沖縄教科書問題が大詰めを迎えています。各教科書会社が改めて沖縄戦の記述についての訂正申請を行っており、その申請をどのようにするのか、現在、各社ごとに検定審議会の方で審議を進めていると思われます。 印刷を来春に控え、結論を十二月の初旬までに出さなければならないため、水面下で具体的な表現をめぐってやり取りが進んでいると思われます。 ここで重要なことは、もし各教科書会社が記述を変更するならば、「なぜ今年の春の段階では検定意見を踏まえて記述を変えたのか」、「今年の春から現在の間に、軍命令を立証する証拠が発見されたなど、具体的な学説の発見があったのか」などについて、各教科書会社は、きちんと説明する義務があるべきですし、検定審議会もその点を厳しく追及すべきだと思います。 つまり、沖縄を攻撃し、県民を殺害した米軍の「犯罪」を隠蔽するために、日本軍悪玉論を占領下の沖縄で徹底的に宣伝し、その宣伝に同調して日