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破綻したり倒産したりした企業の再生に取り組んでいる村松謙一弁護士の話をうかがっていて、統計的な数字で表れない実感に立脚する現場感覚の大切さを感じた。 経済合理性を追求して、弱い企業は退場して、強い企業が残るというのは、抽象的な経済システムの概念の中では成立するけれど、現実の生身の人間の生理や生活観を考えると必ずしも合理的なことは言えないのではないか。 ある限られた枠内で経済合理性を追求することが、例えば昔なら公害のようなことを引き起こしたわけだし、今で言えば人間の側に大きなストレスを強いている。そこまで含めて考えると実はまったく合理的ではない。村松さんは、そういうことを、現場で見つめている人だ。 実は、科学の世界でも似たようなことがある。ある文脈の中で最適化していくことが、実は全体からみるとまったく最適化できていないことがある。人間の社会については、まだそこが掴みきれていない。 村松さんは
破綻したり倒産したりした企業の再生に取り組んでいる村松謙一弁護士の話をうかがっていて、統計的な数字で表れない実感に立脚する現場感覚の大切さを感じた。 経済合理性を追求して、弱い企業は退場して、強い企業が残るというのは、抽象的な経済システムの概念の中では成立するけれど、現実の生身の人間の生理や生活観を考えると必ずしも合理的なことは言えないのではないか。 ある限られた枠内で経済合理性を追求することが、例えば昔なら公害のようなことを引き起こしたわけだし、今で言えば人間の側に大きなストレスを強いている。そこまで含めて考えると実はまったく合理的ではない。村松さんは、そういうことを、現場で見つめている人だ。 実は、科学の世界でも似たようなことがある。ある文脈の中で最適化していくことが、実は全体からみるとまったく最適化できていないことがある。人間の社会については、まだそこが掴みきれていない。 村松さんは
クオリティーの高い作品を絶え間なく生み出し続けている漫画家の浦沢直樹さんは、アイデアを生み出す時や非常に大切な1本の線を描く時に、座禅で言う「半眼」の状態に自分を置くと言う。 物を「見る」ためには脳を使う。外から入ってくるものだけを見るのではなくて、自分の内側にあるものを見るのも脳の大事な役割だ。それはなかなか難しいことで、外を見ることとなかなか両立しない。しかしクリエーターはそれができる。 これは危ういバランスの中に自分を投げ込むことだ。半ば現実を見ていて、半ば自分の内面、内なるイメージを見ている。それが浦沢さんの絶妙なバランス感覚だと思う。 浦沢さんは、アイデアを生み出すときに一切のメモを使わず、脳だけで考えている。 僕の経験でも、KJ法やアイデア創造を支援するソフトなどは、本質的に人と情報をシェアするといった場合には役立つが、核となるアイデアを生み出すことにはほとんど役に立たない。む
クオリティーの高い作品を絶え間なく生み出し続けている漫画家の浦沢直樹さんは、アイデアを生み出す時や非常に大切な1本の線を描く時に、座禅で言う「半眼」の状態に自分を置くと言う。 物を「見る」ためには脳を使う。外から入ってくるものだけを見るのではなくて、自分の内側にあるものを見るのも脳の大事な役割だ。それはなかなか難しいことで、外を見ることとなかなか両立しない。しかしクリエーターはそれができる。 これは危ういバランスの中に自分を投げ込むことだ。半ば現実を見ていて、半ば自分の内面、内なるイメージを見ている。それが浦沢さんの絶妙なバランス感覚だと思う。 浦沢さんは、アイデアを生み出すときに一切のメモを使わず、脳だけで考えている。 僕の経験でも、KJ法やアイデア創造を支援するソフトなどは、本質的に人と情報をシェアするといった場合には役立つが、核となるアイデアを生み出すことにはほとんど役に立たない。む
仕事の現場では、予想もしなかった様々なことが起こる。今回お話を伺った指揮者の大野和士さんの場合、歌手の声が出なくなったり、オーケストラがストライキしたといったことがあった。そういう時にどんなことがあっても動きを止めない、投げ出さないことがすごく大事なんだ。 危機管理において大野さんは素晴らしいものを持っている。常に代替案を出し、出した瞬間に行動している。それがまたダメになった時はすぐ別のことを考える。 大野さんの場合、音楽家として最善の演奏というものは頭にあるのだろうが、最善の演奏と言えないものになってしまったとしても決して投げないで、できる範囲の中で最善を尽くす。それが信頼を得る秘訣なのだろう。 指揮者というのはある意味でカリスマ性が必要で、皆がその後についていかなければならない。危機的な状況で何をして何を自らの責任として生き抜けるかを人は見ている。そういうことは付け焼き刃ではダメで、生
