わたし達には固定の家がない。 オフィスはもちろん、プロダクトもない、従業員もいない。 わたし達は何者か?と問われることが多い。(本当にとても多い) およそ10年前ベンチャー(当時はスタートアップという言葉がない)に足を踏み入れたわたし達は、M&AというEXITといわれる出来事までの8年間を走った。(ちなみに当時は、家もオフィスもプロダクトもあった、会社には200人を超える従業員がいた。) M&Aに動き始めたのは突然だった、IPOかM&Aか、ある理由から後者に決まった。経営陣内では急激に様々なことが動いた、誰にも知られないように。 しかし、売却は確約されていない、当時の体制で経営を続ける確率は十分にあった。むしろ、継続可能性の方が高いと思っていた。 経営状況・事業実態を一番把握している立場として、外部からヒアリングを受ける機会があった。それは社内で語ることと同じだった、マーケットの成長性、事
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