タグ

ブックマーク / www.geekpage.jp (12)

  • 原稿料が発生しないネット媒体雑感:Geekなぺーじ

    原稿料が発生しないネット媒体と、原稿料が発生する媒体(ネットもしくは紙)を比べると、何故か原稿料が発生する媒体の方が先方の対応が丁寧になるという経験則があります。 もっと言うと、原稿料が発生しないところって、執筆者を「数」だとしか思ってないのだろうと感じることすらあります。 「多くの人に見て欲しいんだろ、載せてやるよ」的な感じです。 私はハフィントンポストとは関わっておらず、私がこの記事で書く話はハフィントンポストの話とは関係がありませんが、以下のような話を読んで、原稿料無しの媒体ってそういう傾向あるかもなぁと思いました。 はふぽ日版が編集の問題以前だった件:Parsleyの「添え物は添え物らしく」 ハフィントンポスト日版に対する懸念というか不安。:POLAR BEAR BLOG 原稿料が発生する媒体の場合、ひとつひとつの記事で、ほぼ必ず何らかの形で編集者とのやり取りが複数回発生します

  • ネットに溢れる炎上や私刑は快楽のため?:Geekなぺーじ

    インターネットの普及とともに、ネットにおける炎上と私刑のような叩きが日常的に観測されるようになりました。 それらは、日だけで発生しているのではなく、世界中で観測される傾向です。 たとえば、中国では何らかの事件が発生すると「人肉検索」と呼ばれる身辺調査がネット上で行われます。 ネット上での検索だけではなく、ターゲットとなった人物の周辺にいる人々が情報提供したり、関連する情報を持つ職業についていると思われる人物がネット上に情報をリークしたりもします(日では現場偵察を示すネットスラングとして「スネークする」というものがあります)。 で、なぜ人々が私刑のようなネットでの叩き行為を行うのかというと、実は「それが気持ち良いから」なのではないかと最近は推測するようになりました。 誰かが何か非常に悪いことをしたとか、悪い誰かのせいで誰かが非常に可哀想な目にあった、というようなニュースを聞くと心が痛くな

  • Amazonクラウドはとにかくデカイ:Geekなぺーじ

    DeepField NetworksのCraig Labovitz氏が「How Big is Amazon’s Cloud?」という記事を公開しています。 同記事では、複数のISPやリサーチパートナーとともにインターネットにおけるAmazonクラウドトラフィックを推測した結果が掲載されています。 それによると、Amazonクラウドによるトラフィックの規模感は以下のように表現できるそうです。 世界の1/3のユーザが1日1回はAmazon AWSクラウドにアクセスする インターネットトラフィックの1%がAmazonが運営する設備と通信を行う AmazonのCloudFrontとS3のトラフィックは、Akamai、Limelight、Level3に続いて世界で4番目に大きなCDN Craig Labovitz氏は、今年2月にNANOG54で「インターネットの30%はファイル共有とアダルトとP2P

  • ステルスマーケティング的なクチコミについて:Geekなぺーじ

    Web2.0的なCGMが登場してから、もうすぐ10年ぐらいが経過しそうですが、その派生として話題になることが多かったネット上の「クチコミ」がステルスマーケティングの温床となっている気が最近しています。 ここ数日、ステルスマーケティングを短縮した単語である「ステマ」というキーワードがGoogle Trendで「急上昇キーワード」として登場したりしています。 そんななか、日経新聞に「べログ」での「やらせ投稿」に関しての記事が掲載され、ステルスマーケティング的な手法に関しての話題がさらに増えています。 日経済新聞:「べログ」にやらせ投稿 カカクコムが法的措置も 39業者特定 飲ランキング上げる狙い で、ここで書こうと思っているのは、ステルスマーケティング全般の話ではなく、そのサブセットである「クチコミ」に関してです。 ステルスマーケティングと関連してネットにおける「クチコミ」に関しての

