きのう投開票が行われた都議選は、都民ファーストの会が選挙前の46議席から15議席減らし、最も多い33議席を獲得した自民党が僅差で第1党に返り咲いた。一方、選挙協力を結ぶ公明党の議席と合わせても過半数には届かなかった。 【映像】政治部記者に聞く 選挙戦最終日に応援 小池知事の“戦略“ テレビ朝日政治部の小池直子記者は、今回の結果について、自民党にとっては4年前の23議席から10議席増やしたものの、事前の調査では“倍増は堅い”とみられていただけに、結果としては“惨敗”と言える。また、小池都知事が終盤で見せた入院という“捨て身の行動”が大きく影響しているとも受け止められている。ただ都民ファも議席を大きく減らしているので、結果的に“勝利宣言”ができる政党はひとつもなく、“勝者なしの選挙”だったと言える。ただ、自民党は大いに反省をしている」と話す。 「事前の調査で躍進が伝えられていただけに、当初から