突然ではあるが、筆者はカマキリが苦手だ。両腕にある凶悪なフォルムの鎌はもちろんのこと、長い触覚や異様にデカイ目が本当に怖い。さらに、彼らは羽を持っている。その気になれば飛びながら恐ろしい鎌で我々を攻撃してくるだろう。なんてカマキリは凶悪なのだろうか。 ゴールデンウィークを迎えた現在の気候は暖かい。卵からカマキリが続々と孵化し始めているだろう。小さなカマキリ達がゾロゾロと道を闊歩している姿を想像しただけでも身の毛がよだつ。せっかくの大型連休なのに、カマキリの影に怯えて自宅内に篭っている読者も多いだろう。 人は大いなる恐怖を感じたときにこそ究極の「かわいさ」求めるものだ。カマキリに対する恐怖もかき消し、日々のストレスも癒やしてくれる最高にかわいくて面白い作品がある。それは「三ツ星カラーズ」だ。 三ツ星カラーズはカツヲ先生が執筆している「月刊コミック電撃大王」連載中の漫画で、上野にアジトを構える