予定通りに小惑星リュウグウに到着 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月27日、16時より記者会見を開催、小惑星探査機「はやぶさ2」のリュウグウ到着について説明した。はやぶさ2はこの日、探査の"ベースキャンプ"となるホームポジション(リュウグウから約20kmの地点)に到着。これにより、往路は完走となり、いよいよ今後、小惑星近傍での運用が始まることになる。 到着確認後の集合写真 (C)ISAS/JAXA はやぶさ2は同日、朝の運用でコマンドを送信。9時30分頃にX軸方向に、続いて9時35分頃にZ軸方向に、化学推進系(RCS)の噴射を行った。LIDAR(レーザー高度計)で計測し、距離が約20kmであること(正確には20.7km)、そして距離を維持できていること(相対速度は秒速1cm以下)を確認し、予定通り、リュウグウへの到着を果たした。 到着時のドップラーシフト。9時51分に受信したところで速
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