2014年5月8日、ユナイテッド・ローンチ ・アライアンス(ULA)社は、アメリカ連邦請求裁判所から「RD-180」ロケットエンジン購入差し止め令が解除されたと発表した。 ロッキード・マーチン、ボーイングの合弁企業で、アメリカの政府系衛星打ち上げ「EELV」計画を担うULA社は、ロッキード・マーチンが製造する「Atlas V」とボーイングが製造する「Delta IV」などのロケットを運用している。NASAの火星探査機「MAVEN」や地球観測衛星「LANDSAT 8号」などを打ち上げたAtlas Vロケットの第1段エンジンには、ロシア企業NPO エネゴマシュ製の「RD-180」エンジンを採用し、同社とプラット&ホイットニーの合弁企業RD AMROSSを通じて購入している。 2014年4月25日、米スペース X社は、米空軍がULAに対し防衛衛星36機の打ち上げ調達で合意したことに対し、独占的な
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