確認するために、公平で「404の人が言うフェア」なゲームを考えてみよう。 太字部分、僕は追加した修正条項ね。 0.プレイヤーは二人。ショウさんとハイさんにわかれる。 2人とも月のお小遣い100円とする。 1.ショウさんははじめに10ポイント、ハイさんははじめに1ポイント持っている。 2.ショウさんとハイさんはジャンケンする。 3.引き分けなら、再び2

    404の人は全体主義者?フェア(Fair)って何(のため)?を読む | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2008/06/16
    フェアの目的を「続けるためにある」と置くことが可能なのは、「続けること」以外を選択できるときだけだ。
  • テレビ番組の保管の方法 | ニセモノの良心

    毎日毎日24時間、テレビ番組って放送しているけど、この保管方法って、どうなっているのだろうか。 実はこれは結構奥深い。 法律により放送したものは3ヶ月の保管が義務づけられている。 それを過ぎたものは? 自局で撮影・放送したものなら、いつまで保管していても問題はない。 しかしながら、音楽や脚といった他人の権利を放送は内包している場合が多い。 これは「放送」のための契約は行っているものの、保管のための複製契約は行っていない。(行うと契約金額が上げられるためのいいきっかけになるしね。) しかしながら、アーカイブテレビ局の財産であり、保管しておくだけで価値や意味が出てくる。 なんとかして保管したい。 そのためにいくつか方法がある。 まずは著作権法6ヶ月は著作権法上の「一時固定権」で保管が可能となっている。 =================================== 第四十四条 放送

    テレビ番組の保管の方法 | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2008/04/07
    放送は音楽や脚本など他人の権利を内包している場合が多いが保管のための複製契約は行っていない。6ヶ月は「一時固定権」で保管が可能。再複製物はさらに半年間保存が可能になる。これを使えば半永久的に保存
  • 勝手に黙認してる言うな | ニセモノの良心

    「Youtubeとかニコニコ動画にあがっている素材を権利者が消さないのは黙認しているからだ!」みたいな事を言う人がいるが、その言説自体が権利者を追い詰めている可能性を考えたことがあるのだろうか。 基的に映像は権利の集合体だ。 原作・脚・俳優出演・演出・カメラ・照明・音響・作詞・作曲・音楽実演・・・・ そして、それらの個々の著作権は「お借りしている」状態になっている。(映画の著作物かどうかで範囲は異なるが) 当然それらの「個々の著作権者」に著作権を借りるのには対価を支払っているが、この対価はDVD制作や放送用といった「用途を限定した権利処理」しか行っていない。 それなのに、権利者でもない人が勝手にアップロードし、それがPVを稼ぎ、さらに「黙認している」とか吹聴された日には何が起こるか。 「個々の権利者が怒る」 「黙認しているという話も出ているが、お宅は私の権利をなんと考えているか!何とか

    勝手に黙認してる言うな | ニセモノの良心
  • シロくなる第1歩 | ニセモノの良心

    シロって言っても、今日は別の話。 ニコニコ動画とYouTube、JASRACに著作権料支払いへ 大変いいことじゃないかと思う。場が包括契約なりしてしまえば、利用者に負担をさせることなくアップできる。これは大変素晴らしいことだと思う。 というか、第1歩としてJASRACから取り掛かったのは筋がいいよね。(ここが旗振りだし、かつ基的にお金で解決できるところだ。) 音楽に関しては、あとは著作隣接権だ。これを全て包括契約なり個別許諾なりでクリアする方法を考えないと。 それと映像周り。 そう考えるととりあえず残ってる主な団体。 日文芸家協会 日家連盟 日シナリオ作家協会 株式会社イーライセンス 日レコード協会 日芸能実演家団体協議会 実演家著作隣接権センター アジア著作協会 民間放送連盟 日放送協会(NHK) 日映画製作者連盟(映連) 全日テレビ番組製作社連盟(ATP) 日

    シロくなる第1歩 | ニセモノの良心
  • テレビ局はアニメのお金の中抜きをしているか? | ニセモノの良心

    僕のブログに昔からいらして下さる方には申し訳ない。 何度も説明をしたけど「ネット番組」について、もう1回書く。 平成15年の経済産業省の資料を基に「テレビ局が放送しかしていないのに、スポンサーからのお金を抜いて現場にはちょっとしか渡らない」という話がネットに広まってる。 多分火種はここかな。 「切込隊長も一言で解説していたし、どこかで冷静な議論になる」と思って放っておいたのだけど、それもない。 業界人が「既得権益です」とかしゃべったのがすでにブログのソースとなってるみたいだし。そんなうまい話あるわけないじゃん。つか、代理店… 解説。 テレビ局はアニメのお金の中抜きをしているか? 答えは否。テレビ局は商売をしてるだけ。 この世には、「黒ネット」と「白ネット」という2つの番組販売方法がある。 「黒ネット」は、「ネットタイム」とも言われ、全国放送でキー局がスポンサーを見つけてくる番組。ゴールデン

    テレビ局はアニメのお金の中抜きをしているか? | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2007/10/30
  • ニセモノの良心 : こんなにキツい著作権法改正提案の戦犯は誰だ?

