ブックマーク / nazology.net (23)

  • フロリダ沖で「魚たちが死ぬまで回り続ける」奇病!何が原因? - ナゾロジー

    フロリダ沖で魚がぐるぐると回る病気が蔓延!原因は藻類か!?フロリダキーズの衛星画像 / Credit:Wikipedia Commons_フロリダキーズフロリダキーズの沖合で、「魚たちが死ぬまでぐるぐると回り続けている」と、最初に報告されたのは、2023年10月のことでした。 なんと様々な魚が平衡感覚を失い、円を描くようにぐるぐると泳ぎ続けるというのです。 それら狂った魚たちは、最終的に死亡し、それらの死体がフロリダキーズの海岸に打ち上げられます。 この異常行動と死亡の原因を特定するため、2024年1月11日、フロリダ・ガルフ・コースト大学(FGCU)や魚や生態系の保護に携わる非営利団体「Bonefish & Tarpon Trust(BTT)」など様々な機関や団体が協力し、調査を開始しました。 そして2024年5月8日の時点で、「死んだ魚が打ち上げられた」という報告は500件近くに達しま

    フロリダ沖で「魚たちが死ぬまで回り続ける」奇病!何が原因? - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2024/05/18
    ちなみに、回り続ける魚を海水から取り出し、別の水槽に移し替えたところ、一部の魚は25分ほどで回復したという報告も上がっています。
  • 溺れている人の元まで飛んでいって浮輪になる「救命浮輪ドローン」 - ナゾロジー

    気温の上昇と共に、海で生じる水難事故が増加します。 溺れている人を助けることは簡単ではなく、助けに水中に飛び込んだ人が犠牲になる二次被害も後を絶ちません。 二次被害を起こさずに溺れている人を助ける1つの方法は、「救命浮輪」を用いることです。 しかし、溺れている人に上手く浮輪を投げ込むことはかなり困難です。さらに離れた場所で溺れている人に対しては浮輪を届ける手段がありません。 中国のドローン会社「Didiok Makings」が開発した救命浮輪ドローンは、そんな救命浮輪の限界を打破しています。 この浮輪型ドローンは、溺れている人の元へ飛んでいくことができ、そのまま救命浮輪として助けることができるのです。 Hybrid rescue drone flies out to swimmers and becomes a lifebuoy https://newatlas.com/drones/ty

    溺れている人の元まで飛んでいって浮輪になる「救命浮輪ドローン」 - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2024/05/04
    溺れている人に上手く浮輪を投げ込むことはかなり困難です。さらに離れた場所で溺れている人に対しては浮輪を届ける手段がありません。
  • ヒゲクジラは1600キロ先の仲間にも届く「発声システム」を進化させていた! - ナゾロジー

    今から50年以上前、人類はクジラが歌うことを初めて発見しました。 それを機に、クジラにとっては「発声」こそが最も大切なコミュニケーション手段であることが明らかになっています。 特に広大な海で群れも作らずに暮らすシロナガスクジラは非常に大きな声で鳴き、何百キロも遠方まで歌を届かせることが知られています。 しかしハクジラの発声方法についてはこれまで研究でわかっていますが、シロナガスクジラのようなヒゲクジラはハクジラと同じ発声器官を持たないため、どうやって声を出しているのか不明でした 南デンマーク大学(SDU)の研究チームは今回、ヒゲクジラ類の標を解剖することで、その謎を解き明かすことに成功しました。 またこの発声システムから考えると、ヒゲクジラたちの声は最大で約1600キロ離れた相手にも届くと予想されています。 研究の詳細は2024年2月21日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。

    ヒゲクジラは1600キロ先の仲間にも届く「発声システム」を進化させていた! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2024/04/29
    東京から上海までが約1700キロですから、シロナガスクジラが東京で叫ぶと、上海近くの仲間にもその声が聞こえるわけです。
  • ミドリムシを「かつお出汁」で培養すると赤色のミドリムシになる?! - ナゾロジー

    小さな藻類のミドリムシはその名の通り、きれいな緑色の体をしています。 しかしこのほど、東京理科大学と株式会社ユーグレナの研究により、かつお出汁と赤色光で培養することで「赤色のミドリムシ」が誕生することが明らかになりました。 ミドリムシの体内に蓄積した赤色色素は「カロテノイド」という栄養価の高い成分であり、抗酸化作用や眼病予防の効果を持つことから品としての利用が期待されています。 研究の詳細は2024年2月12日付で科学雑誌『Plants』に掲載されました。

