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先進国では同性結婚の制度の導入が広がるなか、同性愛者やその他のセクシュアルマイノリティ(性的少数者)の人権をめぐって昨年末ころから国際的に注目されているのが、アフリカ東部の国ウガンダにおいて提案されている「反同性愛」法案だ。 ウガンダでは既に同性愛は違法とされており、同性愛行為に及んだとされる人たちに対する法的あるいは私刑的な迫害は行われていたが、昨年提案されたこの法案では同性愛に対する最高刑を死刑と規定するなど、過激な内容が深刻な人権侵害にあたるとして国際的な非難を集め、一時的に成立はまぬがれた。しかし今年の選挙によって新たに招集された国会においても議員の大多数がこの法案を支持していると言われており、状況は予断を許さない。 わたしはウガンダやアフリカの政治についての専門家ではなく、ウガンダで起きていることについては一般の報道をごくたまに読むくらいの知識しかない。けれども、普遍的な「人権」
「カナダde日本語」が山口県光市母子殺害事件について取り上げている。 カナダde日本語 山口県・光市母子殺人事件: 世論が変わるとき 記事中で、「きまぐれな日々」へのリンクもいただいている。 きまぐれな日々 言論が一方向に振れる時 ? 山口県光市母子殺人事件をめぐって 実は、死刑存廃問題について、いろいろ思いをめぐらせていたところだった。 死刑存廃問題 - Wikipedia これを見ると、確かに、カナダでは死刑制度は廃止されている。 ギロチンの国、フランスでは最後にギロチンで死刑が執行されたのは1977年だそうだ。故ミッテラン大統領が死刑を廃止した。 イギリスでも1969年に死刑が廃止されたが、サッチャーが野党時代に死刑を復活させようとして果たせなかった。どこの国でも、右派が死刑制度存続や復活に熱心だと相場は決まっている。アメリカでも、保守的な州ほど過激に死刑を行う傾向がある。 一般に、
なぜ光市事件の最高裁弁論を掲載するのか 以下に紹介するのはいわゆる「光市母子殺人事件」において、最高裁第三小法廷で、4月18日に 弁護人から語られた弁論の要旨である。この事件で、当初予定されていた3月14日の口頭弁論に 弁護人が欠席したことに対し、マスコミで批判的な報道が盛り上がった。それに煽られたかのよう に、弁護士への個人攻撃、ひいては死刑廃止運動をも中傷する声が溢れかえった。そして、少年 事件(事件当時被告は18歳1ヵ月)にも死刑を適用しようとする動きが強まっている。 もちろん、そうした動きに対して警鐘を鳴らす報道もあった。しかし、マスコミがこの事件に割ける 時間や紙面にはいずれにせよ限界がある。弁護団が主張している「事実に即して事件をとらえなお す」ことの重要性は、一般論としては紹介されても、具体的な内容にまではほとんど踏み込めてい ない。 改めて明記しておかね
結論 (1)加害者は被害者の上に馬乗りになり、両手親指を喉仏付近にあて、扼殺したとされているが、 死体にはそのような痕跡はない。 (2)更に同様の姿勢で左手が下、右手をその上にのせて全体重をかけて、首を絞め続け窒息死 させたというが、そのような死体所見になっていない。 (3)加害者は被害者の背後から、左腕を首に回し、肘関節を屈曲させて絞めつけ、気絶させたが、 間もなく抵抗されたので、仰臥位に押し倒し、被害者の上に重なるように覆い被さり、左右の手で 被害者の両腕を広げるようにして床に押さえつけた。 大声を上げたので右手を逆手にして口を封ずるために、顎付近を押さえた。 そのとき加害者の左上肢は、被害者の右上肢を床に押さえ込んでいた。このような状況下で 被害者は死亡してしまった。 (4)このように扼頚の手段方法は種々あるが、被害者の死体所見に最も合致した状況を考える と、
松尾匡のページ11年12月14日 性と景気+田中正造直訴110年 毎週末なんかある感じであわただしいです。前回のエッセーで報告した1日の名古屋講演のあと、そこにも書きましたけど、3日には東京で性感染症の学会で共同報告に立ち会い、終わってすぐ九州に帰宅。 翌週は、10日土曜日に、後援会役員やっている市議会議員の後援会の忘年会の会場準備だけして、ただちに空港に向かい、11日は一日中、経済理論学会の雑誌の編集委員会でした。今回はこの委員会の報告書類三種類作らなければならなかった。 12日月曜日の昼すぎ九州の自宅に帰り着き、翌朝には出講のため滋賀県へ。今週末土曜日は、うちの学部のゼミナール大会があるので、それまで大学にいます。 12日に東京から帰りの飛行機の中で、今執筆中の新書原稿のことを考えていたのですが、こんな調子で日本の初期社会主義の歴史ばかり書いていたら他のことが書けなくなると悟って、一か
Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント
* Catherine Meyer (éd.) Le Livre noir de la psychanalyse (Edition des arènes, 2005, nouvelle édition 2010) Jacques-Alain Miller (éd.) L'Anti-livre noir de la psychanalyse (Seuil, 2006) もはや旧聞に属することであると思われるが、2005年9月、フランスで『精神分析黒書』Le Livre noir de la psychanalyse という大々的な精神分析批判の本が刊行されてベストセラーになり、psy の業界でもたいへんな物議をかもした。認知行動療法(TCC)の主導者の一人ジャン・コトロー、ラカン派出身の哲学者ミケル・ボルク=ジャコブセンらがメインで執筆し、精神分析陣営からの転向組を含む精神療法家、歴史家、科
参議院復興特別委員会 12月2日 福島県から北海道へ自主避難されている宍戸隆子さんが参考人として 今、ここにいる皆さんに、 福島の人は見えていますか? 私が見えていますか? 宍戸さんは議員のみなさんにこう語りかけました。 そして、その場所には東京電力の西沢俊夫社長もいて、宍戸さんの訴えを聞いていました。。 宍戸隆子さんは 雇用促進住宅桜台宿舎避難者自治組織「桜会」代表でいらっしゃいます。 宍戸さんの自主避難者に対する質疑のやりとり、大臣などの答、 東京電力西沢社長の賠償問題についての答弁、その部分を全て書き出しました。(全員分は続きを読むに書き出し) ーーーーーーーーーーーー 動画はこちらで見ることが出来ます http://www.webtv.sangiin.go.jp/generator/meta_generator_wmv.php?sin=1274&mode=LIBRARY&un=00
TPP(環太平洋経済連携協定)が国会で審議されています。私は政党間の駆け引きや対決といった側面については関心がありません。私はTPPを推進すべきだと考えます。今回、これまで重商主義者のような発言を繰り返してきたトランプ氏が次期大統領と決まったため、自由な貿易を守ることがますます大切になってくるからです。トランプ氏のこれまでの発言から判断すると、日米貿易摩擦以上の混乱があるいは生まれないとも限りません。だからこそできるだけ関税を低くして自由な貿易を実現することや、内外無差別といって国内外の企業に対して平等に扱うことを求めているTPPはますます大切になります。 しかし以前から大変気になっていることは、この問題を議論するときに「霊感商法」的論法を悪用している人が多いことです。 よくご存知のように、「霊感商法」とは、ニセ霊能者が「あなたは霊に憑依されている。その憑依霊を供養しなければ、大変な不幸が
震災からおよそ2カ月後の今年5月14日、東京電力福島第一原子力発電所内で作業をしていた1人の労働者が死亡した。静岡県御前崎市の配管工、大角信勝さん(当時60歳)。 地元の中部電力浜岡原子力発電所をはじめ島根原発(中国電力)、志賀原発(北陸電力)で作業経験のある彼の死について、7月13日タイ国籍の妻カニカさん(53)が労災認定を求める申し立てをした。 日本語をあまりよく理解できない彼女は、当初夫の死がどのような形で補償されるのか分からなかった。しかし知人のアドバイスをうけ静岡市の大橋昭夫弁護士に相談、夫の死は仕事が原因であると判断、工事の元請けである東芝の労災保険の窓口になっている横浜南労働基準監督署へ労災申請をした。 原発事故後、多くの労働者が現場に投入され、その仕事の過酷さや人材集めの問題などがこれまで何度も報道されてきた。そのなかで、大角さんの死はこうした作業に関連した初めての労災申請
家庭内暴力への対処法 斎藤環 (爽風会佐々木病院 診療部長) 当院では思春期における問題行動のひとつとして、家庭内暴力に対する対応指導も行っております。家庭内暴力は放置すると殺傷事件にまで発展しかねない危険な側面を持っています。しかし、適切に対応すれば、そのほとんどは解決することが可能です。ここには、当院での指導の基本方針を記しておきますので、お子さんの家庭内暴力にお悩みのご家族は参考にしていただきたいと思います。 家庭内暴力そのものは診断名ではありません。不登校などと同様、ひとつの状態をあらわす言葉です。それが常に病的なものとは言えませんが、もちろん中には病理性の高いものも含まれています。ここで述べる家庭内暴力は精神病、すなわち幻覚や妄想などをともなわないもので、治療的対応によって解決が可能なものを指しています。 些細なこと、時には理由もなしに突発する暴力は、家庭の雰囲気を
学生の受講態度のだらけぶりに呆れ果ててしまって、もう大学で教鞭をとる気も失せるほどらしい(伝聞)。 たしかに、講義中に私語する学生はいるし、居眠りしている学生もいる。後者は他の受講生の邪魔をしていないぶん前者に比べればどうということもないはずだと思うのだが、何時間もかけて講義ノートや配布資料を準備した教師の側からすれば許しがたい受講態度と映るのかもしれない。教える側にとって自分が教えている内容が有する価値というのは自明でもある。それに価値を見出さない(かに見える)学生の姿は許容しがたいものに違いない。 ......などとわかった風に書いてみたが、正直に言うと、そういう教師の発想というのは私にはちょっとよくわからない。あなたは講義中に居眠りしたことがないのか、あるとすればどのような講義の時にそうだったか、と問うてみたい気もする。 しかし私語は教師としては困る。真剣に講義を聞こうとしている学生
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