    ダウンロード違法化/iPodの補償金対象化」がほぼ決定した件と、ITmediaの記事で抜粋されている発言についての補足 考え込んでしまう。 表現というものは2つの立場が揃ってはじめて成立する。 表現する者と、それを鑑賞する者だ。どちらかが欠けても成り立たない。 文化庁は権利強化の方向にまたもや動き出したみたいで、それは表現の敷居をあげるという意味で大変残念な話。 権利団体や音楽会社を責めるのは簡単だ。意味も分からず「カスラックは死ね」って言ってる人沢山いるでしょ?それは一面では当たりで彼らも責められるところもあると思うが、でもこの状況はJASRACだけが悪いわけじゃない。 もう1つ責めないとならないものがあるでしょ。受け手。鑑賞者、消費者、ユーザー。名前は何でもいいけど、その作品を受け止める側に何か問題があるとは考えないだろうか? 例えば、アフィリエイトやPV稼ぐ目的で、勝手に他人の権利物

    ニセモノの良心 : こんなにキツい著作権法改正提案の戦犯は誰だ?
  • CATV問題補足 | ニセモノの良心

    まぁ前にも書いたけどCATV再送信問題、なんか小倉弁護士も口を出している。 しかしこのおっさん、おふくろさんの時もそうだったけど、基的な事実を確認せずに書く癖あるよな。 >著作権処理に関しては、東京キー局は、地方局やケーブルテレビ局に番組を同時再送信することまでの権利処理は行っているはずですから、東京キー局の放送を直接同時再送信するようにすれば解決すると思います。 ダウト。 東京キー局は、CATVの権利処理を行っていない。 なので現在のCATVは、著作権法的には大問題だったりする。 放送局の著作権は、「難視聴対策」とかのお題目でスルーしているものの、個別の著作権に関しては処理していない。 前にもちょっと書いたけど例えばハリウッド映画。「日の60%の人口が視聴可能」な場合の放送権と、「日の70%の人口が視聴可能」な場合の放送権というのは、当然のことながら変動する。 つまり、区域外再送信

    CATV問題補足 | ニセモノの良心
  • 日本のお米が食べられなくなる日が近づいているのかもしれません | ニセモノの良心

    少し考えるところがあって、知り合いの普及指導員に連絡してみた。 僕「おひさ。」 普及指導員(以下、普)「久しぶり。連絡くれるの卒業以来?」 僕「そうだね。つか職場近いんだからさ、もっと積極的に連絡とりあってもいいと思う。」 普「考えとく。何?」 僕「いや、いきなりで申し訳ないんだけど、このへんの稲作農業ってどんな感じ?」 普「どんな感じっていわれても。」 僕「ごめん。言い方を変える。あと何年持つ?」 普「それは産業という意味で?」 僕「もちろん。」 普「・・・このまま行くと、あと2~3年じゃないのかなぁ。」 僕「そこまで切羽詰ってるんだ。」 普「うん。70・80代のおじいちゃんが年金つぎ込んでやってるのが主戦力だもん。」 僕「じゃあ、2、3年後には」 普「自家消費分しか作らない兼業農家しか残らなくなると思う。まぁ、おじいちゃんの寿命と体力次第だけど。」 僕「いま、1町歩あたりの収入ってどの

    日本のお米が食べられなくなる日が近づいているのかもしれません | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2007/08/06
    「このへんの稲作農業ってどんな感じ?」「・・・このまま行くと、あと2~3年じゃないのかなぁ。」「そこまで切羽詰ってるんだ。」「うん。70・80代のおじいちゃんが年金つぎ込んでやってるのが主戦力だもん。」
  • DVD出版を巡って僕が感じていること | ニセモノの良心