    ミドリムシを「かつお出汁」で培養すると赤色のミドリムシになる?! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2024/04/18
    東京理科大学と株式会社ユーグレナの研究により、かつお出汁と赤色光で培養することで「赤色のミドリムシ」が誕生することが明らかになりました。赤色色素は「カロテノイド」という栄養価の高い成分であり、抗酸化
  • 鮭缶はアニサキスのアーカイブ!?40年前の缶詰に保存された寄生虫 - ナゾロジー

    一般的な魚の缶詰の賞味期限は製造日から3年であり、「保存」として世界中で重宝されています。 保存がきくとはいえ、40年前の缶詰をべようとは誰も思わないでしょう。 しかし、そんな古い缶詰が、研究者にとっては貴重な資料になるようです。 なんと古い鮭缶は、「寄生虫アニサキスのアーカイブ」として活用できるというのです。 アメリカのワシントン大学(University of Washington)に所属するナタリー・マスティック氏ら研究チームは、1979年から2021年にかけて製造された鮭缶を分析し、鮭缶の「鮭の切り身」に含まれる寄生虫アニサキスの数が増加していることを発見しました。 このことは、過去40年で、アニサキスを含む物連鎖が正しく機能し、海洋哺乳類の個体数が増加している事実を示唆するという。 研究の詳細は、2024年4月4日付の科学誌『Ecology and Evolution』に掲

    鮭缶はアニサキスのアーカイブ!?40年前の缶詰に保存された寄生虫 - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2024/04/16
    ワシントン大学に所属するナタリー・マスティック氏ら研究チームは、1979年から2021年にかけて製造された鮭缶を分析し、鮭缶の「鮭の切り身」に含まれる寄生虫アニサキスの数が増加していることを発見しました。
  • MITが波エネルギーの95%以上を散逸させる人工礁を開発 - ナゾロジー

    私たちは幾度もの被災により、波が非常に大きなエネルギーを持っていることを身をもって経験してきました。 だからこそ、嵐などで生じる強力な波が、自然環境や沿岸地域に住む人々にとって脅威となることもよく分かります。 こうした波の影響を低減させる技術は、長く研究されていて、消波ブロックが有名ですが、実は自然の「サンゴ礁」もそのような波の脅威から沿岸地域を保護するのに役立っていることがわかってきています。 そこでアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)機械工学部に所属するマイケル・S・トリアンタフィロウ氏ら研究チームは、サンゴ礁のような働きをする「人工礁」を開発しました。 彼らによると、この人工礁は波エネルギーの95%を散逸させる可能性があるといいます。 研究の詳細は、2024年3月26日付の科学誌『PNAS Nexus』に掲載されました。 Artificial reef designed by

    MITが波エネルギーの95%以上を散逸させる人工礁を開発 - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2024/04/03
    設置には多大なコストがかかり、防波堤は景観に与える影響を問題視されるケースもよくあります。またこれらの技術は、体積あたりの波の散逸(分散によりエネルギーが失われる)率が低いという点も問題です。
  • 北海の海底に無数にできた「謎のくぼみ」科学者が意外な原因を見つける (2/2) - ナゾロジー

    「北海の謎のくぼみ」の原因が判明!容疑者は思いもよらない「可愛い存在」だった北海の海底に「浅いくぼみ」を4万個以上確認。それらは数カ月で発達していた / Credit:Jens Schneider von Deimling(Keele University)et al., Communications Earth & Environmental(2023)研究チームは、謎のくぼみをより詳細に調査するために、最新の音響測深機器を使いました。 その結果彼らは、北海の海底に、平均の深さが11cmの「浅いくぼみ」を4万2458個、発見しました。 これらはメタンガスで形成される「円錐型のクレーター」とは異なります。 そして数カ月かけて同じ調査海域を繰り返しマッピングすることで、海底のくぼみが発達していることも分かりました。 地下からの噴出ではなく、次々と増えるくぼみは、誰かが掘っていると考えるのがも

    北海の海底に無数にできた「謎のくぼみ」科学者が意外な原因を見つける (2/2) - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2024/02/26
    確かにネズミイルカは上図の通り、①エコーを使って海底に潜ったイカナゴを見つけ、②口の先を海底に食い込ませながらイカナゴを狩ります。そしてその際、小さなくぼみを海底に作るのです。
  • 生存戦略に素数を取り込んだ「素数セミ」の羽化周期が重なり今年”1兆匹”が一斉羽化する! - ナゾロジー

