史上最速と謳われながらGTX TITANより300ドル安い新型GPU,その実力はいかに GeForce GTX 780 Ti (GeForce GTX 780 Tiリファレンスカード) Text by 宮崎真一 GTX 780 Tiリファレンスカード 日本時間2013年11月7日23:00(※北米太平洋標準時7日6:00),北米時間7日に発表と予告されていたとおり,NVIDIAの新型GPU「GeForce GTX 780 Ti」(以下,GTX 780 Ti)が正式発表となった。その型番から想像できるとおり,GeForce GTX 700シリーズの新たな最上位モデルとなる。 NVIDIAは,GTX 780 Tiを「Radeon R9 290X」(以下,R9 290X)へのカウンター,そして「地球上で最も優れたゲーム用GPU」と位置づけているが,4Gamerでは正式発表に合わせてリファレンスカ
399ドルで買える“ナンバー2”が,ハイエンド市場に価格破壊をもたらす? Radeon R9 290 (Radeon R9 290リファレンスカード) Text by 宮崎真一 R9 290リファレンスカード 2013年11月5日14:01,AMDの新しいハイエンド市場向けGPU「Radeon R9 290」(以下,R9 290)に関する情報が解禁となった。モデルナンバーが示すとおり,本製品は「Radeon R9 290X」(以下,R9 290X)の下位モデルで,R9 290Xと「Radeon R9 280X」(以下,R9 280X)との間を埋めることになる。 AMDはこのR9 290を,競合の「GeForce GTX 770」(以下,GTX 770)キラーとして,10月31日に情報解禁する予定だった。しかし,その直前となる30日になって,「性能面の最適化が進んだグラフィックスドライバを用
ARM,新世代GPUコア「Mali-T700」を発表。シェーダコア倍増のハイエンド市場向けと,Androidに特化したエントリー市場向けの2本立て ライター:塩田紳二 ARM TechCon 2013の会場である「Santa Clara Convention Center」。イベントを示すような垂れ幕や幟は見当たらず,AppleやIntel,Microsoftの開発者向けイベントに比べると地味に見えるが,来場者の熱気はかなりのものだ 北米時間の2013年10月29日から10月31日まで,ARMは,米国カルフォルニア州サンタクララにて,開発者向けイベント「ARM TechCon 2013」を開催中だ。 そこでは,同社の最新技術や製品ロードマップについての情報が公開されるのだが,初日となる現地時間29日には,GPU IPコア「Mali」の新世代モデルとなる「Mali-T700」シリーズが発表さ
連載224回でAMDのGPUアップデートをしたので、NVIDIAについてもアップデートしておきたい。前回から大きく異なるわけではないが、細かい部分のアップデートを行なったので説明していきたい。 低消費電力と低価格化に努めた Kepler 1.0~2.0世代 まずKepler 1.0世代のアップデートだ。前回のロードマップでは省いたが、2013年4月にはOEM向けに「GeForce GTX 645」をリリースしている。ややわかりにくいが、NVIDIAはGF114ベースの「GeForce GT 645」を2012年にリリースしており、これの上位製品という扱いになるわけだ。 構成的には「GeForce GTX 650 Ti」のさらにサブセットといった感じだが、微妙なのはリテール向けの「GeForce GTX 650」よりも潜在的には性能が上(GK106コアベース)ということで、性能差別化のために
ついにというか、ようやくというか、Radeon R9 290Xの詳細が公開されることになった。R9 290Xはすでに発表済みのR9 280X/270XやR7シリーズと同じタイミングでその存在が公開されていたものの、これまで正式な発表時期や詳細は明かされずにいた。それが今回やっと詳細が公表された形だ。性能評価のための評価機も入手できたので、ベンチマーク結果も併せてレポートしたい(Photo01)。 GCNを維持しながら、Stream Processorの数が増加 Photo02に、R9 290Xのスペックを示した。基本的にはGCNを維持しながら、Stream Processorの数を増やした形であるが、大きな違いはPrimitive RateをRadeon HD 7000世代の2倍にしたことが挙げられる。Stream Processorの数とPrimitive Rateの比はどの位が望ましい
久しぶりに登場の“AMD製モンスター”,その実力はいかに Radeon R9 290X (Radeon R9 290Xリファレンスカード) Text by 宮崎真一 R9 290Xリファレンスカード 別途お伝えしているとおり,AMDの新しいハイエンドGPU「Radeon R9 290X」(以下,R9 290X)の情報が解禁となった。 R9 290Xは開発コードネーム「Hawaii」(ハワイ)と呼ばれていたGPUで,先に市場投入されていた「Radeon R9 280X」(以下,R9 280X)の上位モデルとなる。R9 280X以下のRadeon R9&R7 200シリーズが既存のRadeon HD 7000シリーズをベースとする事実上のリネームモデルなのに対して,R9 290Xは新規に開発されたGPUコアであるというのが大きな特徴だ。 AMDはそんなR9 290Xを,NVIDIAの「GeFo