脳科学の2つの大きなテーマは、「学習」と「選択あるいは主体性」の問題である。脳が喜びを感じるためには、何をするにしても自分が「選べている」という感覚が重要だ。幻想かもしれないけれど、仕事しているときにも「やらされてる」感覚を持っているとダメ。みずから選んで仕事をしている感覚を持つことが大事だ。 今回、取り上げられていたゲストの方々は皆、自分でその仕事を選んでやっているという感じが強く出ている。 限られた時間で、いかに仕事をこなすか。こういう「時間活用術」と言うと「効率」のことばかり考えがちだが、もっと有機的な側面がある。いかに自分の行動や考えを有機的に組み合わせて、新しい発想といったものにつなげるかを考えると、いろいろと面白い可能性がある。 会社での仕事で言えば、ちょっと席を立って何かを取りにいかなきゃならないといった行為を、集中している仕事の句読点として意識化する。次の仕事にかかるときに
脳科学の2つの大きなテーマは、「学習」と「選択あるいは主体性」の問題である。脳が喜びを感じるためには、何をするにしても自分が「選べている」という感覚が重要だ。幻想かもしれないけれど、仕事しているときにも「やらされてる」感覚を持っているとダメ。みずから選んで仕事をしている感覚を持つことが大事だ。 今回、取り上げられていたゲストの方々は皆、自分でその仕事を選んでやっているという感じが強く出ている。 限られた時間で、いかに仕事をこなすか。こういう「時間活用術」と言うと「効率」のことばかり考えがちだが、もっと有機的な側面がある。いかに自分の行動や考えを有機的に組み合わせて、新しい発想といったものにつなげるかを考えると、いろいろと面白い可能性がある。 会社での仕事で言えば、ちょっと席を立って何かを取りにいかなきゃならないといった行為を、集中している仕事の句読点として意識化する。次の仕事にかかるときに
マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで最先端を行く石井裕さんに話をうかがって、日米の競争に対する考え方の違いを強烈に感じた。MITでは「誰もやったことがない」というのを評価する。そういう競争の風土からノーベル賞が63人も生まれてくるというのは、すごく日本の社会にとっては分かりやすいメッセージだ。 これに対して日本では、先輩がやったことを改良するような研究が評価される。前例がある研究が許され、逆に人と違うことをやると批判する風土がある。さらに、論文を何本書いたといったようなことを数値化して評価する誤った成果主義がはびこっている。そういうことが、いかにバカらしいかということを、石井さんがちゃんと言ってくださったのがうれしかった。 石井さんの研究分野はIT(情報技術)だが、今までこの分野で日本は第5世代コンピューターもひどい目に遭ったし、トロンの時もダメだった。インターネットでもそう
マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボで最先端を行く石井裕さんに話をうかがって、日米の競争に対する考え方の違いを強烈に感じた。MITでは「誰もやったことがない」というのを評価する。そういう競争の風土からノーベル賞が63人も生まれてくるというのは、すごく日本の社会にとっては分かりやすいメッセージだ。 これに対して日本では、先輩がやったことを改良するような研究が評価される。前例がある研究が許され、逆に人と違うことをやると批判する風土がある。さらに、論文を何本書いたといったようなことを数値化して評価する誤った成果主義がはびこっている。そういうことが、いかにバカらしいかということを、石井さんがちゃんと言ってくださったのがうれしかった。 石井さんの研究分野はIT(情報技術)だが、今までこの分野で日本は第5世代コンピューターもひどい目に遭ったし、トロンの時もダメだった。インターネットでもそう
