「世界の工場」中国広東省の深圳(シンセン)に25歳で渡り、16年にわたってビジネスの経験を積んできた経営者が体験記を出版。東京・下北沢の書店「本屋B&B」で2月に出版記念イベントが開かれた。急速に発展し変容した深圳の歴史を、会社乗っ取りなどの苦難を越えてきた自らの経験と重ね、日本の製造業が学ぶべき教訓をつづった。 「『ハードウェアのシリコンバレー深圳』に学ぶ――これからの製造のトレンドとエコシステム」(インプレスR&D)を執筆したのは藤岡淳一さん(41)。安価なDVDレコーダーなど便利なデジタル家電の数々を世に送り出したエグゼモードの創業社長を経て、現在は電子機器の受託製造を行うジェネシスホールディングスの社長を務める。 イベントを企画したのは、深圳を拠点にメイカームーブメント(3Dプリンターなどの新しい技術を活用して個人で様々なものを自作する活動)を支援している高須正和さん。政府の途上国
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