◇セ・リーグ ヤクルト―広島(2013年9月11日 神宮) ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が11日の広島21回戦(神宮)の6回に大竹寛投手から今季55号となる3試合連続の右越えソロ本塁打を放ち、プロ野球シーズン最多本塁打記録に並んだ。 この日3打席目となったバレンティンはカウント1ボール1ストライクからの外角球を右方向へ運んだ。大竹とは相性が良く、今季4本目の本塁打となった。 シーズン55本塁打は1964年(昭39)の王(巨人)、01年のローズ(近鉄)、02年にカブレラ(西武)が達成して以来、史上4人目。チーム122試合目での到達は史上最速で、セ・リーグでは49年ぶりの快挙となった。 また本拠地神宮球場での本塁打は今季34本目で、王が64年に本拠地の後楽園で打った32本を上回っており、自身の記録も更新した。