プロが持つ、意識や感覚、といったものを簡潔な言葉に置き換えていく茂木さんの作業に、いつも感動しています。今回のコラムでは、最近忘れていた、近寄りがたい、という感覚を思い出させて下さったことが一番ありがたかったです。ところで、唐突ですし一見逆に見えるかもしれませんが、秀才は集中し、天才は分散する、といった傾向が見られるかと思います。この分散の程度や具合、分散されたもの同士の繋がり方、強さ、といったものが、天才特有の意識、感覚に繋がって、ときに、美しさを伴って表現・伝達されるのだと感じます。今回のコラムも、仕事のプロ(天才)が持つ、そういった感覚を伝えるに充分、と個人的に思っていましたが、他のコメントを見る限り、ビジネス誌が故に用いたであろう、成果主義、という言葉などが、皮肉にも、「集中する方々」へのメタファーとしては適切でなかったように感じます。(方々が集中された箇所に、適切さを感じる事は私
「全力を尽くした失敗は、人を感動させる」 今回お話を伺った庭師の北山安夫さんの言葉に僕は心を打たれた。北山さんは、1つの庭を10年、20年のスパンで手がけ、さらにそれが100年後、200年後にどうなるかを考えた仕事をしていらっしゃる。そこから導かれた流儀の1つにこうした価値観がある。 全力を尽くしたうえでの失敗は、手を抜いて成功するよりも良いことだ。しかもそれは人に感動を与えるという。これは、企業がどういう姿勢で経営していくかを考えるうえでも非常に重要なことだ。単に失敗してはいけないということではない。誠心誠意、全力で努力するということが大事なのだ。 例えば、不二家の問題にしても、なぜ消費者が怒ったのか。ベストを尽くしていて、それでも仕方がなく品質の悪いものがたまたま出てしまったのであれば、そんなに怒らなかったはずだ。食品を扱う会社が、いい加減な姿勢だったということに怒ったのだ。 「失敗を
失敗した経験をどう評価するのか。 シリコンバレーのハイテクベンチャーの中枢にいる渡辺誠一郎さんのお話で、最も印象に残ったのは、日米の「失敗」に対する考え方の違いだった。 シリコンバレーでは、失敗した経験があること自体を、次の企業の採用担当者やベンチャーキャピタルなどが、1つのキャリアとして評価するという。しかも概念的に、哲学としてそれが理想だというようなものではなく採用などの面で評価するところが興味深い。 脳の学習理論としては、失敗と成功のメリハリの中から人は学ぶ。試行錯誤で学ぶしかないので、絶対に失敗してはならないということでは、学習のしようがない。失敗を許さない日本の企業経営の考え方では、ビジネスは学習することではなく別のものだと言えるだろう。こうしたところにイノベーションのスピードが大きくならない理由があるのではないか。 失敗が評価される仕組みは、広い意味での科学主義だと思う。ある証
YouTubeだけじゃない!無料オンラインTVを見れる33サイト+日本の6サイト 管理人 @ 6月 21日 09:45am Google Video, YouTube 日本版YouTubeが話題を呼んでいますが、オンラインでテレビを見れるサイトは他にもたくさんあります。Mashable!で紹介された、33サイト+日本のテレビサイトを合わせてご紹介。 YouTube 日本語でも利用できる超有名サイト。ユーザーがアップロードしたビデオやスカパーや米CBSニュースなど盛りだくさんです。 Joost パソコンにインストールして視聴する、P2Pシステムを使ったオンラインテレビです。そのユーザーインターフェースは衝撃を受けるくらいCOOLです。 まだベータ版で一般には公開されていませんが、メールアドレスを登録して、公開のときにいち早く使えるようにしておきましょう。 筆者はアカウントを限定的に取得できる
日本商環境設計家協会(JCD)は、「JCDデザインアワード2007」の公開審査を6月19日に実施し、中村竜治氏設計のメガネ店「JIN'S GLOBAL STANDARD NAGAREYAMA」を大賞として選んだ。
日本商環境設計家協会(JCD)は、「JCDデザインアワード2007」の公開審査を6月19日に実施し、中村竜治氏設計のメガネ店「JIN'S GLOBAL STANDARD NAGAREYAMA」を大賞として選んだ。
