松木謙公衆院議員ら北海道選出の民主党国会議員有志が14日、国会内で鳩山由紀夫前首相に会い、今期限りで政界を引退するとした首相退陣時の発言を撤回するよう求めた。 松木氏らは「日本国の大リフォームの実現が確実になるまで、党を引っ張っていただきたい」とする要請文を手渡した。松木氏はさらに「ロシア問題、北方領土問題などやっていただかないといけないことが山ほどある。勇退されるのは早い」と述べた。鳩山氏は「わかりました」と答えたが、撤回するかどうかには触れなかった。 鳩山氏は首相を退陣した後の10月、ベトナム訪問時に記者団に「自分なりの役割を投げ出していいのかという、声をもらっている。議員を続ける方向に気持ちが傾いてきている」と発言。18日に地元・北海道苫小牧市で開かれる後援会の会合で、引退撤回を表明する方向だ。 【関連記事】 政界引退?撤回? 鳩山氏、揺れる身持ちは酔いに任せて? 首相にな
菅改造内閣として初の国会となった今臨時国会で、政府提出法案の成立率は過去10年間で最低の37・8%にとどまった。菅首相が掲げた「熟議の国会」には程遠い現状を裏付けた格好だ。 政府提出法案37本(通常国会からの継続審議を含む)のうち、成立したのは14本。国家公務員(一般職)の年間平均給与を引き下げる改正国家公務員給与法など、事務的に必要な法案が大半で、政治主導確立法案をはじめ、「菅カラー」を打ち出すことを狙った法案は、実質審議のメドすら立たなかった。 成立率は、秋の臨時国会でみると、過去20年間では1990年の20%、98年の35・3%に次ぐ、過去3番目の低さ。菅首相初の党首討論も開催されずに終わった。玄葉国家戦略相は3日の閣議後の記者会見で、「残念賞を込めて、『熟議』という言葉が今国会の流行語だ」と自嘲気味に語った。
鳩山由紀夫前首相は今月21日、東京大学の駒場キャンパスで講演し、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関する政府対応について「もっとうまい道のり、道筋を考えることができたはず。大変残念な事件になってしまった」と述べた。 鳩山氏の講演の主な内容は以下の通り。【冒頭のジョーク】 「今日は駒場祭、久しぶりに駒場に訪れさせていただきました。これだけ大勢の皆様にお目にかかることができて幸せであります。鳩山でございます。どうぞよろしくお願いします。今日のタイトル、『友愛革命の灯は消さず』と。こういう風に書いたのですが、それは『ひ』と読むんでしょうか、『ともしび』でしょうかといわれまして、友愛革命はもう、灯火(ともしび)のようになってきたのかなあと、そうも思っておりますが、灯火ではなくて、大きな大きな火として燃えたぎらせていきたいと、今日はそんな思いでやって参りました」【日米関係】 「実は今日は、朝の5時
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