デリングは北欧神話における「曙光」、つまり「朝」を示す神であり、昼を司る神「ダグ」の父親として登場する。デリングは色白で快活であり、喜怒哀楽が激しいながらも天真爛漫さがあり、また有言実行の神でもあったため常に他の神々から慕われ、周りには神々の姿が絶えることが無かった。 そのデリングは氷の上で石を投げて遊ぶという趣味があり、安息日には他の神々とチームを組んで氷上に置いた的をめがけて石を投げて遊んでいた。これが現代のカーリングの原型と言われている。 やがてデリングは夜を司る神であるノートと結婚し、ダグをもうける。ダグは父デリングに似て白い輝きを持ち、デリング一家は常に仲睦まじく、安息日には一家と「デリングチーム」を組んで仲間達と氷の上で石を投げ合って楽しむというリア充生活を送っていた。安息日に凍った湖の上で「パパへたくそー」とダグが大笑いする姿は北欧神界の名物であった。しかしそれを知ったアース