  • ソーシャルメディアが急激に衰退する可能性:Geekなぺーじ

    ソーシャルメディアを急激に衰退させる可能性があると指摘されている法案SOPA(Stop Online Piracy Act)が、米国で通りそうな雰囲気になりつつあります(そもそもインターネット全体に影響を与えるという意見もありますが、今回はソーシャルメディアに絞って書いています)。 SOPAは、今年10月に米国下院で紹介されましたが、おおまかな特徴として以下のようなものがあります(上院では似たような内容であるPROTECT IP Actがあります)。 著作権侵害コンテンツを含むサイトへのアクセス遮断をISPに命令できる(DNSブロッキングなどによってISPが通信を遮断するようになる) 著作権侵害コンテンツへの資金提供を停止させる(GoogleなどのAdネットワークや、PayPalやVisaなどに対して、著作権侵害コンテンツを含むサイトとの取引停止命令を出せるようになる) 検索エンジンの検索

  • 「魔法の数字8.8.8.8」に関する調査協力のお願い:Geekなぺーじ

    タイトルは釣りです。 ここ数日、8.8.8.8や8.8.4.4というIPv4アドレスを持つGoogle Public DNSに関する話題が盛り上がっているのですが、多くの人が「よくわからないけど設定変更したら早い!」と言っています。 [N] iPhoneのWiFi接続を高速化する魔法の数字「8.8.8.8,8.8.4.4」 「8.8.8.8,8.8.4.4」より速い「129.250.35.250」: 小粋空間 以下が、その反応の例です。 懐疑的な感想もある一方で、「早くなった」とか「設定を変えた」と発言しています。 はてなブックマーク:[N] iPhoneのWiFi接続を高速化する魔法の数字「8.8.8.8,8.8.4.4」 はてなブックマーク:「8.8.8.8,8.8.4.4」より速い「129.250.35.250」: 小粋空間 実際どうなの?を調べたい で、実際はどうなのかを書こうと思

  • インターネットが物理的に壊れる原因いろいろ:Geekなぺーじ

    インターネットは物理的な回線の上に構築されているため、物理回線の故障がインターネットに影響を与えることがあります(この記事は主にLayer 1編みたいな感じです)。 意外と知られていない、あんな原因やこんな原因を紹介しようと思います。 なお、ここで紹介するものは全体の一部であり、これ以外にも色々と障害発生の原因はあります。 酔っぱらったハンター 米国では、通信回線に対する脅威の一つに「酔っぱらったハンター」が挙げられます。 2010年に行われたNANOG49の「Keynote: Worse Is Better」というセッションで、GoogleのVijay Gill氏が以下のように述べています。 アメリカには入手が容易なアルコールと、入手が容易なハイパワーなライフルを両方とも手に入れられる環境がある ハンティングシーズンに獲物を発見できずに酒を飲んだハンターが、暇つぶしに露出している光ファイ

  • 不動産電話勧誘うざい:Geekなぺーじ

    ある日、突然不動産勧誘の電話がかかって来ました。 「いりません」「興味ありません」を繰り返しても、いっこうに電話を切らずに「あと3分」とか「何で興味がないんですか?」とか言いながら無理矢理話を続けます。 さらに驚いたのが、電話を切った数日後に同じ人物がかけてきたことです。 最初に電話をうけたときにガチャ切りしないで中途半端に話をさせたので、カモだと思われたんだろうと予想しています。 もう最悪です。 今回の事例以外にも不動産勧誘の電話がちらほらかかってきますが、基的に不動産勧誘電話はどれも最悪です。 あまりにしつこくて嫌になったので、Twitterで「不動産電話勧誘うざい」と書いたら、色々と反応がありました。 中でも、そもそも断った後に再度電話をかけることそのものが「特定商取引に関する法律」に違反する違法行為であることを知れたのは良かったです。 断っても何度も電話をかけるのは違法 今回初め

