パキスタンのペシャワル(Peshawar)で、ネズミを駆除するナシール・アーマド(Naseer Ahmad)さん(2014年5月18日撮影)。(c)AFP/A MAJEED 【1月12日 AFP】イスラム武装勢力タリバン(Taliban)との戦いの最前線であるパキスタン北西部ペシャワル(Peshawar)の人々は、数え切れないほどの空爆や銃撃、誘拐におびえながら暮らしてきた。そして今、彼らを脅かす新しい脅威が、大発生している巨大ネズミだ。ネズミはニワトリを食べ、人間にかみつき、病気をまん延させ、赤ん坊を殺してまでいる。 こうしたネズミの駆除にあたっているのが、ナシール・アーマド(Naseer Ahmad)さんだ。農具のくわと一輪車、ゴム手袋を用意し、3人の娘たちの手を借りて、40代のアーマドさんは粘り強くネズミの根絶のために闘っている。彼によれば、過去18か月間で10万匹以上を殺したという
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