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2016年1月5日のブックマーク (9件)

  • 周期表に日本発の元素が追加-113番元素の命名権を日本の研究グループが獲得

    理化学研究所(理研)は12月31日、理研 仁科加速器研究センター超重元素研究グループの森田浩介グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)を中心とする研究グループ(森田グループ)が発見した「113番元素」を、国際機関が新元素であると認定し、同グループに同元素の命名権が与えられたと発表した。欧米諸国以外の研究グループに命名権が与えられるのは初めてで、元素周期表にアジアの国としては初めて、日発の元素が加わることとなる。 同グループはこれまで3度、新元素の合成を報告していたが、ロシアと米国の共同研究グループも同元素の合成を別手法により行い、その発見を主張していた。今回の決定は、国際純正・応用化学連合(IUPAC:International Union of Pure and Applied Chemistry)」と「国際純粋・応用物理学連合(IUPAP:International Un

    周期表に日本発の元素が追加-113番元素の命名権を日本の研究グループが獲得
  • 「はやぶさ2」地球スイングバイの誘導精度は300m、観測機器の健全性も確認

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月24日、小惑星探査機「はやぶさ2」が同月3日に実施した地球スイングバイについて、結果の詳細を報告した。すでに、地球スイングバイが成功だったことは14日のプレスリリースで公表されていたが、今回、誤差300mという高い精度で軌道誘導できていたことなどが明らかになった。

    「はやぶさ2」地球スイングバイの誘導精度は300m、観測機器の健全性も確認
  • ロシア宇宙開発、起死回生なるか - 新型補給船「プラグリェースMS」初飛行

    40年近くもの間、「プラグリェース」と名付けられたロシアの無人補給船は、「サリュート」や「ミール」、そして国際宇宙ステーションといった宇宙ステーションに向けて、「宇宙の定期便」として運用に必要不可欠な補給物資を送り届けてきた。 プラグリェースは有人宇宙船「サユース」をもとに開発され、サユースが改良されると共に、プラグリェースも改良を、あるいはその逆もまた然りと、両者は常に一心同体となって、宇宙開発の歴史を歩み続けてきた。 そして12月21日、最新の、そしておそらく最後となる改良が施された「プラグリェースMS」が宇宙に飛び立った。プラグリェースMSとはどんな補給船なのか、従来のプラグリェース補給船から何が変わったのか。そして、その先にどんな意味があるのかについて見ていきたい。

    ロシア宇宙開発、起死回生なるか - 新型補給船「プラグリェースMS」初飛行
  • 「隼は舞い降りた」 - スペースXのロケット着陸成功、挑戦の歴史と意義

    米国の宇宙開発企業「スペースX」は12月21日(現地時間)、人工衛星を打ち上げた「ファルコン9」ロケットの第1段機体を、打ち上げ場所のすぐ近くに、垂直に着陸させる試験に成功した。これまでSFの中では何度も描かれてきた光景が、歴史上初めて、現実のものになった。 稿では、この成功の意義と、これまでの挑戦の歴史、そしてスペースXの狙いとは何かについて解説する。 人工衛星を打ち上げたロケットが帰ってきた 人工衛星を打ち上げたロケットが地上に帰ってくる―それは長い間、夢物語だった。多くのロケットは打ち上げごとに使い捨てているが、ロケットが地上に帰ってくることができれば、整備し、推進剤を補給すれば再度飛ばすことができる。 そんな飛行機のように運用できるロケットが実現できれば、宇宙飛行にかかるコストが大幅に削減できると言われていた。だが、技術的な困難さから、世界中の宇宙機関が半ば諦めた構想でもあった。

    「隼は舞い降りた」 - スペースXのロケット着陸成功、挑戦の歴史と意義
  • 新しく生まれ変わったイプシロン…「強化型」では何が変わったのか

    強化型では第2段を一新! 強化型イプシロンでは、より大型の衛星に対応できるよう、「打ち上げ能力の向上」「衛星搭載スペースの拡大」という、2つの課題が与えられた。この2つを両立する方法として考えられたのが、第2段の大型化だ。 2013年9月に打ち上げられた試験機(イプシロンロケット1号機)の第2段モーター「M-34c」は、M-Vロケットの第3段モーター「M-34」をベースに改良したもので、直径は2.2m、推進剤の量は約10.7tだった。これに対し、強化型イプシロンで新開発したM-35では、直径は2.6mになり、推進剤は約15.0tと、4割ほど増量している。 これにより、ロケットの打ち上げ能力(太陽同期軌道)は、試験機の450kgから、590kgへと3割もアップする。また試験機の第2段はフェアリング内に格納されていたが、大型化によりフェアリング外に出たため、その分、衛星を搭載するスペース(包絡

