149ドルの“R9 270 LE”兼“高クロック版HD 7850”は,居場所を確保できるか Radeon R7 265 Text by 宮崎真一 日本AMDから入手したSapphire製R7 265カード 2014年2月13日22:00,AMDは,Radeon R7 200シリーズの新製品となるデスクトップPC向けGPU「Radeon R7 265」(以下,R7 265)を発表した。北米市場における搭載グラフィックスカードの想定売価は149ドル。高付加価値モデルを除く搭載カードの国内実勢価格が1万9000〜2万3000円程度(※2014年2月13日現在)となる「Radeon R9 270」(以下,R9 270)と,同1万6000〜2万円程度になっている「Radeon R7 260X」(以下,R7 260X)の間に入ってくる製品だ。 価格帯的にはけっこう窮屈なところへ投入されることになるわけ
レビュー "Mantle"のパフォーマンスを確認する - 対応ゲームでどれほどの性能向上がみられるのか? 2013年10月のRadeon Rシリーズ発表時から、AMDがことあるごとに「目玉」として紹介してきたグラフィックスAPI「Mantle」。ようやく対応ソフトウェアとドライバがそろったので、あらためておさらいと性能評価をしておきたい。 AMDが昨年10月にその存在を明らかにしたMantle API。GCNアーキテクチャに対応しており、ゲームタイトルとしてはBattlefield 4がこれにあわせて作りこまれていることが明らかにされていた。 そのBattlefield 4は2013年中に発売されたものの、当初は通常版のみでMantleに対応したバージョンは2013年末の登場とアナウンスされていた。その後、リリースが一度延期になった後、1月末にUpdateの形でMantle対応Battle
Mantle版Battlefield 4を試す。APU+GPU構成時に衝撃的な性能向上を確認 ライター:宮崎真一 2014年2月3日の記事でお伝えしたとおり,AMDから,同社独自のグラフィックスAPI「Mantle」(マントル)にβ対応した公式最新β版グラフィックスドライバ「Catalyst 14.1 Beta1.6」(以下,Catalyst 14.1 Beta)が公開になった。それに先立つ形で1月30日には,世界初のMantle対応タイトルとしてかねてより予告されていた「Battlefield 4」(以下,BF4)のMantle対応がいち早く実現されているため(関連記事),エンドユーザーがMantle版BF4を実現する環境がこれで整ったわけだ。 AMDの主張によれば,Mantleによって,BF4はDirectX 11モードと比べて最大45%の性能向上が得られるとのことだが,実際のところは
メモリ・CPUコア・GPGPUの性能検証とOCで,その立ち位置を明らかにする A10-7850K Text by 宮崎真一 A10-7850K 「Kaveri」(カヴェリ)という開発コードネームで知られていた,AMDの新世代主力APU。その発表時点におけるデスクトップPC向け最上位モデル「A10-7850K with Radeon R7 Graphics」(以下,A10-7850K)のレビュー後編をお届けしたい。単体での3Dゲーム性能をテストした前編では,マザーボードやDDR3-2400の対応状況が不明瞭ながら,高い性能と低い消費電力は魅力というまとめになったが,後編では,前編で触れられなかったCPUコア性能など,細かい部分を見ていこうと思う。 AMDの新世代APU「Kaveri」はどれだけ速い? 3D性能と消費電力に迫る「A10-7850K」レビュー前編 メモリによる性能の違いからオーバ
AMD派の人々には待ちに待った「Kaveri」(開発コード名)が1月14日、Desktop向けからリリースされることになった。既報の通り、最上位モデル「A10-7850K」はSteamrollerベースの4コアにGCNベースのRADEON GPU Coreを8コア統合した製品となっており、CESの会場ではIntelのCore i5-4670Kとの性能比較が示され、非常に良い成績を収めたとされた。 さて、今回このKaveriの評価キットを入手したのだが、時間が短すぎてテストがまだ終わりきっていない。そんなこともあって、今回は前世代製品であるRichland(A10-6800K)との性能比較のみをまずはお届けする事としたい。また筆者のレポートではおなじみRMMA系も今回分析が間に合わなかったので、これは後送りとさせていただく。まずは速報、ということで御了承いただきたい。 今回発表になったのは、
