反転学習の発祥はアメリカですが、日本でも様々な領域で実践が広がりつつあり、新しいタイプの試みも行われはじめています。しかし、反転学習とはあくまでひとつの教育方法ですので、反転ではないオプションも考慮した上でどのように位置づけるかについて考える必要があります。また、反転学習は家庭や学校外の学習環境と学校とをつなげるため、国や文化が大きく影響します。したがって、新しい取り組みを行う際にはそこで培われてきた土壌を考慮する必要があります。 このような背景を踏まえ、今一度日本での実践を見直そうということで、反転学習という言葉が広がる以前から実質的に同じような実践を続けておられ、研究と併せて実績を残されている向後先生をお招きする運びとなりました。
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