京都市伏見区淀の桂川右岸で、江戸時代前期の形をとどめた川船が発掘調査で見つかった。一帯には古代に平安京の外港「淀津」があり、近世からは上方物流の一端を担った「淀船」の拠点もあったが、港の実態は不明点が多い。今回見つかった遺構について、専門家は「淀が
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天橋立のある宮津湾。風光明媚(めいび)な湾をフィールドに父親の本藤靖さん(62)と船に乗って漁業に励む。かご網を仕掛けて貝やイカを捕り、刺し網を設置してクロダイやカサゴを狙う。いかだでアサリの養殖にも取り組む。「宮津湾は海底から湧き水がわき、阿蘇海の栄養塩が流れ込む。いろんな海の魚を食べてきたけど、宮津湾の魚が一番おいしい。脂の乗りもよく、臭みもない」と誇る。 本藤脩太郎(ほんどう・しゅうたろう)さん(28)は、漁師になって4年目。地元では唯一の20代だ。以前は生物の進化に興味を持ち、古生物学研究を志して高知大、愛媛大大学院に進学。貝やアルマジロの化石をテーマに論文を執筆する日々を送った。「研究も楽しかったけど、ビジネスもやってみたい気持ちがあった」と振り返る。 院生の時、靖さんから「一緒に漁師をやらないか」と誘われた。「漁師も高齢化が進んでいて、古里の魚を取る人がいなくなったらさみしい。
削り節を製造する「福島鰹(かつお)」(本社・京都市中京区)の工場がある京都府南丹市八木町の八木中で、工場長を招いてだしの取り方を学ぶ授業があった。1年生がかつお節をかんなで削り、昆布との合わせだしをつくることで、和食に欠かせないうま味について学んだ。 工場長の福島辰治さん(48)が12日に同校を訪れ、教えた。生徒約50人は鍋に昆布を入れて火にかけ、続いて花かつおを投入。豊かな香りが漂う中、かつお、昆布単体のだしと、合わせだしを飲み比べ、福島さんは「合わさると、うま味の相乗効果でおいしく感じる」と説明した。 かつお節を削ることにも挑戦。かんなに向かう生徒たちは「ほとんど力は要らない」と福島さんに助言され、リズムよく削った。中学1年の女子生徒(12)は「かつお節の形がいびつなので、自分でやってみると難しかった」と話した。 福島さんは生徒らに「インスタントのみそ汁やカップラーメンに昆布の切れ端を
琵琶湖の東岸を北上し、滋賀県長浜市高月町東阿閉(ひがしあつじ)の集落に近づくと、高い尖塔(せんとう)が特徴の洋風建築が目に入る。産業機械大手・ヤンマーホールディングス(大阪市)の創業者で、この地に生を受けた山岡孫吉氏(1888~1962)が建てた通称「ヤンマー会館」。東阿閉公民館として長年利用されてきたが、耐震不足のため近く解体されることになった。「残念だけど仕方ない」「長い間ありがとう」。地域のシンボルは惜しまれつつ、66年の歴史に幕を下ろす。 昔ながらの家屋や田畑が広がる風景とは対照的に、会館はドイツの建物を模したとされるデザイン。3階鉄筋コンクリ造りで、特に目を引くのが空に向かって伸びる尖塔(せんとう)だ。ゴシック様式を基調とし、先端…
滋賀県の郷土料理「ふなずし」ピンチ! 材料のニゴロブナ漁獲量が例年の半分 2024年4月11日 6:00
兵庫県産のズワイガニを京都府京丹後市の高級ブランドガニ「間人(たいざ)ガニ」と偽って販売したとして、京都府警生活保安課と京丹後署などは4日、不正競争防止法違反などの疑いで、京丹後市丹後町間人の水産物販売会社の役員の男(42)=同市=と、元従業員の男(52)=同市=を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、2人は昨年2月ごろ、兵庫県産のズワイガニに、京丹後市丹後町の間人漁港で水揚げされたズワイガニを証明する産地表示タグを付けて、顧客に販売した疑いが持たれている。 府警は今年2月末、不正競争防止法違反の疑いで、同社や兵庫県の漁港など関係先を家宅捜索し、取引資料を押収するなどして裏付けを進めていた。 役員の男は先月中旬、京都新聞社の取材に対し、兵庫県産のズワイガニに間人ガニのタグを付けて販売していたことについて、「それは事実。自分の代になってから始めた」と産地偽装を認めた上
兵庫県産のズワイガニを京丹後市の高級ブランドガニ「間人(たいざ)ガニ」と偽って販売したとして、京都府警生活保安課と京丹後署、宮津署は4日、不正競争防止法違反と商標法違反の疑いで、同市丹後町間人の水産物販売会社「まるなか水産」の役員の男(42)=同市=と、元従業員の男(52)=同市=を逮捕した。2人は容疑を認めており、会社役員の男は「高値で売るために約10年前からやっていた」と供述しているという。 2人の逮捕容疑は共謀し、昨年2月1、25日、兵庫県産のズワイガニに、同市丹後町の間人漁港で水揚げされたズワイガニを証明する産地表示タグを付けたカニ2匹を計5万4500円で顧客に販売した疑い。会社役員の男は商標使用の権限がないにもかかわらず、今年2月29日、府漁業協同組合が管理する間人ガニを示す新しいタグ21本を使用する目的で所持した疑い。 府警は、「タグの付け替えが行われている」との情報が地元住民
サバずしの人気店で、昨秋に支店を店じまいした老舗が7日、京都市左京区の本店で営業を再開する。復活を願う声が連日のように寄せられたのが再出発への後押しになったという。関係者は「お客さんのおかげでやってこられた。多くの人に…
たちまち新名所 海が見えるサウナ 「もう一度、人と海がつながる場所に」 2024年2月27日 13:00
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