薬を処方するということについて、思うところを書く。 90代女性 嗜銀顆粒性認知症疑い (現病歴) 現在、娘さんと同居中。 もの忘れ(同じ事の確認)が増えたため、認知症を疑った娘さんは3年前に〇〇病院を受診した。 しかし、診断名は告げられずに「取り敢えず、これを使って治療してみましょう」とイクセロンパッチが処方された。 4.5mgから始まり18mgまで増量されたが、特に改善はなかった。 その後、かかりつけの〇〇医院で処方が継続となったが、本人が痒みを訴えたため中止。代わりにメマリーが処方され、5mgで開始し15mgまで増量されたが、やはり何も変わらなかった。 娘さんは、どこの部分を指して認知症とされているのか、よく分からないとのこと。 担当のケアマネさんに、「今後施設に入居する場合、認知症の状態を知っていたほうがいい」と言われ、当院の受診を勧められた。 見た目は穏やか。「娘がいるから安心」と
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