    2024年、私たちは自然界の驚異的な一幕を目撃することになるでしょう。 アメリカ合衆国では今年、13年と17年のサイクルを持つ2種類の周期ゼミ( 学名:Magicicada spp .)が同時に羽化すると考えられています。 素数周期で大量発生するセミは「素数セミ」と呼ばれしばしば話題になりますが、2024年に予想される素数セミの出現数は羽化周期が重なるせいで「1兆匹」以上に達する可能性があるとのこと。 同じ現象が最後に起こったのは今から200年以上前の1803年でした。 以前の大量発生時の記録によれば、セミの抜け殻や死骸が雪のように地面に降り積もり「除雪」ならぬ「除セミ」しなければ人や馬車が移動できなかったとされています。 次にこの現象が起こるのは2245年と予想されており、今現在生きているひとにとって、おそらくこれが唯一の機会となるでしょう。 今回はそんな素数ゼミたちの不思議に焦点をあて

    生存戦略に素数を取り込んだ「素数セミ」の羽化周期が重なり今年”1兆匹”が一斉羽化する! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2024/01/23
    2024年に予想される素数セミの出現数は羽化周期が重なるせいで「1兆匹」以上
  • ヒトデの腕は5つに分かれた頭だったと判明! - ナゾロジー

    もしヒトデに帽子を被せるとしたら、どこにしますか? ヒトデの真ん中?それとも星形に伸びた5つの腕のどれか? バカげた質問と思うかもしれませんが、生物学者にとっては実に深刻な問題となっています。 というのも人や犬、鳥などを見れば、どっちが頭でどっちがお尻かは一目瞭然ですが、ヒトデは5の腕でどの方向にも進めるため、体の前と後ろが分からないのです。 中には「ヒトデには頭がなく、5の腕だけで動いているのではないか」とする意見もありました。 しかし、どうやら真実は逆だったようです。 米スタンフォード大学(SU)の最新研究により、ヒトデの体のほぼすべては「頭部」に関連する遺伝子からなり、頭が5つに分かれた存在と言えることが判明しました。 雑に言うと、ヒトデは”歩く頭”だったのです。 研究の詳細は、2023年11月1日付で科学雑誌『Nature』に掲載されています。 Study reveals lo

    ヒトデの腕は5つに分かれた頭だったと判明! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2023/11/04
    米スタンフォード大学の最新研究により、ヒトデの体のほぼすべては「頭部」に関連する遺伝子からなり、頭が5つに分かれた存在と言えることが判明しました。雑に言うと、ヒトデは”歩く頭”だったのです。
  • 体内にたくさんの子ヒトデが詰め込まれた新種のヒトデを発見! - ナゾロジー

    ヒトデの繁殖は普通、それぞれの親が海中に放った卵と精子が受精し、幼生となった子供たちが自分で餌を得ながら成長する形を取っています。 しかし今回、米スミソニアン国立自然史博物館(SNMNH)の研究者は、同館に保管されている標から奇妙な新種のヒトデを発見しました。 そのヒトデのお腹を割ってみたところ、中に小さな子ヒトデがたくさん詰まっていたのです。 これは親ヒトデが子供を体内で育てていたことを示します。 口先や腕の間に子供を挟んで育てるヒトデは知られていますが、完全に体腔(たいこう)に入れた育児例は初めてとのことです。 研究の詳細は、2023年6月27日付で科学雑誌『Zootaxa』に掲載されました。 Starstruck: A Suite of Strange Sea Stars Discovered in the Smithsonian’s Collection https://www.

    体内にたくさんの子ヒトデが詰め込まれた新種のヒトデを発見! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2023/08/08
    そこで幼生が生き残るためには、親が栄養を与えながら育児するのが最も合理的だと考えられます。 マー氏は「既知の南極ヒトデの約40%はなんらかの育児行動を取っている」と推定しています。
  • シュモクザメは潜水時に「エラを閉じて息を止める」と判明!魚のクセになぜ? - ナゾロジー

    私たちヒトは肺呼吸のために、息を止めなければ水中には潜れません。 これは海洋哺乳類であるイルカやクジラにも言えることです。 一方で、エラ呼吸ができる魚類たちは潜水時にわざわざ息を止める必要はないはずです。 ところが最近、米ハワイ大学マノア校(UH Mānoa)の研究で、深海に潜るときに必ず息を止めているサメが発見されたのです。 研究主任のマーク・ロイヤー(Mark Royer)氏いわく「潜水時に息を止める魚類が見つかったのは世界初」とのこと。 サメはエラ呼吸できるはずなのに、なぜ息を止めていたのでしょうか? 研究の詳細は、2023年5月12日付で科学雑誌『Science』に掲載されています。 Hammerhead sharks found to hold their breath on deep water hunts to stay warm https://www.hawaii.edu

