2019年と21年に記録的大雨に見舞われた佐賀県大町町は20日、災害支援を受けた宮城県を応援するイベント「絆サンマ祭り2022」を開く。東日本大震災の被災地の宮城県に恩返しするため、炭火焼きにした気仙沼産のサンマ千匹を無料で振る舞う。 「顔の見える絆の関係強化」を目指し、町商工会や地域おこし協力隊など...
有明海再生に向け、沿岸4県と各県漁協、国が話し合う有明海漁場環境改善連絡協議会が26日、佐賀市であった。福岡と佐賀両県で、10季連続で休漁が続く高級二枚貝「タイラギ」について、4海域の浮遊幼生の数が、本年度は過去7年間の平均を上回ったことなどが報告された。 農林水産省九州農政局によると今年6~8...
マグロの島、まるで地中海 大分・保戸島 斜面に色とりどりの民家 2022/7/12 17:30 [有料会員限定記事]
有明海が一大産地として知られるノリが近年、値上がり傾向にある。ノリは低水温を生育条件とし、温暖化で養殖期間が短くなった分、生産枚数が減少しているからだ。今季は不作の産地が相次いで全国で最低水準となり、15年前の7割程度にとどまる。テレワークの普及で、コンビニのおにぎりの需要が減ったため、市場価格は抑えられてはいるが、新型コロナウイルスの感染状況による影響や関連経費の高騰でさらなる値上げに踏み切る可能性もある。 ロングセラーで知られる永谷園の「お茶づけ海苔」。6月から値上がりし、希望小売価格は8袋入りで12円高い250円になる。お茶漬けのもとの値上がりは7年ぶり。ノリなど原料が高騰しているためという。 ...
外国産アサリが「熊本県産」に偽装されていた問題を巡り、農林水産省は、熊本県が独自に導入する県産アサリの産地証明制度について、資金支援する方針を固めた。県産アサリの流通履歴を記録するシステムの構築費や、産地証明した商品の販売促進費を補助する。農水省によると、貝類の産地証明制度はこれまで例がなく、モデル事業と位置づけて支援に乗り出す。 新たな制度は、県産アサリの販売店や砂抜きをする加工場を熊本県が認証し、こうした事業所の流通過程を徹底管理する。産地偽装発覚後の出荷停止を経て、今月12日に採取が再開されるアサリから適用する。6月以降はデジタル管理を導入し、消費者がQRコードで流通過程を確認できるように本格運用する。蒲島郁夫知事は、国に制度構築への支援を要請していた。 ...
環境省の有明海・八代海等総合調査評価委員会は24日、有明海や八代海の環境再生や水産資源の回復に向けた中間報告書をまとめた。二枚貝の育成技術や自然環境の改善に関する調査研究の必要性を指摘。今月末までに、国や県に提言して、取り組みを促す。 有識者でつくる同委員会は2017年3月にまとめた報告書で環境...
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