前回の着陸・近傍での観測成果に続いて、再び「サイエンス」誌の10大ニュースに「はやぶさ」の成果が選ばれたことは、プロジェクト関係者のこれまでの15年超の成果の現れと感じています。 「サイエンス」誌に、2回にわたり表紙を飾り、特集されたことだけでも日本のプロジェクトではなかったことだけに、10大ニュースにも2回にわたってとりあげられたこと、夢以上の思いがしています。夢のまた夢、これはかなわぬことの代名詞ですが、まさに喜ばしいかぎりです。 われわれは、こうしたタイミングで「はやぶさ」プロジェクトにたまたま身をおけていただけであり、我が国の50年の宇宙開発に携わられた先輩諸氏のみなさまの成果であることを、なんとしても強調させていただきたいと思います。 皆様、おめでとうございました。 今回のことからも、我が国が取り組むべき宇宙開発の方向に誤りがないことを示す大きな客観性を与えられたと確信します。
いよいよ,月への半分の距離,約16万km を通過する軌道に到達しました. 3月5日からは一旦イオンエンジンの運転を止め,精密に現在位置,速度を計測 します. 残りの期間は,単純に距離だけではなく,微調整を含んできます. Fig.1:このまま、その時点から弾道飛行した場合の地球との最接近距離 Fig.2:紙面は、おおまかには、水平線が赤道面で、左手が太陽方向の赤道面鉛直面。 Fig.1と同様に、その時点から弾道飛行した場合の地球と最接近通過点 Fig.3:地球を原点として、その時点から弾道飛行した場合の、地球に相対的な飛行軌跡、 紙面が黄道面。 (注)Fig.1の日時は、弾道飛行に移る時点を示すもので、実際の地球帰還日ではありません。
先日、5月6日に、ロサンゼルスにて行われた、International Space Development Conference (ISDC 2006) で、米国の National Space Society か ら Space Pioneer Award を授与いただきました。 (上杉先生がこちらを向いている写真を待っていたのですが、入手できませんで した。上杉先生、すみません。) 最初は、JAXA ワシントン駐在事務所に、授与の連絡をいただいたのですが、正 直なところ、半信半疑でした。 同賞は、昨年は、Spaceship-1 の Paul Allen氏と、Mars Exploration Rover Team, それに Cassini Huygens Project の Boris Smeds氏が受賞し、今年は、 NASA 長官 Mike Griffin 氏、民間ロケット機 Spac
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く