・宇佐八幡文化 ・天台宗 ・修験道 ・石清水八幡文化 これら4つの文化と、もともとあった国東半島の文化が融合して国東文化がうまれました(参照:国東半島の石造美術 (酒井冨蔵著)P5)。4つの文化が簡略化され、そして、国東独特の新しさが加えられたと想像されます。 国東文化の成立過程 国東塔も、もともとの宝塔に国東独自の蓮華座と反花からなる台座がくわえられています。↓下のスケッチは大分県国東市国東町にある岩戸寺の国東塔です。国東塔の塔身の下にあるものが蓮華座と反花です。 岩戸寺の国東塔 スケッチ 場所:大分県国東市国東町岩戸寺 座標値:33.619852,131.618993 これは一例ですが、他にも庚申塔や石仏、磨崖仏など他地域の文化に、国東の独創文化がくわわることで、国東石造物の魅力度がましているのだと考えられます。