TU102とTU104は、全SMをフルに有効にした製品(Quadro RTX 6000/Quadro RTX 5000)と、一部SMを無効化した製品(GeForce RTX 2080 Ti/GeForce RTX 2080)があるのに、TU106だけ全SMが有効の製品しかないというのはちょっと考えにくい。 もちろんTU102/104よりダイが小さいから、Yieldの悪化に影響を受けにくいといえばそれはそうだし、TSMC 12FFNのYieldがものすごく高いから大丈夫という可能性もないわけではないのだが、それでも445平方mmのダイともなれば、多少なりとも欠陥はあるはずで、これのフォローアップは必要だと思う。 そう考えると、同じTU106のダイを利用した下位モデルが出るのは必然と言える。海外では2018年末に、GeForce RTX 2060のニュースを報じている(例えばVIDEOCARD