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ブックマーク / mirai.kinokuniya.co.jp (34)

  • 図書館と教員・研究との協働:電気通信大学 UEC Ambient Intelligence Agora | 教育と研究の未来

    前稿「図書館AI研究:UEC Ambient Intelligence Agora」1では、電気通信大学(以下、「学」)の新学修スペース「UEC Ambient Intelligence Agora」(以下、「Agora」)の概要を紹介した。稿では、Agoraのさらなる機能強化を図っていくための課題と、課題解決のための学内教員組織との協働・コラボレーションについて述べる。 1.大学図書館機能強化のための「協働」 デジタル化・ネットワーク化によるコミュニケーション様式の変化や学生の課題解決能力育成を目指すアクティブラーニングの展開など、大学を取り巻く大きな環境変化の中で、大学図書館はさらなる機能の強化と革新を求められている。 国立大学図書館協会は2016年6月に「国立大学図書館協会ビジョン2020」2を公表し、取り組むべき3つの重点領域として「知の共有:<蔵書>を超えた知識や情報の共有

    図書館と教員・研究との協働:電気通信大学 UEC Ambient Intelligence Agora | 教育と研究の未来
  • 図書館とAI研究:電気通信大学 UEC Ambient Intelligence Agora | 教育と研究の未来

    電気通信大学附属図書館(以下、「当館」という)1 では、平成29年4月に「UEC Ambient Intelligence Agora」 2(以下、「Agora」という)をオープンした。Agoraは、電気通信大学(以下、「学」という)に設置された国立大学初の人工知能研究拠点「人工知能先端研究センター」(Artificial Intelligence eXploration Research Center:AIX,以下「AIX」という。)3 と当館との協働により構築した実験的学修スペースである。220人を収容可能なアクティブラーニングスペースであると同時に、人工知能研究とのコラボレーションにより、大学図書館の中に「アンビエント学修環境」と「AIによる自律的なインタラクションサービス」の実現を目指す世界にも類を見ない実験空間である。稿では、Agoraの将来像と現在の取組について述べ、次稿「

    図書館とAI研究:電気通信大学 UEC Ambient Intelligence Agora | 教育と研究の未来
  • OCLC News APRC特別号 | 教育と研究の未来

    OCLC News APRC特別号 商品情報をはじめ、OCLCに関する様々な情報をご案内致します。 今号はAPRC特別号として、佛教大学・飯野勝則様に、昨年11月末に早稲田大学で開催された OCLC アジア・パシフィック地域(APRC)会議のご感想やご提言をご寄稿頂きました。 『OCLC News』一覧 >> 目次 東京文化財研究所の美術文献目録がWorldCatで検索可能に 日からの学術情報の発信をどう考えるか~OCLCアジア・パシフィック地域会議を踏まえて 佛教大学図書館専門員 飯野勝則 2017年11月29日と30日の両日、筆者は早稲田大学国際会議場で開催されたOCLC アジア・パシフィック地域会議2017(以下、APRC)に参加する機会を得た。APRCは、その名の通り、アジア・パシフィックに位置するOCLCの会員館が一同に会する「地域会議」であり、2009年から各国持ち回りの形式

    OCLC News APRC特別号 | 教育と研究の未来
  • OCLC News 第22号 | 教育と研究の未来

    OCLC News 第22号 商品情報をはじめ、OCLCに関する様々な情報をご案内致します。 『OCLC News』一覧 >> 目次 対談:第14代米国議会図書館長・ヘイデン博士、OCLC・プリチャード社長 OCLCとeuroCRIS が研究情報管理(RIM)に関する協定を締結 研究情報管理(RIM)を取り入れる4つの方法 米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)支援のプロジェクト:Supercharged Storytimes for Allがスタート 対談:第14代米国議会図書館長・ヘイデン博士、OCLC・プリチャード社長 2017年10月30日~31日にかけて、アメリカ・メリーランド州ボルティモアにて、Americas Regional Council Meeting 2017(ARC2017)が開催され、36の州から120機関、200人近い参加者が集まりました。 会議は、第14

    OCLC News 第22号 | 教育と研究の未来
  • ギリス文学・文化研究の現場から①——研究者インタビュー【連載】 | 教育と研究の未来

    プロフィール:冨樫 剛(とがし ごう) 1993年愛知県立大学文学部卒業、広島大学大学院および英国サセックス大学大学院を経て、現在フェリス女学院大学文学部教授。アメリカの学術雑誌 Milton Quarterly(Wiley)に掲載された二の論文にて一定の国際的評価を得る。近著に17世紀英文学会編『17世紀の革命/革命の17世紀』(金星堂、2017年9月、共著)がある。 イギリス文学・文化を研究する冨樫剛先生に研究者としての興味のあり方、資料との付き合い方を伺いました。第一回にあたる編では、いかにして研究者を志したのか、どのような興味を持って研究をしているのかを語って頂きます。 ミュージシャン志望から研究の道へ ――――まず初めに、先生がどんな研究をしているのか、簡単にお聞かせください。 そうですね、16世紀から18世紀までのいわゆる初期近代のイギリスの詩を、政治とか宗教とか、文学以外

