ドイツ西部のデュイスブルク動物園(Duisburg Zoo)で泳ぐイルカの母子(2011年10月18日撮影、資料写真)。(C)AFP/ROLAND WEIHRAUCH 【8月11日 AFP】海綿を用いて餌を採取することを覚えたバンドウイルカが、同じ方法を学習したイルカたちと好んで集うことを確認した研究論文が、英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズ(Nature Communications)に前月末、掲載された。動物も共通の関心事に基づいてグループを形成することを示す初めての事例だという。 米ジョージタウン大学(Georgetown University)の研究チームによる同論文は、オーストラリアのシャーク湾(Shark Bay)に生息するバンドウイルカを対象にした調査結果をまとめたもの。 シャーク湾に生息するバンドウイルカのなかには、海底のとがった岩から口を保護するため、くちば