タグ

ブックマーク / blog.miraclelinux.com (24)

  • ユメのチカラ: カジュアルなコミュニケーション

    昨日はTLF (The Linux Foundation)のシンポジウムだったのだけど、仕事にはまっていて、キャンセルしてしまった(残念)。そしたら@itoh_bmarkからTwitterで体育館の裏までちょっと来いみたいな感じで呼びだされ、気がつくとTLFの懇親会会場にいた。セミナー体にはいかないで、懇親会だけに居るというのも、どーよという感じがしなくもないが、重要な話は懇親会でされるという「宴会第二の法則」のとおり、その日も非常に示唆に富むお話が満載であった。 来年のLinux Kernel Summitをカーネル読書会がハイジャックするという件は、各所から非公式に打診されていて、がんばります。はい。 懇親会で、TLFのスポンサー企業の皆様とお話していて、よしおかさんたまにはブログ書いてくださいよとお願いされる。あれ、「はてな」の日記書いてますよ、と言うと、会社からは「はてな」ブロッ

  • ユメのチカラ: memcached Night in Tokyo #1

    先日開催された memcached Night in Tokyo #1 というのに参加してきた。 http://groups.google.com/group/memcached-ja/web/memcached-night-in-tokyo-1 夕方6時開催という昨今の勉強会としては早めの開始時刻なので、あたふたと会社を出た。場所は原宿である。おされな場所である。浮足立つ。ということはどうでも良くて会場であるmixiに初めていったのだが綺麗なオフィスであった。 memcachedというのは、データベースに対する分散メモリキャッシュ技術みたいなもので昨今のWebではよく利用されている。国内ではmixiでの事例がよく知られている。 http://ja.wikipedia.org/wiki/Memcached この話を初めて聞いたとき、うーん随分乱暴な話だな、RDBMSでやるべき仕事だろ、そー

  • ユメのチカラ: LL Future

    週末LL Futureに行ってきた。朝の10時から夜9時まで11時間の長丁場である。参加するだけでもヘロヘロなのだから裏方の実行委員や発表者の皆様のご苦労は大変なものだろう。感謝。 わたしがこの夏のLLイベントにはじめて参加したのはLL Ring (2006)からで、昨年のLL Sprits(2007)、そして今回のLL Future (2008)というような感じである。 基調講演はPerlのLarry Wallである。Perl 6のお話をするのだけど、言語そのものの拡張機能をビルトインするらしい。うは、Lisp的な。しかし、ふつーの利用者は、言語の文法を拡張したいのだろうか?シンタックスをばりばり変更拡張して、俺様言語を作るというのをふつーの利用者は望んでいるのだろうか。 うーむ。よくわからない。むしろ言語設計者の役割は、様々なプログラミング言語のアイデアを絶妙なバランスで取捨選択して、

  • ユメのチカラ: 取締役退任。生涯一プログラマ宣言。

    6月30日臨時株主総会において、ミラクル・リナックス株式会社の新取締役として、児玉崇、伊東達雄を選任し、それに続く、取締役会議により、新しい代表取締役として児玉崇を選任した。佐藤武前代表取締役社長は、取締役会長へ、わたしは取締役を退任した。 ここにご報告する。 さて、ここからが題(?)である。取締役を退任したからといってミラクル・リナックスを辞めるわけではない。今後は経営者という責任ある立場を退き一技術者としてミラクル・リナックスに貢献していく。 2000年6月にミラクル・リナックスを創業以来8年にわたって取締役CTOとしてミラクル・リナックスとともに歩んできたが、取締役というよりも、技術屋としてミラクル・リナックスのV1.0の開発、OSDL (Open Source Development Lab -- The Linux FOundationの前身)への参画、そしてAsianuxプロ

    jazzanova
    jazzanova 2008/07/01
  • ユメのチカラ: 群衆の叡知(えいち)サミット2008 - (WOCS2008Spring)

    群衆の叡知サミット2008に参加した。http://techstyle.jp/wocs/2008spring/ パネリストはわたしも含めて下記の方々。 # 伊藤久美氏(IBMビジネスコンサルティングサービス株式会社) # 伊藤直也氏(株式会社はてな) # 伊藤佳美氏(日ユニシス株式会社) # 生越昌己氏(WASP株式会社)ブログ # 楠正憲氏(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター) # 鈴木友峰氏(日立製作所) # 田代秀一氏(独立行政法人情報処理推進機構) # 谷川正剛氏(株式会社Prediction) # 徳力基彦氏(アジャイルメディア・ネットワーク) # 西田隆一氏(CNET Networks Japan) # 福岡秀幸氏(日電気株式会社) # 山口浩氏(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部) # 吉岡弘隆(ミラクル・リナックス株式会社) # チェア:岡田良