Webマーケティングガイドでは、インターネット動画広告に関する調査を企画し、株式会社エルゴ・ブレインズが運営するターゲットリサーチのリサーチパネルに対してインターネット調査を行った。 インターネット動画広告を見たことがあるユーザーのみを対象に調査を行った結果、過去に動画広告をきっかけにして商品を購入したことのあるユーザーは15%弱だったが、今後、動画広告をきっかけに商品の購入に影響があると回答したユーザーは50%以上に及んでいることが分かった。 今回の調査対象は、16〜49歳の男女で、インターネット動画広告を見たことがあるインターネットユーザー322人。男女比は男性が42.5%、女性が57.5%となった。 Q1では、動画広告と動画広告中に掲載されているバナーを見て、それぞれどんな印象を受けたかを尋ねた。すると、動画広告に関しては、「印象に残る」が34.2%と最も多く、次いで「特になし」が3
提言「豊かな生活の実現に向けた経済政策のあり方」公表 −国民全体の生活水準の向上と今後必要なセーフティネットの基本的な方向性などを提示/政府・与党等に建議 日本経団連(御手洗冨士夫会長)は19日、提言「豊かな生活の実現に向けた経済政策のあり方」を公表し、政府・与党等関係方面に建議した。提言は、国民全体の生活水準を向上させ、経済的格差の固定化を防ぐための経済政策のあり方、今後必要とされるセーフティネットの基本的な方向等を示すものである。同提言の概要は、次のとおり。 日本の所得・資産の水準および格差の状況と将来への懸念事項 日本の所得・資産の水準について、現時点で利用可能なデータで国際比較を行うと、1人当たり国民総所得はOECD諸国の平均を上回り、1人当たり保有純資産額は世界の上位に位置付けられる。また経済的格差について、所得面での不平等はOECD諸国の平均程度、資産面では国際的に最も平等な国
企業の中核人材育成をめざす 日本経団連は、「プロフェッショナルのコアスキルを学ぶ」を総合テーマに、企業の中核人材の育成をめざす「日本経団連グリーンフォーラム」第2期をスタート、5月22日に開講式を都内で開催した。 開講式には、メンバーとなる企業の部課長クラス28名のほか、アドバイザーの関島康雄・3Dラーニング・アソシエイツ代表、大久保幸夫・リクルートワークス研究所所長、および講師の菅野誠二・ボナ・ヴィータ代表取締役と、第1期修了生2名が出席。アドバイザー、講師、修了生のあいさつに続き今期メンバーが自己紹介を行い、参加に当たっての意気込みや抱負などを語った。開講式後に行われた懇親会では、チーフアドバイザーを務める草刈隆郎・日本経団連副会長が、参加者に激励の言葉を贈った。 開講式であいさつした関島アドバイザーは、受講生にまず、グローバルな視点が不可欠であることを示唆。その上で、「自分が持ってい
「企画提案」「問題解決」「人間力」「専門能力」。筆者はこの4つを、ビジネスマンに必要な能力と考えている。これらすべての能力に秀でていれば、管理職として適任だろうが、人はそれぞれ強みと弱みを持つ。実際には、仕事の経験や上司の評価などを通じて、自分の強みとなる能力を伸ばし、弱みを克服する。その繰り返しが“ビジネス人生”だ。 その際、男性と女性とでは多少事情が異なることがある。男性には、社内のあらゆるランクに先輩がいるため、「この人のようになりたい」「この人のようにはなりたくない」という、社会的なモデリングがしやすい。その先輩と一緒に仕事をするだけでなく、仕事帰りに飲んで話して時には怒られて…、といった社内外のつき合いを通じて、様々なことを自動的に学べるようになっている。「あの件は、トップが先方の役員に頼んで成約したんだ」「あの部長はできる人だけれど、酒癖が悪くて」。…そんな飲み会の席での話を耳
このところぼんやり考えているが結論も出ないことがある。ただ、考えあぐねてきたので、少しブログにでも書いてみようかな。モラルの低い人を傍観する時のことだ。 話は私事からが切り出しやすい。私は沖縄で八年暮らしそれから東京に戻って四年になる。東京に戻ったころ、とにかくいやだったのは自転車だった。私は高校を自転車通学したくらいだから、自転車自体がいやということはない。が、その頃思ったのは、自転車に乗っている人のモラルがこんなにも低下していたのかという驚きだった。八年のうちに東京が変わったのか、それとも沖縄には自転車が少ないせいもあって感覚が変わったのか。個人的には前者のようにも思えた。私は、歩道を突っ走る自転車や二人乗り、無灯火、そういうやつらに誰彼かまわずどやしつけた。無法な警官もどやしつけた。ブログにも書いた。どうなったか。罵倒コメントをたくさんいただいた。そりゃそうだろ、世の中にあれだけ自転
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