もしGPS衛星が破壊されたら〜中国の衛星破壊実験で考える最悪のシナリオ 中国が衛星破壊実験を実施してから40日あまり、事実が公になってから約1カ月が経過した。その間、アメリカが宇宙分野での中国の協力推進を凍結すると表明するなど、中国に対する国際的な非難が続いている。 中国側は事態の沈静化に動いている。2月12日には、曹剛川国防大臣が訪中した額賀福志郎前防衛庁長官に対して「今後、実験を実施する考えはない」と言明した。 ところがその一方で15日には人民日報が、「中国は責任ある大国となることを国際社会から期待されており、国防力がなければ責任は果たせない」という趣旨の論文を掲載した。衛星破壊実験に直接の言及はしていないが、図らずも実験が同国の世界的大国への指向の一環であることを鮮明にしてしまった。 ここでは、とりあえず衛星破壊の道義的是非を考慮せずに、中国が衛星破壊能力を行使した場合、最悪
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