NVIDIA,ノートPC向けの新技術「Optimus」発表。3D性能とバッテリー持続時間の両立を図る ライター:米田 聡 Optimusのロゴ 2010年2月9日23:00,NVIDIAは,ノートPC向けの新技術「Optimus」(オプティマス,正式名称 NVIDIA Optimus Technology)を発表した。CPUやチップセットに統合されたグラフィックス機能(以下,便宜的にIGPと表記)と,ノートPC向けGPUを,シームレスに切り替えるというものだ。 消費電力や発熱が少ない代わりに3D性能や並列処理性能が極めて低いIGPと,その逆の特性を持つ単体GPU。既存の「Switchable Graphics」(あるいは「Hybrid SLI」の「HybridPower」)だと,ユーザーは両者を手動で切り替えねばならなかったが,この手間を解消しようというのが,このOptimusである。 G
エントリー市場の主役交代を告げる“最後のピース” SAPPHIRE HD 5570 1GB DDR3 PCIE Text by 宮崎真一 SAPPHIRE HD 5570 1GB DDR3 PCIE(国内製品名:SAPPHIRE HD 5570 1GB DDR3 PCI-E VGA/DVI/DP) メーカー:Sapphire Technology 問い合わせ先:アスク(販売代理店) info@ask-corp.co.jp 予想実売価格:9000円台後半(※2010年2月9日現在) 日本時間2010年2月9日14:01,AMDは,エントリー市場向けGPUの新モデル「ATI Radeon HD 5570」(以下,HD 5570)を発表した。 型番から想像できるとおり,本製品は,1月に登場の「ATI Radeon HD 5670」(以下,HD 5670)と,先週リリースされた「ATI Radeo
Google マップでは、地名やお店の名前、駅名など、様々な場所を探すことができます。でも、ふと気づくと同じ地名やレストランを何度も検索していた、ということはないでしょうか? 実は、統計的にも、地図検索では過去に探した場所の再検索が多いことがわかっています。 今回新たに登場した「パーソナルサジェスト」は、Google マップの検索ボックス内に入力した過去のキーワードを元に、地名やレストラン、カテゴリなどがサジェストされる機能です。例えば、「Google マップで、渋谷にあるラーメン屋さんを探して行ったけれど、どこだったかわからなくなってしまった」。そんな時も、「渋谷」もしくは「ラーメン」と入力すれば、過去の検索に該当したラーメン屋さんが再度サジェストされるので、同じお店を探すことができます。場合によっては入力した最初の1 文字か2 文字目で探したい場所が出てくるかもしれません。 パーソナル
これまで著作権法は、主にデジタルコンテンツ配信の面でブレーキになることが多く、それに対応する策が数々講じられてきた。しかしながら現状は、ネット権構想にしてもフェアユース導入にしても、いまひとつ具体的な成果や仕組みの転換にはさしかかっていない。 先日発表されたApple「iPad」をきっかけに、日本でも電子出版に対する機運が高まってくると思いきや、出版、特に雑誌、新聞業界の反応は冷ややかで、熱狂で迎えるとはほど遠い状況である。やはり既存インフラである紙の製本・出版・販売といったものへの影響を懸念しているのか、電子出版特有の値頃感とスピード感を出すまでにはなかなか至らないようである。 次いで筆者がもうひとつ懸念しているのは、著作権法による技術振興へのブレーキだ。今年1月に行なわれたInternational CES 2010では、東芝が米国向けCELL TV(日本名 CELL REGZA)に、
インテルチップセット編の最後は、サーバー向けおよび組み込み向けチップセットである。もっとも、このあたりの分類も実はちょっと怪しかったりするのだが、まずは大雑把な流れを紹介していきたい。 もともとインテルが長らくプロセッサーバスにShared Bus構造をとっていたのは、マルチプロセッサーの構成を簡単に作れるためだった。「Pentium」の時代からデュアルCPU構成は実際に利用されていたし、「Pentium Pro」では「Intel 450GX」と組み合わせることで4 CPUの構成が構築できた。これはその後「Pentium II/III」になってからも引き継がれ、実際「Intel 450NX」では、FSBが100MHz限定ながら4プロセッサー構成を取れるようになっていた。 ただし、この頃まではデスクトップ向けとサーバー向けがかなりごっちゃになっていたが、Pentium IIIの登場後、Int
世の中はすっかり地デジモードだが、まだアナログ放送用のレコーダーを使っている人も多いはず。そして、おそらく「そろそろ地デジ用レコーダーに買い替えたい」ともお考えだろう。今回は、アナログレコーダーをお使いの方が、いつまで使い続けることができるのか考えてみよう。 アナログレコーダーは、2011年7月24日のアナログ停波以降、使い道がなくなると思いこんでいる方は多いはず。確かにその通りだが、まったく使い道がなくなるわけではない。ひとつは、アナログのビデオカメラを持っている人だ。自分で撮影したビデオをハードディスクにダビングして、テレビで見たりDVD-Rに保存する分には、アナログ放送が停波していても関係がない。 また、アナログ停波してしまうと、テレビ番組の録画ができなくなると思っている人が多いが、ほとんどのレコーダーにはシンクロ録画という機能があって、これを使えば地デジ放送も録画できる。もちろん、
聞けば、2010年はActive Directoryの誕生から10周年にあたるのだそうだ。なるほど、Windows 2000(その名の通り、2000年の発売だ)の登場と合わせてActive Directoryが登場したのだから、そういうことになる。もうWindows 2000の登場から10年も経つのか…という話はともかく。 単にhow to的なことを書いても面白くないので、10周年という節目に合わせてActive Directory前史から振り返ってみるのも一興かと思い、記事をひとつ、したためてみた次第だ。 Windows Server 各バージョンの画面 NTドメインには、さらに前がある 現在のWindowsでは、基本的に同じものをベースにしてクライアント用(デスクトップ用ともいう)とサーバ用の製品を派生させる形をとっている。しかし昔は、サーバ用のOSとクライアント用のOSはまったくの別
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く