APUが目指した1つのゴール「Kaveri」のアーキテクチャを読み解く。SteamrollerコアとGCN世代GPU,そしてHSAが実現するものとは? ライター:西川善司 2014年1月14日22:01,AMDは新世代のAPU「Kaveri」(カヴェリ,開発コードネーム)の第1弾製品を発表した。2011年からAPUを投入し続けていたAMDにとって,ひとまずのゴールである「Heterogeneous System Architecture」(以下,HSA)を実現した記念すべき製品である。 Kaveriは,2011年からAMDが推進してきたAPUの完成形といえる存在だ Joe Macri氏(Product CTO and CVP Global business units,AMD) Kaveriのラインナップや性能の概要については,14日掲載の記事を参照してもらうとして,本稿では,北米時間1月
ついに登場した第4世代APU「Kaveri」,その3D性能と消費電力に迫る A10-7850K with Radeon R7 Graphics Text by 宮崎真一 A10-7850Kの製品ボックス 2014年1月14日22:01,AMDは,開発コードネーム「Kaveri」(カヴェリ)と呼ばれていた第4世代APUのデスクトップPC向けモデルを,AMD A-Series APUの新作として正式に発表した。国内では14:01から2モデルの販売が始まっているが,発表時点のラインナップは下記のとおり3モデルとなる。 A10-7850K with Radeon R7 Graphics(以下,A10-7850K) 12 Compute Cores(Streamroller Module×2+GCN Compute Unit×8),TDP 95W,CPUコア定格クロック3.7GHz,CPUコア最大ク
Imagination,PowerVR6シリーズの上位版GPU群を発表。従来比で50%もの性能向上を実現 編集部:aueki Imagination Technologies(以下,Imagination)は北米で開催されている2014 International CESに合わせ,モバイル向け新GPU IPコア「PowerVR Series6XT」(以下,G6XT)および「PowerVR Series6XE」(以下,G6XE)を発表した。かねてより「Rogue」と呼ばれてきたPowerVR Series6の上位バリエーションとなる製品群だ。 G6XEはG6XTの低コスト版といった位置づけで,G6XTがハイエンドタブレットやスマートフォンなど,G6XEはデジタルテレビやセットトップボックスが主なターゲットになるという。 PowerVR Series6XTのブロック図 Rogueアーキテクチャ
PCならではのグラフィックスで「BF4」を堪能できるGPUはどれだ? 計27製品での一斉テスト報告 ライター:宮崎真一 Electronic Arts(以下,EA)の日本法人であるエレクトロニック・アーツから2013年11月7日に国内発売となった,「バトルフィールド4」(原題 Battlefield 4,以下 BF4)。もはや何をか言わんやといった超有名シリーズの最新作は,最大で64人(※司令官を入れれば66人)のマルチプレイに対応し,地形破壊によるマップの変化「LEVOLUTION」が新たに加わったのが大きな特徴だ。日夜,戦場に赴いている読者も多いだろう。 EA DICEから独立したFrostbiteの手がけるゲームエンジン「Frostbite 3」が採用された本作。そのPC版は,推奨GPUが「Radeon HD 7870 GHz Edition」もしくは「GeForce GTX 660
179ドルの“ほぼHD 7870 GE”は,「補助電源1基」の市場で主役となれる存在だ Radeon R9 270 (Hightech Information Systems HIS R9 270 iPower IceQ X2 Boost Clock 2GB GDDR5 PCI-E DLDVI-I/HDMI/2xMini DP) HIS R9 270 iPower IceQ X2 Boost Clock 2GB GDDR5 PCI-E DLDVI-I/HDMI/2xMini DP 2013年11月13日14:01,AMDはRadeon R9シリーズの新型GPU「Radeon R9 270」を発表した。北米時間2013年9月25日に発表されたRadeon R9&R7シリーズ第1弾のラインナップは,先週の「Radeon R9 290」情報解禁で一段落付いていたが,それから1週間で早くも新モデル
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