    ギリス文学・文化研究の現場から①——研究者インタビュー【連載】 | 教育と研究の未来
    ivory_rene
    ivory_rene 2018/01/11
    “結局他の人がしない、したくない、あるいはしたくてもできない、というようなことをするのが専門職だから当然人より努力しないと”
  • OCLC News 第21号 | 教育と研究の未来

    OCLC News 第21号 商品情報をはじめ、OCLCに関する様々な情報をご案内致します。 『OCLC News』一覧 >> 目次 ●○イベント○● Asia Pacific Regional Council Meeting 2017が早稲田大学にて開催されました。 ●○メンバーストーリー○● The Realities of Research Data Managementが刊行されています。 ●○OCLC Researchより○● The Realities of Research Data Managementが刊行されています。 ●○イベント○● Asia Pacific Regional Council Meeting 2017が早稲田大学にて開催されました。 OCLCは毎年、アジア・パシフィック、南北アメリカ、ヨーロッパ・中東アジア・アフリカの3つの地域で、図書館関係者を対象

    OCLC News 第21号 | 教育と研究の未来
  • 科学史研究の重要資料、王立協会の学術雑誌アーカイブ発売 | 教育と研究の未来

    現存する世界最古の学術雑誌、Philosophical Transactionsの第1巻が1665年に刊行されて以降、Royal Society(王立協会)は科学の歴史における様々な基礎的かつ重要な発見を発信してきました。 この度、Royal Societyの1665年から1996年に刊行された学術雑誌のバックナンバーが、初めて高品質フルカラー画像イメージ化され、オンラインの学術雑誌アーカイブコレクションとして利用可能となりました。提供されるデータには注釈、図版等、従来はRoyal Societyの図書室でしか見ることが出来なかった内容も含まれます。 詳細なメタデータの整備により必要な論文を簡単に検索することが可能となっており、350年余にわたる科学発展の歴史の探求をサポートします。 Royal Society(王立協会)とは Royal Societyは1660年代初めに設立された世界最

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  • 高等教育における価値観の転換とフェア・プロセス(上)―【連載】変わる高等教育 | 教育と研究の未来

    大学における「履修主義・教授主義」から「修得主義」への変化は必ずしもここ数年間で起きたことではない。その兆しは早くも1980年代から見られる。文部科学省による修得主義への移行宣言が「3つのポリシーの策定及び公表の義務化」であるとすれば、2008年度末の中教審答申で言及された「学士課程教育」という当時のわが国ではまだ聞きなれない呼称の登場はその予告編である。しかし、実際には、それ以前から「学士課程教育」へと導く流れが大学の教育現場には生れつつあった。 修得主義を教育プログラムと教育方法の二側面からとらえ直してみると、教育プログラムとしては、1980年代後半から盛んにその必要性が叫ばれるようになった初年次教育とキャリア教育の取り組みが、その最初期のかたちかもしれない。これらはいずれも学習者中心の教育プログラムであると同時に、その学習成果が問われるものであった。同時期にはまた、講義中心の授業方法

    高等教育における価値観の転換とフェア・プロセス(上)―【連載】変わる高等教育 | 教育と研究の未来
  • 学生の読書習慣育成に向けた「MWU電子図書館」の構築について【前編】―紀伊國屋書店電子書籍セミナー2017〈京都会場〉より― | 教育と研究の未来

    学生の読書習慣育成に向けた「MWU電子図書館」の構築について【前編】―紀伊國屋書店電子書籍セミナー2017〈京都会場〉より― -武庫川女子大の「攻める」図書館- 2017年10月17日、京都で開催された“紀伊國屋書店電子書籍セミナー「当に使われる電子図書館とは」”において、武庫川女子大学附属図書館・川崎安子氏より、「電子図書館の導入による学生の読書習慣育成に向けた実証実験について」という題目でお話をいただいた。講演は大変好評で、「非常にアイデア豊富に、学生に向けて積極的に働きかけをされていることに感銘を受けた」「電子書籍を導入することによって広がる可能性に魅力を感じた」といった多数の反響をいただいた。その大変興味深い内容を、数回に分けて掲載させていただく。 前編では、電子図書館の話の前に、川崎氏が驚嘆すべき熱意と創意工夫でいかに学生のニーズを掴み(と言うか、ニーズを創り出し)且つ学内外

    学生の読書習慣育成に向けた「MWU電子図書館」の構築について【前編】―紀伊國屋書店電子書籍セミナー2017〈京都会場〉より― | 教育と研究の未来
  • 学術書は世界を救う【中編】―紀伊國屋書店電子書籍セミナー2017〈京都会場〉より― | 教育と研究の未来

