CUDA Coreは768基のまま据え置きであるが、動作周波数は925MHzから980MHzに引き上げられたとともに、より上位のGeForce GTX 660では有効になっていたGPU Boostをサポートして最大1,033MHz(これはGTX 660と同じ)まで動作周波数をあげる事が可能だ(Photo02)。 またメモリも、GeForce GTX 650 Tiは128bit幅/5.4GHzの1GB構成であるが、GeForce GTX 650 Ti BOOSTでは192bit幅/6GHzの2GB構成となっている。ただこうなると当然ながら消費電力は増えており、TDPはGeForce GTX 650 Tiの110WからGeForce GTX 650 Ti BOOSTでは140Wとされた。140WというのはGeForce GTX 660と同じ値であり、こうなってくるとGeForce GTX 65
[GDC 2013]PC版「TOMB RAIDER」は髪がすごい。ララ・クロフト秘伝のヘアケア技術教えます ライター:西川善司 日本では2013年4月25日の発売が予定されている「TOMB RAIDER」(PC / PlayStation 3 / Xbox 360)。そのPC版で実装される毛髪レンダリングの解説セッションが,「Game Developers Conference 2013」で「A Survivor Reborn: Tomb Raider on DX11」(ララの復活:DirectX 11版TOMB RAIDER)として開催された。 PC版TOMB RAIDERは髪がすごい 新生TOMB RAIDERのPC版は,ゲーム機版とは異なり,DirectX 11にフル対応のレンダリングエンジンが採用されている。今回のセッションでは最初に,PC版TOMB RAIDERのさまざまな要素技
「破壊された破片がプルプル震えない物理シミュレーション」が,PS4世代のグラフィックス表現を変える ライター:西川善司 「GPU Technology Conference 2013」(以下,GTC 2013)では,GPUベースの物理シミュレーションがらみの講演が多く行われ,なかには,ゲームのリアルタイムグラフィックスに応用できそうな手法を解説するものもあった。 Richard Tonge氏(PhysX Principal Engineer, NVIDIA) 今回はそうした講演の中から,NVIDIAのPhysX開発チームでPhysXプリンシパルエンジニアを務めるRichard Tonge(リチャード・タン)氏による講演,「GPUベースの剛体物理シミュレーション」(GPU Rigid Body Dynamics)についてレポートしたい。 次世代のゲームグラフィックスに使われるかもしれない,リ
169ドルで市場投入される“GTX 660の弟分”は買いなのか GeForce GTX 650 Ti BOOST (GeForce GTX 650 Ti BOOSTリファレンスカード) Text by 宮崎真一 GTX 650 Ti BOOSTリファレンスカード 日本時間2013年3月26日21:00,NVIDIAはミドルクラス市場向けの新型GPU「GeForce GTX 650 Ti BOOST」(以下,GTX 650 Ti BOOST)を発表した。 その製品名から想像がつくとおり,既存の「GeForce GTX 650 Ti」(以下,GTX 650 Ti)へ,負荷状況に応じた自動クロックアップ機能「GPU Boost」を追加したという位置づけの製品だ。 搭載カードの実勢価格が1万円台前半から購入できるGTX 650 Tiと,2万円台前半からとなる「GeForce GTX 660」(※価
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