[「石原新党」]期待よりも懸念が先行 Tweet 全国 2012年10月27日 10時00分(8時間28分前に更新) 石原慎太郎東京都知事が辞任した。新党を結成し自身が代表に就くとともに国政に復帰する考えを表明した。「石原新党」構想はこれまでも浮上しては消えていたが、あまりにも突然の辞任発表だ。「たちあがれ日本」(平沼赳夫代表)の衆参5議員が新党に合流する。新党は11月上旬にも結成される見通しだ。 石原氏は記者会見で、橋下徹大阪市長が代表を務める「日本維新の会」と連携し、民主党、自民党に対抗する第三極を目指す考えを明らかにした。ただ、維新の会とは、重要政策で違いが目立ち、すんなり連携が実現するかどうかは未知数だ。橋下氏自身が「政策や価値観の一致がないと有権者にそっぽを向かれる」と語っている通りだ。 石原氏は現行憲法を破棄して新憲法を制定することを主張し、原発ゼロ政策にも反対している。維新の