日経コンピュータ2006年4月17日の特集は 「SaaSの衝撃」 である。 前号の特集「エンタープライズ2.0」とまさにリンクする内容になっている。 特集ではSaaSの最大の成功例であるSalesforce.comの内容が中止となっている。また、Salesforceが提供するソフトウエアサービスのマーケットプレースであるAppExchangeについても触れている。 あちら側の世界の変化はGoogle、Amazonといったポータル系サイトのBtoC(あるいはBtoCtoC)だけでなく、BtoBあるいはBtoBtoBといった領域においてもちゃくちゃくと起こっているようである。 確かにこのSaaSが2000年頃に期待されたASPの失敗を超えられるかが試金石になるのではないかと思う。当特集では、ブロードバンド化、セキュリティの向上、オープンなAPI提供といった観点からその可能性は高いと述べている。