    新しく生まれ変わったイプシロン…「強化型」では何が変わったのか
  • 米スペースXの「ファルコン9」ロケット、第1段機体の着陸に成功

    米国のスペースXは12月21日(現地時間)、通信衛星「OG2」11機を搭載した「ファルコン9」ロケットの打ち上げに成功した。ファルコン9の打ち上げは、今年6月の失敗以来初となった。また、ロケットの第1段機体の地上への着陸にも成功し、世界初の快挙を成し遂げた。 同ロケットは日時間12月22日10時29分(米東部標準時12月21日20時29分)、米国のフロリダ州にあるケイプ・カナヴェラル空軍ステーションの第40発射台から離昇した。ロケットは順調に飛行し、約15分後から11機のOG2を順次分離し、すべてを所定の軌道に投入した。 OG2は米国のオーブコムが運用する衛星で、シエラ・ネヴァダによって製造された。オーブコムは地球低軌道を多くの衛星を展開し、山や海などの通信インフラが整っていない場所などを対象にした通信サービスを展開している。OG2はその次世代機となる。各衛星の質量は172kg、設計寿命

    米スペースXの「ファルコン9」ロケット、第1段機体の着陸に成功
  • PCテクノロジートレンド 2016 - 次世代CPU/GPU、メモリはどうなる?

    皆さま、あけましておめでとうございます。年もよろしくお願いします。 ……とか書いてる今はまだ12月29日なんですけどね。それはともかく。2015年はProcessが不調な年であり、主要なチップメーカーがそろって新製品を出せずに苦労した年でしたが、これは2016年も続くことになりそうです。 半導体製造における"鍵"を握ってるのが「Process」という状況に変わりはありません。そんな訳で2016年のPCテクノロジートレンドもまずProcessから話をしていこうと思います。 編集注:PCテクノロジートレンドといえば、「スタッフの方の写真」ということで今回はスタッフ「まめっち」さんの写真をお送りいただきました。記事の各所にご登場いただいております Intel 14nmは落ち着きを見せるもまだまだ課題が 不調が続くIntelの14nm世代。Photo02~Photo04は2014年のInvest

    PCテクノロジートレンド 2016 - 次世代CPU/GPU、メモリはどうなる?
  • ARM TechCon 2015に見る最新プロセス技術の動向 - TSMC、Samsung、GLOBALFOUNDRIESまで

    レポート ARM TechCon 2015に見る最新プロセス技術の動向 - TSMC、Samsung、GLOBALFOUNDRIESまで 2015年11月に米サンタクララで開催されたARM TechCon 2015のレポートは既に3ほどお届けした(その1、その2、その3)が、このレポートはちょっと毛色を変えて、そこで紹介された各ファウンダリのプロセス技術をまとめてみたいと思う。 12月に開催されたARM Tech Symposiaの場合、日国内の半導体メーカーの減少に加え、新規にARMのIPを使って自社専用のASICを起こそうという顧客も少なくなったので、ARMの最新技術と、パートナー企業によるARMのIPを使って製造されたSoC(アプリケーションプロセッサとMCU)の製品紹介が主になる。 しかし、ARM TechConの場合、実際に自社でASICあるいはASSPを作ろうと計画している

    ARM TechCon 2015に見る最新プロセス技術の動向 - TSMC、Samsung、GLOBALFOUNDRIESまで
  • Windowsスマートチューニング(372) Win 10編: 通知履歴をクリーニングする

    こんにちは、阿久津です。読者の方から通知領域のアイコンのクリーニングに関する質問を頂きました。過去の記事ではWindows 7を対象にチューニングを行いましたが、Windows 8.xでも適用可能か? という質問です。 Windowsのバージョンを問わず、通知領域の履歴情報はHKEY_CURRENT_USER\ SOFTWARE\Classes\Local Settings\Software\Microsoft\Windows\ CurrentVersion\TrayNotifyキーのバイナリ値「IconStreams」などで管理されてきました。Windows 8.xは、Windows 7と動作ロジックに差はないため、以前紹介した操作やバッチファイルをそのまま使用できます。 しかし、Windows 10は少々異なるようです(図01~02)。 上図のとおり、Windows 10はバイナリ値「

    Windowsスマートチューニング(372) Win 10編: 通知履歴をクリーニングする