2008年03月26日21:30 カテゴリ書評/画評/品評iTech 技術史の醍醐味 - 書評 - キーボード配列QWERTYの謎 NTT出版第一出版本部の神部様より献本御礼。 キーボード配列QWERTYの謎 安岡孝一 / 安岡素子 技術の普及過程が単純じゃないことを教えてくれる珠玉の1冊 - 雑種路線でいこう QWERTY配列そのものに興味がなくても、歴史が改竄される経緯を読み解き、技術史の調べ方を学ぶ上で非常に興味深い1冊である。 これを読んで買おうと思った矢先のことなので実にありがたいタイミングだった。 本書「キーボード配列QWERTYの謎」は、ネットでは「漢字袋」など、文字コードの研究で有名な安岡素子、孝一夫妻が、資料を丹念に洗った上で、現在のキーボード配列といておなじみの、いわゆるQWERTY配列にまつわる偏見の雪辱を試みた一冊。 目次 - Amazonより 第1章:ジ・アメリカ