Radeon R9 290シリーズ「Hawaii」のアーキテクチャを丸裸にする ライター:西川善司 北米時間2013年9月25日に発表された新しいRadeonファミリーにおける真打ち,Radeon R9 290シリーズの情報がついに解禁となった。 開発コードネームは「Hawaii」(ハワイ)。AMDによると,今回のHawaiiは,Southern Islandsの後継となる「Volcanic Islands」(ヴォルケイニックアイランド,火山島群)に属する製品シリーズということになる。ここでは,AMDのシニアフェローであるMicheal Mantor(マイケル・マンタ―)氏が明らかにしたアーキテクチャの詳細をチェックしていくことにしよう。 Radeon R9 290シリーズの正体 〜GCNをベースに規模を拡大し,各所をリファイン Hawaiiのパッケージ。10円玉と比較すると,ダイサイズが
この製品は最終的に、ほぼRadeon HD 7970 GHz Editionを2つ搭載した、Maltaに切り替わり、Radeon HD 7990として2013年4月に発表されている。TDPは非公開ながら750W以上の電源が必要、補助電源コネクターが8ピン×2、といろいろな意味で無茶な製品に仕上がった。 一方ハイエンド向けとしては、まずRadeon HD 7950のスペックを少しだけアップデートしたRadeon HD 7950 Boostが2012年8月に、そこからややシェーダなどを無効化したRadeon HD 7870 XTが2012年11月に投入されている。 7800シリーズにも関わらずPitcairnではなくTahitiを使ったのは、Radeon HD 7950 BoostとRadeon HD 7870 GHz Editionの間に大きな性能差がありすぎて、Pitcairnベースではカ
先にAMDのGPU14の様子をレポートしたが、ここで発表された製品のうち、トップエンドにあたるR9-290X/R9-290を除く5製品に関して、もう少し詳細な仕様が公開されたのでまとめて紹介したいと思う。 ■「GPU 14」のレポートはこちら 【レポート】AMD GPU14レポート - AMDが語る2014年のGPU戦略、「Project MANTLE」の概要を初公開 ちなみにスペックからもお分かりの通り、基本この5製品はRadeon HD 7000シリーズと同じダイを用いたものである。ただ製品によっては微妙にスペックが違っていたり、見かけ上は新ダイを投入したものもある。表1は、今回発表の製品と、基になったと思われるRadeon HD 7000シリーズの製品を対にまとめたものであるが、まずはそれぞれを紹介したい。
AMD「2013年秋のリネーム祭り」は侮れない Radeon R9 280X (ASUS R9280X-DC2T-3GD5) Radeon R9 270X (Radeon R9 270Xリファレンスカード) Radeon R7 260X (Radeon R7 260Xリファレンスカード) Text by 宮崎真一 左から順に,入手したR9 280Xカード,R9 270Xカード,R7 260Xカード 別途お伝えしているとおり,日本時間2013年10月8日13:01,新世代GPUシリーズ「Radeon R9」「Radeon R7」に関する秘密保持契約の一部が解除になった。それに合わせて4Gamerでは,「Radeon R9 280X」(以下,R9 280X)と「Radeon R9 270X」(以下,R9 270X),さらに「Radeon R7 260X」(以下,R7 260X)搭載カードを1枚
AMD,R9 290シリーズを除くRadeon R9&R7シリーズのスペックを公開。R9 280X以下は基本的にHD 7000系のリフレッシュ ライター:西川善司 日本時間2013年10月8日13:01,AMDは,新世代GPUであるRadeon R9&R7のうち,Radeon R9 290シリーズ以外の製品スペックを公開した。 「今日は(競合の)カードが死ぬのによい日だ」というメッセージから始まった,GPU14 Tech Day午後の部 実のところこれらは,北米時間9月25日に開催された「GPU14 Tech Day」における午後のセッションにおいて,秘密保持契約ベースで明らかになったものだ。午前中のセッションはストリーミング中継されたので,見た読者もいるのではないかと思うが,午後のセッションは実に過激で,AMDは展開しているCM「The Fixer」の主演俳優をステージに呼び,「競合メー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く