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映画に関するjunhoのブックマーク (6)

  • 人間集団の本質に迫る前衛的な映画『ドッグヴィル』と『マンダレイ』 - 情報考学 Passion For The Future

    ラース・フォン・トリアー監督脚の「機会の土地-アメリカ」三部作のうちの既に公開された2作品を観た。演劇舞台とナレーションを使った前衛的な表現にひきこまれた。 両作品とも倉庫のようなだだっ広い空間のみが映画の舞台。床には白線が描かれていて、それが家の境界線を表す。後は簡易的なセットがあるだけ。十数人の村人たちは、壁があるふり、ドアがあるふりをして、それぞれの家での家族の生活を演じている。カメラはその演技を追うのだ。 ・ドッグヴィル プレミアム・エディション [DVD] 大恐慌時代のロッキー山脈のさびれた鉱山町ドッグヴィル。貧しく保守的で平和な村に、ある日、ギャングに追われた娘グレース(ニコール・キッドマン)が迷い込む。村人たちは道徳心から彼女をかくまってやることにする。グレースはその代わり、村人たちのために奉仕労働をすることを約束した。 親切な村人たちと献身的なグレースの間に平穏な日々が続

  • 映画『オネーギンの恋文』 - insomnia

    英国映画『オネーギンの恋文』をとうとう観た。プーシキン生誕 200 年に当たる 1999 年,マーサ・ファインズ監督作品。主演は,レイフ・ファインズ,リヴ・タイラー。レイフ・ファインズはプーシキンの大ファンなのだそうである。あの英国風の皮肉と情熱の入り混じった風情は,オネーギン役として悪くなかった。 名作とされる文学作品に基づく映画に,私はたいていがっかりさせられて来た。だから,私のもっとも愛読する古典のひとつである『エヴゲーニイ・オネーギン』の映画化を目にするのは,自分の作品イメージが壊されるのではないかという怖れのほうが期待を遥かに上回ってしまい,私はこの映画をこれまで敬遠していたのである。果たして,ある意味でこの Onegin も,原作の恋愛小説としての側面に主な焦点を当てた一面性を拭い切れなかった。しかし。麗しのリヴ・タイラー! よくぞタチヤーナ役に選んでくれた。私はただそれだけで

    junho
    junho 2010/02/16
    つまり、人間の沸き立つような心に、「理由」なんて小ざかしいものはないということなのである
  • 映画「アバター」が社会に示唆すること(デジタルによるリアルの「代替」) - 磯崎哲也

    ジェームス・キャメロン監督の最新作「アバター(AVATAR)」の公開が待ちきれずに、22日の「前夜祭」で同作品を見た。 これはスゴい。スゴすぎる。 この映画、キャメロン監督自身が「子供の頃、ありとあらゆるSF小説を読み漁っていた、その集約」と言うように、内容は「エイリアン」や「スターウォーズ」「デューン」といった今までの名作映画の面白いところをふんだんに詰め込んだ「だけ」とも言える。 (同じキャメロン監督の「タイタニック」を「『ロミオとジュリエット』と同じじゃん」と言ってしまえばそれまでなのと同様。) しかし、この映画で使用された「3D」技術が社会に与えるインパクトについては、非常に多くのことを考えさせられる。 (注:つまり、この映画は「3D(立体)」で観ないと意味が無いと思う。) 「今までも遊園地の劇場などで3Dコンテンツはあった。何も目新しくない。」とおっしゃる方もいると思うが、そう

    映画「アバター」が社会に示唆すること(デジタルによるリアルの「代替」) - 磯崎哲也
  • A Matter of Size

    Poor Herzl is a big fish out of water. A 340-pound chef living with his mother, hes been gamely diving into a sea of perpetual diet groups and fitness regimes, and belly flopping. Hes fired from a restaurant salad bar because of his unpresentable image; then his rigid weight-loss class dumps him because he keeps gaining pounds instead of shedding them. The relentless pursuit of slim is frustrating

    A Matter of Size
  • 『仏陀再誕』は弥勒(未来仏)とも無関係。楳図かずおは天才。 - ひじる日々

    菩薩は必ず出家して「成仏」する ついに公開された映画『仏陀再誕』ですが、「釈迦牟尼仏陀が再誕する」という主張があまりにも無理筋であることに気づいたらしい某教団は、最近、しきりに「再誕の仏陀は未来仏、つまり弥勒仏陀の下生である」ということをほのめかしています。 教団関係者が執筆していると思われる wikipedia 記事には唐突に、 過去七仏、仏陀再誕の言い伝えがある、インドのアジャンター村の石窟寺院の第17窟に、未来仏を含めた「八仏」が描かれている。 として、写真が貼り付けられています。写真の右端に王族の装束を着た未来仏が描かれていることを取り上げて、インドの仏教遺跡は「スーツを着た仏陀の出現を予言していた」と強調したいようです。でもこれは、仏教美術のイコノロジーへの無知から来た誤解に過ぎません。 未来仏として受記されているという弥勒(マイトレーヤ、メッティヤ)は、仏典によれば現在トゥシタ

    『仏陀再誕』は弥勒(未来仏)とも無関係。楳図かずおは天才。 - ひじる日々
  • 映画ベスト100 - 池田信夫 blog

    ニューズウィーク日版で、「映画ザ・ベスト100」のリストを紹介している。アメリカ映画関係者が選んだものなので、ハリウッド映画に片寄っているが、連休にDVDを借りる参考になるかもしれない。このリストのうち80以上見たが、私のベスト10はかなり違う:博士の異常な愛情 タクシー・ドライバー 戦艦ポチョムキン 大列車追跡 パルプ・フィクション 勝手にしやがれ ストレンジャー・ザン・パラダイス ブルー・ベルベット 真夜中のカーボーイ カッコーの巣の上で1は文句なしのトップで、「2001年宇宙の旅」より映画としておもしろい。あとは順不同だが、この種のリストでいつもトップになる「市民ケーン」は、何がいいのかちっともわからない。「ワンシーン・ワンカット」の技法は溝口のほうが早いし、作品の完成度も高い。映画史上の重要性なら、3には及ばない。4のキートンは、日ではチャプリンに比べてま

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