橙乃ままれさんが、「まおゆう」や「ログ・ホライズン」の前に書いた、「黒髪娘「そんなにじろじろ見るものではないぞ」」という、主に平安時代を舞台にした作品がとても面白いのだけど、まあなにしろ平安時代なのでこちらもいろいろと知識が追いつかない。あまり聞かない用語などは注釈が入るし、主人公が現代人なのでその感覚で説明も入るし、細かいことは気にならない面白さなので、読んだことがない人はまず呼んで欲しいのだけど、その上で。 この話、設定が平安時代というのは明言されてるのだけど、平安時代と言っても長いわけで、だいたいどのあたりなんだろうかとか、作中でヒロインが編纂者に選ばれた和歌集は実在するものなのだろうかとか、どーでもいい事が気になって仕方ない。んでヒントを探すんだけど。 友女房「届かれる恋文にも、漢詩で返事を…… しかも痛烈なのを送りつける始末。 和歌ならばともかく、あんなに堅い漢詩で 議論をふっか