    いま携わっているDVD出版作業。完全ボランティアで各種著作権処理、プレス作業や販売経路確保、販売計画の立案まで行うという、それってどこの業務だ、つか僕も業務ですらそこまでやったことないぞって作業を1人でやっているのですが、それをやりはじめてから 気分はとってもレコード会社です。 何故か?ボランティアのはずの僕が金の持ち出しをしているからである。ボーナス1.5回分くらいの自分の貯金をつぎ込んで、なおかつこれ、販売失敗しても返って来ない。 ちなみに利潤が上がったら全額寄付。まじハイリスク・ノーリターン。 どうするんだ?4桁のDVDをさばくって、結構大変だぞ?そしてつくづく僕ってお人好しだと思う。 さて、レコード会社の気分の僕は、 「レコード会社は権力者でもないくせにデカイ面するな」とか、そういった言論に随分と敏感になっている。 だって、全リスクを背負っているのはレコード会社たる僕だぜ?監督は創

    DVD出版を巡って僕が感じていること | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2007/07/06
    コモンズ一派が「現代の共産主義者」と揶揄されることがあるけど、これはあきらかに事実に反している。その明らかな一線は「自分で共有を選択する」極めて自由主義な点だ。逆にフリーライダーは共有を強制する
  • 放送の垂直分離問題:大臣裁定 | ニセモノの良心

    前回までのあらすじ。 CATVと地方局の話。地域外再送信を巡って揉めていた両者。 CATV側は 「アナログで見れたものがデジタルで見れなくなるのはおかしい。つか、県外波を見たいという需要は、(地域にない系列を中心に)高いし、それは情報格差に通じるのだから有線事業者として対応すべきだ。つかそういったお題目で国から補助金貰っちゃったんだよ!」と主張するし、 一方の放送局は 「お国が決めた県域放送という概念を今こそ堅持すべきであり、デジタルを機会に是正したい。じゃないと、うちも災害放送とか対応できないよ?つか、そんな偉そうなこというのなら著作権の処理しろやコラ。ハリウッドに言いつけるぞ。」 であり、互いに一歩も譲らない。 で、ここからは今後の話。推測も入ってくる。 そして、ついに総務省に大臣裁定を申請した会社が出た。最初が大分地区。続いて長野地区。中国地区はCATVが11社大連合で大臣裁定を出し

    放送の垂直分離問題:大臣裁定 | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2007/07/03
    CATVが配信システムとしての放送業に食い込み、将来的に放送の物理層(配信システム)に食い込む可能性すらある。そうなった場合、テレビ局は「物理層」と「コンテンツ層」の2つに垂直分離してしまうだろう。
  • 放送の垂直分離問題:CATVの問題 | ニセモノの良心

    さて、ところでこのシリーズ、興味ある人いるのか? じゃ続きです。 CATVが、現在抱えている問題が1つ。 有線放送に対して、適正な著作権処理を行っていないのである。 著作物というのは事業者を越えて中継する度に許諾を取る必要がある。 ケーブルテレビが入った場合、各家庭までの経路は通常 A著作家→Bキー放送局→C地方放送局→Dケーブルテレビ となる。 上記、例えばA俳優を例に取る。Aの実演をBキー放送局が放送するには、もちろんA俳優の許諾が必要だ。 C地方局がそれを受けて放送する場合にも同じく、A俳優とBキー局放送局からの許諾が必要だ。 (もちろんCが中継することはBキー局は織り込み済だし、Aへの許諾も通常はBが代行する。) ではDのCATVは? この場合、許諾を求める先は、(C放送局は中継するだけなので著作権を保有していないため)、A俳優とB放送局となる。 そこでCATVは、JASRACをは

    放送の垂直分離問題:CATVの問題 | ニセモノの良心
  • 放送の垂直分離問題:CATVの出現 | ニセモノの良心

    さて、次の日には書く気だったのに放置してしまう昨今。「毎日書く」が目標なのに。。。 さて、・・・どこまで話したっけ。。。。そうだ。CATVだ。 日は山がちな土地である。そして電波は山を越えられない。 各地方局は、田舎ならではの山地を中継局や中継ミニ局を設置してエリアカバー率100%を達成させたが、それでも難視聴地域というのがのこった。 また平野部でもビルの陰などで難視聴地域が出現した。 CATVは、そういった難視聴の対策として生まれた「共同受信アンテナ」が出発点だった。 放送局は「自分のところの視聴に問題がある」点から、放送再送信に同意した。 で、ここがCATVのうまい点だと思う。CATVは放送局からの許諾を得る際「そこの地域で物理的に映りえるチャンネル」から全部許諾を得たのだ。 つまり、「頑張れば映る」隣の県の局からも再送信同意を取り、流し始めた。 いままで2局や3局しか映らなかった地