    そこでレジュメの3番目になるのですが,はどういう役割を果たすのか,学術コミュニケーションにおけるの位置を再定義しにはどういう意味があるのか,示すべきときが今だ,という話です。 簡単に言えばジャーナルというのは,同業者の間でのコミュニケーションのメディアです。一方,はもともと同業者以外に向けて発信するものでした。私ども京都大学学術出版会の場合,少なくとも初版は1000~1500部とするのですが,たとえば日史で言えば,1000,1500というと,多分同じ時代,同じ対象を研究している,いわば狭義の同業者の人数の3~4倍かそれ以上に該当するでしょう。つまり自分の同業者と違う人に向けてを書かなければ,商売としても成り立たないし,にした意味もない,という事が言えると思うんです。 そういう専門を超えた対話,あるいは知の社会的基盤を作るものとしてのが,もともとはあった。ただ今は実際どうかと

    学術書は世界を救う【中編】―紀伊國屋書店電子書籍セミナー2017〈京都会場〉より― | 教育と研究の未来
  • 学術書は世界を救う【前編】―紀伊國屋書店電子書籍セミナー2017〈京都会場〉より― | 教育と研究の未来

    2017年10月17日、“紀伊國屋書店電子書籍セミナー2017〈京都会場〉「当に使われる電子図書館とは」”において、京都大学学術出版会・鈴木哲也氏より、「学術書は世界を救う―学術書の読者とは? 学術書の存在意義とは?―」と題したご講演をいただいた。その刺激的な内容を2回に分けてご紹介する。 前編では、学術雑誌の電子ジャーナル化が世界の学術コミュニケーションに対してどのように影響してきたか、翻って1冊のとしての学術書に今何が期待できるのかが、豊富なエビデンスおよび実例とともに語られる。 (紀伊國屋書店 電子書籍営業部 今井) 鈴木でございます。 今日は「電子書籍」の文脈で学術コミュニケーションの現状について話をせよということですが,そこへ水を差すつもりはないのですけれども,2008年にシカゴ大学のEvansという人が,Science誌に非常に興味深い論文を書いています。 1945年から2

    学術書は世界を救う【前編】―紀伊國屋書店電子書籍セミナー2017〈京都会場〉より― | 教育と研究の未来
  • OCLC News 第19号 | 教育と研究の未来

    OCLC News 19号 商品情報をはじめ、OCLCに関する様々な情報をご案内致します。 『OCLC News』一覧 >> 目次 ●○ Topics○● OCLC Control Numberが10億件を突破しました。 OCLC ResearchよりThe Transformation of Academic Library Collectingが刊行されました。 オランダHU University of Applied Sciences UtrechtがWMSを採用しました。 ●○ イベント○● 続報 2017 OCLC アジア・パシフィック地域会議(APRC) ●○ Topics○● OCLC Control Numberが10億件を突破しました。 2017年8月8日、OCLC Control Number(OCN)1000000000(10億)となる書誌がWorldCatに登録され

    OCLC News 第19号 | 教育と研究の未来
    ivory_rene
    ivory_rene 2017/10/02
    “今回記念すべき10億番目を飾ったのは、千葉大学によって追加されたデジタル画像でした。”
  • 知の統合課題とBookWeb Proへの挑戦状 | 教育と研究の未来

    21世紀の我が国における、知の統合の課題については、日学術会議が2007年に最初に提言した「知が有効に社会に資するために、科学者コミュニティは何をすべきか」という観点から出発する。そこでは、科学者コミュニティはどのように、その知の統合に取り組んでいるのかについて検討を加え、その最終報告書(「提言:社会のための学術としての『知の統合』」2011年)において、知の統合のあり方を提案した。 そこでは、大きく次の3つの観点にまとめられた。(1)認識科学と設計科学の連携の促進、(2)使命達成型科学の研究マネージメントにおける留意点、(3)異分野科学者間の対話の促進、である。この報告書の優秀な点は、科学技術のクライアント(=顧客・発注者/受益者)の中に、国家や産業のみならず、生活者をきちんと位置づけている点にある。そして2011年3月11日の東日大震災は、その躓きの石になったことは明白である。 し

    知の統合課題とBookWeb Proへの挑戦状 | 教育と研究の未来
  • 【このイベントは終了しました】JapanKnowledge Forum 2017開催のご案内 | 教育と研究の未来

    昨年ご好評をいただいたJapanKnowledge Forum(主催:株式会社ネットアドバンス)が、今年は大阪(9/13)・名古屋(9/14)・東京(9/26)の3都市で開催されます。 このフォーラムは、劇的に変化する昨今の情報流通環境下において、学習・研究支援に携わる図書館員の皆様が今後目指す方向について、コンテンツプロバイダーと共に考察を深める事を目的として開催するものです。 参加費は無料です(事前登録制)。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。 JapanKnowledge Forum 2017 「複雑化する学術コミュニケーションと図書館の未来」

    【このイベントは終了しました】JapanKnowledge Forum 2017開催のご案内 | 教育と研究の未来
    ivory_rene
    ivory_rene 2017/08/21
    “今年は大阪(9/13)・名古屋(9/14)・東京(9/26)”