2015年5月13日のニューヨークタイムズの「デジタル化における最前線のミュージアム」(“A Museum at the Forefront of Digitization”)と題した記事の中で、オランダのアムステルダム国立美術館“Rijksmuseum”が取り上げられています。同館は2020年までに、絵画や陶器、衣服等にいたる様々な所蔵作品(約100万点)全てをデジタル化することを企図しているとのことです。 記事では、(1)現在、所蔵作品のうち25%(絵画のほぼ全てを含む)が高解像度の画像で、同館のウェブサイトからダウンロード可能であること、(2)デジタル化された成果物はCC0(パブリックドメイン)で公開され、かつ同館は創作コンクールを開催したり、tiffファイルを無償で提供するなどいった試みを推奨していることなどが紹介されています。 他にも、デジタル化に当たっての撮影手法についても言及
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