  • アジアのペンギン: YAPC::Asia 2008 Thu. 5/15 (1)

    アジアのペンギン 日中韓で共同開発しているAsianuxやアジア全般の話題、コアな技術記事、オープンソースに寄せる想いなど、盛りだくさんのブログです。

  • アジアのペンギン: YAPC::Asia 2008 Fri. 5/16 (2)

    YAPC::Asia 2008 に連日参加の tmorimoto です。毎年そうなのかは分かりませんが、平日2日間に渡って開催されました。平日に2日間というのは、中小企業に勤められている方にとって、参加が難しいのでは?と、個人的に思いました。大企業/ベンチャー系企業は、情報収集や技術研修という大義名分や代理や休日振替といった業務調整が容易だからです。 初日よりも2日目の方が私にとっては興味深い内容が盛り沢山でした。と言うのは、より(Web)サービス面からの Perl アプリケーションや事例紹介が多かったからです。 2日目に私が参加したセッションは以下の通りです。 Masahiro Nagano (‎kazeburo‎) - ‎memcached in mixi‎ Yoshinori TAKESAKO (‎takesako‎) - ‎How to defend Apache/CGI aga

  • ユメのチカラ: 自分が何をできるか

    対案のない批判は単なる床屋談義であり、新橋の飲み屋でやってくれという空気を感じたので、自分のできる事を考えた。 実のところ、新橋の飲み屋で楽しく飲むのは大好きである。飲めば飲むほど饒舌になる。単なるヨッパライのおやじである。ブログなんていうのは所詮世界規模のヨタ話である。閑話休題 まあ、偉い人を批判するのは簡単である。大企業を批判するのも簡単である。あー、すっきりした、という感じである。じゃあ、おまえは、どれだけエライのか。そーゆー感じである。ご説ごもっとも、おっしゃるとおりである。 わたしはコンピュータが好きだ。プログラムを読んだり作ったりすることが好きだ。こーゆー事を書くと、おめー頭おかしいんじゃないか、と思われたりするのだが、昔はそれを口外するのがはばかられた雰囲気があったのかもしれないが、この年になると憶面もなく、そーゆー事を声を大にして言う。別にそーゆーことを声を大にして言っても

    jazzanova
    jazzanova 2007/11/07
  • ユメのチカラ: 開発工程を別々に担当してはいけない

    古典的なウォータフォールモデルでは、ソフトウェア開発を要求仕様分析、概要設計、詳細設計、実装(コーディング)、内部テスト、統合テスト、運用、保守みたいな工程にわけ、通常は各工程を別々の人が担当するというような方法がよくおこなわれている。 特に、要求仕様の分析、概要設計などは上流工程などとよばれていて、詳細設計、実装とは別の人ないしは組織が担当する。実装とかテストは下流工程などとよばれている。 よくあるパターンとしては元請けが上流工程を、下請け、孫請けが実装やテストなどを担当し、人月単価も下流の方が安い。 ウォーターフォールモデルでは各工程毎に成果物(仕様書や各種ドキュメント、プログラム)が大量に生産される。各フェーズ毎に定義された成果物がそろってから次のフェーズに移行するというのが建前なので、各フェーズでのドキュメントはどうしても冗長になりがちである。 一度固定した文書は次のフェーズで変更

    jazzanova
    jazzanova 2007/10/23
  • ユメのチカラ: プログラマの仕事はプログラムを読むことである

    ソフトウェア開発コストのほとんどは保守のコストだと言われている。各種統計がそれを示しているわけだけど、自分の実感とも合う。 古典的なウォータフォールモデルでは保守というのが意識されないか、あっても一番下流なので、その重要性に対する認識が非常に薄い。 保守という言葉は若干大げさな響きを持つが、プログラムの不具合の修正や、ちょっとした機能変更、機能追加などなど、運用していけば、つまりそのソフトウェアが利用されていれば必ず必要なものである。保守されていないソフトウェアは早晩利用されなくなるか、既に利用されていないかである。 Unixの哲学を持ち出すまでもなく、優れたプログラマはプログラムを書くのではなく、再利用する。いかにしてプログラムを書く機会を減らすか虎視眈々としている。可能な限り再利用して、どうしても書かざるを得ない場合はリサイクルをしちゃったりする。(プログラマにとってのReduce/R