    シュモクザメは潜水時に「エラを閉じて息を止める」と判明!魚のクセになぜ? - ナゾロジー
  • 実はフジツボ痒かった。ザトウクジラの「アカスリ行動」を世界で初めて記録! - ナゾロジー

    苔やフジツボを体にくっつけた生き物は、雄大な海のヌシという貫禄を感じますが、実際人たちは痒かったようです。 豪グリフィス大学(Griffith University)はこのほど、オーストラリア東岸部にて、ザトウクジラが海底の砂地を転がり回り、体に付着した寄生虫や古びた皮膚をこすり落とす行動を初めて発見したと報告。 これまでに船上からの目撃例はあったものの、カメラによる直接的な撮影に成功し学術的にこの行動が記録されたのは今回が初めてです。 巨体を誇るザトウクジラたちは一体どんなアカスリをしていたのでしょうか? 研究の詳細は、2023年3月12日付で科学雑誌『Marine Science and Engineering』に掲載されています。 Whales stop by GC for day spa fix with full body scrubs https://news.griffit

    実はフジツボ痒かった。ザトウクジラの「アカスリ行動」を世界で初めて記録! - ナゾロジー
  • 島に漂着したプラゴミが岩石と合体して「新種のプラスチック岩」を生み出していた! - ナゾロジー

    ブラジル東海岸から船で3〜4日、およそ1100キロ行ったところに絶海の孤島・トリンダーデ島があります。 この島は自然豊かな熱帯の無人島であらゆる生物の楽園となっていますが、現在この場所に、プラスチックを取り込んだ未知の岩石が誕生しているようです。 ブラジル・パラナ連邦大学(UFPR)の研究チームは今回、同島に流れ着いた海洋プラスチックが現地の岩石と混ざり合って、新種のプラスチック岩を形成していることを発見しました。 この新たな岩石は「プラスチストーン(plastistones)」と呼ばれています。 これはまさに、人類が地球の生態系に重大な影響を与える意味で考案された地質時代「人新世(Anthropocene)」を象徴する産物です。 研究の詳細は、2022年9月に学術誌『Marine Pollution Bulletin』に掲載されています。 Scientists make ‘disturb

    島に漂着したプラゴミが岩石と合体して「新種のプラスチック岩」を生み出していた! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2023/03/24
    (ナゾロジー)特に、岩石中に見られたプラスチックの主成分はほとんどが漁網の残骸だったといいます。海に廃棄された漁網は、南米やアフリカなどの遠隔地から海流に乗ってトリンダーデ島に漂着することがよくある
  • 肌がツルツルで歳が不明なイルカを「見ただけで年齢測定する方法」を発見! - ナゾロジー

    野生動物の保全において、個体の年齢を把握しておくことはとても重要です。 しかし人間と違い、動物は成熟後の見た目の変化が乏しく、正確な年齢を把握することは簡単なことではありません。 そんな中、近畿大学農学部を中心とした研究グループが野生のイルカに対する画期的な年齢測定法を発表しました。 この研究の詳細は2022年1月31日付けで「Marine Mammal Science」に掲載されています。 世界初!イルカに触れずに年齢を推定する方法を開発 野生ミナミハンドウイルカの生態解明と保全に繋がる研究成果 https://newscast.jp/news/6809391 野生ミナミハンドウイルカの斑点模様の年齢や雌雄による違いを発見 生体を傷つけない年齢推定法の開発につながる世界初の研究成果 https://newscast.jp/news/5374302 Noninvasive age esti

    肌がツルツルで歳が不明なイルカを「見ただけで年齢測定する方法」を発見! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2023/03/22
    (ナゾロジー)ミナミハンドウイルカの年齢と斑点の関係式により、調査以前に生まれた個体の年齢把握も可能となり御蔵島周辺で観察されたイルカの年齢情報の85%以上が判明したと言います。
  • 中国版chatGPTが「言ってはいけないこと」を口にして開始3日で終了 (2/2) - ナゾロジー

    中国chatGPTが口にした「言ってはいけないこと」中国政府はウクライナでの戦争ロシアの侵略とはみなしていません / Credit:Canva . ナゾロジー編集部結論から言えば「ChatYuan」については現在情報が錯綜しており、何もかもが不確定です。 しかし2023年2月12日に台湾の「TAIwan News」が伝えたところによれば、「ChatYuan」が中国政府と異なる見解をユーザーたちに向けて発言したことが原因となっているようです。 たとえば現在進行中のウクライナで起きている戦争についてユーザーが 「ロシアウクライナ間の戦争は侵略戦争か?」 と尋ねたところ 「ロシアによる侵略戦争だ。(その理由は)双方の軍事力と政治力の差が大きいことから(ロシア側の)侵略戦争とみなせる」 と解答しました。 しかし、これは中国政府の見解とは大きく異なります。 現在中国メディアは中国政府の立場を代

