対応アプリや拡張カードが出回るきっかけとなった IBM-PC 最初の1年に10万台近くを売り上げたという初代IBM-PCであるが、最初の4万台のオーダーは発売初日に集まったという話もあったらしい。あるディーラーなど、納期を約束できなかったにも関わらず22件の前払い金をそれぞれ1000ドルずつ受け取った、というから剛毅な話である。 画像の出典は、IBM Archives なんとなくTRS-80発売時の騒ぎを彷彿するものがあるが、あちらは299ドルのマシン、こちらは最低でも1500ドル以上のマシンであることを考えると、1日で4万台というのはものすごいことだ。 このニュースを紹介した米BYTE紙は、「4万台の9割はソフトウェア開発者からのものだろう」と推定しているが、さもありなんという感じではある。 逆に言えば、多数の開発者が飛びついたということは、やがて多数のアプリケーションが出ることが予測さ
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