  • ユメのチカラ: Rubyって何よ。

    先日、NHK土曜ドラマ「ハゲタカ」の事をこのブログで書いたものだから(「ハゲタカ」、「職人気質」など)、日頃このブログの読者でない方も多数訪問されている。ご訪問ご苦労さまです。45度おじぎ。(ぺこり) ハゲタカファンの皆様にとってはこのブログ、わけのわからない、Rubyだ、オープンソースだ、gdbの使い方だで、ほとんど興味を引かないものばかりかと思うのだが、ここは一つ、ハゲタカファンの皆様にRubyについて、お話をしてみたいと思う。 Rubyというのは、まつもとゆきひろという一人のプログラマが作ったソフトウェアである。(ふむふむ)。ソフトウェアを記述する言語のことをプログラミング言語というのであるが、Rubyはそのプログラミング言語の一種である。(ふーん)世界には様々なプログラミング言語があるのだけど、Rubyは赤丸急上昇の人気言語なのである。 ソフトウェアの世界にも流行すたりがある。プロ

  • コアテクの路地: EUC-JP と Shift_JIS

    弊社ブログユメのチカラ で、MySQL で ujis の 0x5C が sjis の 0x815F に変換されてしまう問題 が取り上げられていましたので、なぜ、そのような変換が行なわれるのか、そしてそのような実装が間違いとは言いきれない事を話たいと思います。 MySQL での ujis と sjis は、それぞれ、IANA で定義されている EUC-JP と Shift_JIS に相当します。 まずは、それぞれの定義を見てみましょう。 EUC-JP の定義 Name: Extended_UNIX_Code_Packed_Format_for_Japanese MIBenum: 18 Source: Standardized by OSF, UNIX International, and UNIX Systems         Laboratories Pacific.  Uses ISO

  • コアテクの路地: Emacs *scratch*

    こんにちは、tshojiです。前回から続きましてEmacsネタです。 前回はverilog-modeを扱っていましたので、Emacs上で簡単に式を評価する方法を紹介します。 *scratch*バッファはEmacs Lispを簡単に評価できるバッファです。 実際は [Meta-x] lisp-interaction-mode とすることで *scratch*バッファ以外でも 使用することができます。 例えば、電卓変わりに使用することはよく知られています。 式の最後で[Ctrl]+[j]キーを押すことで式の結果が出力されます。 ( 「>」から始まる行は表示される結果、「;;」から始まる行はコメントを表しています ) ---------------------------------------------- ;; 1 + 2の結果は? ( + 1 2 ) > 3 ---------------

  • コアテクの路地: NFSインストール

    今日は、Linux初級編として、ネットワークインストールについて書きます。 インストールの方法もいろいろあります。一般的なのが、CDメディアからのインストールです。その他にも、 HDDからインストール ネットワークインストール(FTP, NFS, HTTP) などあります。 今日はその中で、NFSを使ったネットワークインストールを紹介します。 まず、準備する物が、下記になります。 インストール対象マシン インストールのCDメディア NFSサーバ 次にNFSサーバの設定を行います。 インストールCDはML40、公開ディレクトリは "nfs/ML40"とします。 公開用のディレクトリを作成。 #mkdir -p /nfs/ML40 インストールCDメディア(1 of 2 )の内容をNFSの公開ディレクトリにコピー 1枚目CDを挿入後、mountを実施。 #mount /mnt/cdrom 公開

  • ユメのチカラ: トラブルシューティングの実際

    レガシーエンコーディングのプロジェクトなんかやったものだから中途半端に各種OSSの実装に詳しくなった。ノートPCには、開発環境が残っているので、ちょっとコードを覗いてみっか、という敷居がぐぐっと下って、すぐに当該ディレクトリにcdしてfindそしてegrepだ。 中途入社の方の日報に下記のような感想というか所感を見付けたので、早速返事を書いた。 >> サポート業務全般に言えるのだが、どこを調べれば >> よいという経験やノウハウが足りないので時間が >> かかってしまいます。これから知識や経験を >> 身に付けていかなくてはいけないと感じました。 わたしの返事:> どのように調べたかログをとっておくと後から > 役に立つのでおすすめです。 > > そしてそれを公開すれば、新人にも役にたつし > 達人からの突込みも期待できるので、自分の > 役にもたちます。 ログだよログ。そーゆーわけで、た

  • コアテクの路地: emacs プチ拡張(タグジャンプ)

    こんにちは。動物占いでチータと出た結果にどうも納得がいかないkyagi です。 さて、以前弊社ブログではソースコードをもっと早く便利に読む方法として関数や変数に一発でジャンプできる「タグジャンプ」機能を紹介しました。ただエディタとしてviのみの紹介にとどまっていたため、今回はそのemacs版を紹介いたします。 ただ設定ファイルの書き方を紹介しても面白くないと思いますので、今回はkyagiの思考のプロセスを追いつつ、emacs-lisp プログラミングにも突入していきます。 まず、前回までのおさらいです。カーネルソースのタグテーブルを作成するには $ cd /usr/src/linux $ make TAGS とするのでした。 emacs の基的な設定としてはこの後に設定ファイルである $HOME/.emacs に (setq tags-file-name "/usr/src/linux/

  • コアテクの路地: 素敵なペアプログラミング?