    放送の垂直分離問題:CATVの出現 | ニセモノの良心
  • 放送の垂直分離問題:現在の状態整理 | ニセモノの良心

    さて。 分かった。全部一度に書こうとするからダメなんだ。 ということで現状の話。基礎の基礎から。 現在、日には5つの東京局をキー局に据えたテレビ局ネットワークがある。 ・・・そこからかい!って言われそうだけど、そこからはじめる。 まず、ネットワークとは何か。 テレビ局が保有する免許は大抵は県単位となっており、この例外は東名阪の3広域放送と、岡山香川・島根鳥取だけだ。 これは、電波というものがそもそも持っている「あんまり遠くへとばない」という物理的性質からくるものだ。他にも「県民意識の醸成」とか「ローカル情報を流すため」とか「行政区分と一緒のほうが都合がいい」とか、そんな事情もあるだろう。 しかし、県単位では報道機関として致命的な欠点がある。県内以外の大きな事件事故について情報を得る手段もなく、逆に県内の事件事故を全国へ届ける手段もないのだ。 そこで、各放送局が報道協定を結び、ニュースの共

    放送の垂直分離問題:現在の状態整理 | ニセモノの良心
  • Youtubeの著作権侵害映像の消し方 | ニセモノの良心

    私の青春の思い出が、Youtubeに勝手に使われているとお悩みのそこのあなた! 耳寄り情報です。 Youtubeに上がっている映像を簡単に消す方法があります。 1、copyright@youtube.comに「お前、俺の権利物勝手に使ってんじゃねーよ!urlはこれだ!」って英語でメールする。即座に「教えてくれてありがと。消したからね。」とメールが返ってくる。 2、このpdfファイルに必要事項を記入した後でYoutubeにFAXする。番号は650.872.8513。ただし国際電話。アメリカの国番号1をつけるのも忘れずに。 で、FAX送って3日ほどしたら「アカウントとパスワードあげるね」とYoutubeからメールが来る。 それ使ってログインすると、全ての映像の横にチェックボックスが出現する。で、消したい素材にチェックを入れるとすぐにYoutubeから「今からチェックされた分全部消すから」と、メ

    Youtubeの著作権侵害映像の消し方 | ニセモノの良心
  • モバゲータウン潜入記 | ニセモノの良心

    GWの結構長めの旅行中、移動時のヒマさに耐えかねて、ある1つのサイトに入り浸っていた。 ビッターズのDeNAが運営するモバゲータウンだ。 友達からも紹介されていたし。 ただの潜入記事なら、すでに先行者がいる以上書いても仕方ないから、多少毛色の違う記事にしてみる。 しかし、上の岡田記者が遭遇したようなミニメールは大量に来た。やはり僕の当の性別「女」で登録したからであろうか。しかしお前ら中学生、何故27才と友達になりたがる?やっぱ年上のお姉さんが好きか?気持ちはよく分かるぞ。しかしお前らの小文字や絵文字だらけのメールは余りにも分からん。 さて、モバゲータウンだが、これがまたうまい商売してやがる。 アバターやマイルームの飾り付けに「モバゴールド」という擬似通貨が必要なんだけど、入会時にもらえる500ゴールドというのは、アバターの服や背景を一揃い揃えるのに、少しだけ足りない金額となっている。イン

    モバゲータウン潜入記 | ニセモノの良心
    isrc
    isrc 2007/05/09
    このサイトには「遊ばされている」感があった。こりゃ猫の目のように消費が早い10代~20代前半がターゲットなだけに、いずれ「飽き」が来ると思う。
  • マスコミの特権意識 | ニセモノの良心

    このクソ忙しい中、先週日曜日には、地域奉仕団体のイベントの手伝いをしていた。 当日受付の手伝いに行ったんだけど、参加するはずのボランティアスタッフが来ておらず、急遽仕事のシャッフルで、駐車場担当になった。 早朝からのイベントにも関わらず、結構な人の賑わい。 近場の駐車場はすぐに一杯になった。 一杯になったの駐車場を閉鎖しようとした際に、さらに車が一台。 「マスコミです!」と、裏局のよくわからないプレスカードを掲げ、強引に突破していった。 突破したのはいいけど、停める場所ないだろう・・・と思って黙って見ていると、車は反転して僕のところに戻ってきて「マスコミ用の駐車スペースは?」 そんなものねぇよ。 「申し訳ございませんが、用意しておりません。」と一応丁寧に答える。 「なんだよー。用意しとけよー。」なんて横柄な態度なんだ。カチンと来た。 「取材ですか?」 「うん。」 「カメラはどちらです?」

    マスコミの特権意識 | ニセモノの良心