  • ネットにおける匿名の誹謗中傷を減らすには:Geekなぺーじ

    私はネットでの実名活動推進派です。 実名で活動することでメリットを受ける人は、活発に名前を出すべきだと思いますし、個人の活動が今よりも行いやすい雰囲気が社会に出れば嬉しいと感じています。 しかし、私は匿名活動がネット上から無くなるべきだとは思っていません。 実名ではなく、ハンドル名や芸名での活動も、実名と同等か、もしくはそれ以上の効果があると考えています。 多くの場合「実名推進」と言えば「誹謗中傷対策」という視点で語られますが、私はネットでの実名活動普及が匿名での誹謗中傷を減らすとは考えていません。 ネット上では同時に複数の人格を操作する事が可能であり、実名で活動している人が同時に匿名でも活動ができるためです。 奇麗ごとを実名で発信し、誹謗中傷を匿名で行うという「使い分け」は誰でも容易に実現可能です。 匿名で書いた誹謗中傷的な発言を「こんなこと言っている人がいますね」と他人事のように紹介し

  • ソーシャルメディアとデリカシー:Geekなぺーじ

    一部ネット界隈(たとえば某はてな界隈やTwitterなど)で、ソーシャルメディア上で他人の動向を暴露するのをやめて欲しいという感じのネタが盛り上がっています。 ソーシャルメディアでつぶやく前に注意したいこと・・・ | IDEA*IDEA Twitterで他人の動向を書くのは注意したほうがいい - ARTIFACT@ハテナ系 私もこれは気をつけていて、どこで何をしているか、誰と会っているかなどをあまり公開していません。 何となく全体的な雰囲気で「公開しても大丈夫」と思える場合は書いたりする場合もありますが、結構ケースバイケースです。 ただ、そのケースバイケースで他人に嫌な思いをさせてないかというと、ちょっと自信がありません。 一方で、私がいつも怖いと思うのは、写真をバシバシ撮影していつの間にかネットに掲載している人です。 カメラを持った人が多くいるような飲み会とかだと、「撮影やめましょうよ」

  • 「IPv4アドレス売買」とIPv6への移行:Geekなぺーじ

    IPv4アドレス枯渇が迫りつつあります。 今のままでは、恐らく2011年に世界のIPv4アドレスが底をつきます。 それに伴い、IPv4アドレス売買やIPv4アドレス市場に関して語られることがありますが、今回、それらに関しての個人的な感想をまとめてみました。 ここで述べているのは、私個人の視点から見た時の未来予測や、IPv4アドレス自由売買が実際に行われるとどうなるかという考えなので、異論や反論もあり得ると思います。 様々な議論や見解が登場するのは良いことだと思うので、IPv4アドレス枯渇やそれに伴う変化や動きについてのご意見は歓迎致します。 そもそも「IPv4アドレス枯渇」とは何か? 現在は、IPアドレスが必要なくなるよりも新規に必要になることが多いため、常に新しいIPアドレスブロックを新規割り当て用プールから出している状態です。 世界中でインターネット利用人口が増えて行きつつ、一人当たり

  • Geekなぺーじ : 夜フクロウと「社会的責任」

    夜フクロウの件はユーザが自分のわがままを「社会的責任」と言ったという話だと感じています。 今回の件に関して、夜フクロウ作者が「社会的責任を問われるべきか?」というと、私はNOだと思います。 「フリーソフト開発者に無茶言わないで!」とは思いますが、今回の件とは別に、ソフトウェアに免責事項を明記することや、「公開することの責任」という話題はあると思います。 フリーソフトに対するイチャモンは、私は基無視。しかし、公開していると世界中から色々来ることも事実です。国が違うと要求のぶっ飛び具合も想像を超えることがあります。 「社会的責任」という単語は他人に何かを強要するときに用いられることが多い単語というイメージ。余談ですが「公平」とか「中立」という表現も他人との議論を有利にするために利用されることが多いイメージ。 「責任」と「社会的責任」の単語の定義が人によって違いそうですね。 免責事項はソフトウ

  • 1