    3ヶ月くらい前から、10歳以上年が離れた若手と一緒にとあるプログラムのデバッグ作業をしています。ここでは彼をAくんと呼ぶことにします。この作業は、私は他の作業と掛け持ち、Aくんはほぼ専任、という体制で進めています。 このAくんは5月に入社したばかり、入社したときにはまだ19歳で新人歓迎会ではお酒が飲めなかったという、ピカピカの新入社員です。一方、私は、すでにこの業界13年目のそれなりの経験を積んできた、ややくたびれたエンジニア兼マネージャです。作業を始めた当初は、経験年数13年差がお互いにとってかなり負担でした。私が5秒で解決できる問題も、Aくんにとっては始めてのことですからなかなか解決できません。基的なコマンドの使い方、コードの読み方、仕事の進め方を手取り足取り教えなければならない状況でした。作業が煮詰まってくるとなかなか優しく教える余裕が持てず、きつく言ってしまうこともたびたびありま

  • コアテクの路地: エンジニアの働き甲斐を支えるもの

    弊社は、外から見ると外資系と勘違いされている人もいるが、実はわりと普通の(?)日の会社だ。ただし、ベンチャー企業には間違いない。私がこの会社に移ったときに「ミラクル(の仕事の仕方や雰囲気)は日()系ですか外資系ですか」と質問したのに対し、面談した武田氏の「私はベンチャー企業だと思ってこの会社に来た」という回答は今でも覚えている。 実際、ほとんどの社員は転職組であり、前職に様々なマイナス要因があったにせよ、あえてこの会社を選んだ理由に、ベンチャー特有の働き甲斐を含めていないわけがないだろう。 とはいえ、ベンチャーであれば常に働き甲斐があるわけではない。 私の失敗経験によると、働き甲斐があっても下記の場合にはうまくいかないようである。はじめに断っておくが、弊社においては下記のような事態には遭遇していないので、安心(?)して欲しい。 ・人に魅かれるエンジニアがカリスマの無い人に出会ってしまっ

  • 路地裏 ソース解読研究所: カーネルの勉強方法

    最近、カーネルダンプの記事を執筆するにあたって気づいたことがあります。 crashコマンドはカーネルの解析だけでなく、カーネルの勉強にも使えるのではないかと。 実は弊社では昨年度、カーネル勉強会と称して、カーネル初心者も対象に、適当にカーネルのソース単位で割り振りを決めて、勉強会を実施しました。 また、数年前、私がまだカーネルのことを知らなかったころのカーネル勉強会では、コンポーネント単位に割り振りを決めて、「詳解Linuxカーネル 第1版」あたりを参考にしながらカーネルの概念を勉強していった記憶があります。 さらに今年度は趣向を変えて、パッチ単位でカーネルがどのように変更されていくのか攻めてみようかとおもったりしています。 このようにLinuxカーネルのことを勉強するにはいろいろな方法があり、各自が各自の方法でLinuxカーネルのことを勉強していると思います。 その中では実際にコードを書

  • コアテクの路地: Linuxエンジニア≒はてなユーザ?

    ブログのアクセス解析をしていたときに気づいたことですが、はてなRSSはてなダイアリー、はてなブックマークからのアクセスが結構あることがわかりました。もちろん他のRSSリーダを経由しての訪問もありますが、一番人気があるのは、やはり「はてな」のサービスからです。そこで気になったのですが、Linuxを使っている方々はどれくらい「はてな」を使っているのでしょうか?私の予想では、結構いるのではないかと思います。 弊社の吉岡も個人ブログをはてなに持っているようですし、社内でもはてなを使っている人を見かけます。かくいう私も、始めてアクセスしたときはとっつきにくい印象を受けましたが、使い続けていくうちにその機能性の高さがわかり、今でははてなRSSを毎日使っています。 もし私の仮説のとおり「はてな」にたくさんのLinuxエンジニアがいるのなら、特にうちのようなLinux企業の場合、はてなのサービスを使うこ