「遺言」の中の1節で、「おたくのビデオ」に触れていたりして存在や内容は知ってたんですけど、そんな語ることもないんじゃないのかなあと感じました。が、ちょっと気になったことがあったので。(※この記事における引用は、特に注釈が無い限り「遺言」からです。) まあ、どんなお話かをかいつまんで言うと、主人公・久保っていうオタク的なものには興味がなかった学生が、アニメとか特撮にハマっていくうちに、女の子に振られるのを機に真のオタクを目指すって話なんですね。作品自体の面白さとか、そういうのはあまりないんですが、制作背景とこの話を山賀さんが作ったこと、この2つから興味が湧きました。 岡田脚本とクレジットされていますが、「遺言」によると、全体の構成等「テニスをしている主人公が、オタクになっていって、女の子に振られる」といった基本的なプロットは山賀。 『オタクのビデオ』もやっぱり山賀くんの「隠したい歴史シリーズ
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