最近のMSXエミュレーター、openMSXやWebMSX(開発版)では、Yamaha V9990というVDPをエミュレートするようになっています。これはかつて、MSX3用に開発が進められながら、完成しなかった幻のVDP、V9978の後継となんとなく言われています。事実はあんましよくわかりません。1990年代にこのチップを載せたMSX用カートリッジが海外で少数販売され、以降その仕様に基づいた製品が時々制作されている感じです。パターンモードでは1ピクセルあたり16色のスプライトを125個一度に表示できたり、ビットマップモードでは32768色まで表示できたり、当時としてはなかなか強力な仕様になっています。そこでPC上で作成したRGB各8ビットの画像をV9990の32768色、512×424ピクセルモード用に変換して表示してみたところ、当然ですがグラデーションがなめらかにならず、バンディング(マッ