    中国版chatGPTが「言ってはいけないこと」を口にして開始3日で終了 (2/2) - ナゾロジー
  • 水深70mに15分留まれる!ヒトが水中適応した進化の実例「海の遊牧民バジャウ族」 - ナゾロジー

    インドネシアの島々に暮らす先住民「バジャウ(Bajau)族」をご存じでしょうか? 彼らは”海の遊牧民(Sea Nomads)”と称されるように、素潜りを得意としており、潜水によって料や天然資源を採集しながら生活しています。 また、一般人なら水中で息を止めていられるのは長くても2〜3分でしょうが、バジャウ族は水深70メートルまで軽々と潜り、15分以上も留まっていられるのです。 この脅威の能力に注目したデンマーク・コペンハーゲン大学(University of Copenhagen)の研究者は2018年に、バジャウ族の人体と遺伝子サンプルの調査を実施。 その結果、民族全体が遺伝的に”潜水に特化した体”へと進化していたことが判明したのです。 これはヒトが水中生活に遺伝適応したことを示す世界初の事例となっています。 研究は、2018年4月19日付で科学雑誌『Cell』に掲載されたものです。 G

    水深70mに15分留まれる!ヒトが水中適応した進化の実例「海の遊牧民バジャウ族」 - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2022/11/21
    (ナゾロジー)この脅威の能力に注目したデンマーク・コペンハーゲン大学の研究者は2018年に、バジャウ族の人体と遺伝子サンプルの調査を実施。その結果、民族全体が遺伝的に”潜水に特化した体”へと進化していたこ
  • 科学の未解決問題 「しじみ汁が白く濁る理由」を解明! - ナゾロジー

    しじみ汁の白濁は「タンパク質」が原因だった研究チームはまず、どのような物質がお湯を白く濁らせるのかを理解すべく、白濁の原因物質の大きさを計測しました。 その結果、100kDa(キロダルトン)以上の比較的大きい物質であることが判明しています。 ※ ダルトン(Da)とは、主に原子や分子のような微小な粒子の質量を表すための単位を指す。 質量数12の炭素原子(12C)の12分の1を1ダルトンとし、その1000倍が1キロダルトン(kDa)となる。 そこで、電子顕微鏡を使って白濁物質を観察したところ、しじみを煮た汁の中には「大きな塊」があることがわかりました。 しじみ汁を電子顕微鏡で観察した像 / Credit: 島根大学 – しじみをお湯で茹でるとスープが白く濁るのは、いったいなぜ?(2022) 大きな塊(=高分子)であれば一般に、タンパク質と考えるのが普通です。 しかし、タンパク質は熱を加えると性

    科学の未解決問題 「しじみ汁が白く濁る理由」を解明! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2022/11/11
    (ナゾロジー)これと別にチームは、トロポミオシンがしじみ汁の「うま味」に関与しているか調べるため、トロポミオシンだけを精製して味見。しかし、ほとんど無味で美味しい味はしなかったそうです。
  • 実はジンベエザメは海藻も食べていた!「世界最大の雑食動物」に認定 - ナゾロジー

    ジンベエザメ(学名:Rhincodon typus)は、全長18mにも達する”世界最大の魚類”でありながら、他のサメとは違って、とても温厚な生き物です。 事もその体格に似合わず、オキアミやカイアシ、カニやイカの幼生といったプランクトン(浮遊生物)をろ過摂しています。 とはいえ、これは動物プランクトンですから、ジンベエザメの性は「肉」と考えられてきました。 しかしこのほど、豪タスマニア大学(University of Tasmania )、オーストラリア海洋科学研究所(AIMS)の新たな研究で、ジンベエザメは、植物性の藻類を大きな栄養源として摂取していたことが判明したのです。 この発見により、ジンベエザメは”世界最大の雑動物”として認定されました。 研究の詳細は、2022年7月19日付で科学雑誌『Ecology』に掲載されています。 The World’s Biggest Shar

    実はジンベエザメは海藻も食べていた!「世界最大の雑食動物」に認定 - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2022/07/30
    (ナゾロジー)このほど、豪タスマニア大学、オーストラリア海洋科学研究所(AIMS)の新たな研究で、ジンベエザメは、植物性の藻類を大きな栄養源として摂取していたことが判明したのです。
  • ついにフグ毒「テトロドトキシン」の簡易な人工合成法が開発される! - ナゾロジー

    フグ毒の大量生産が可能になるかもしれません。 米国のニューヨーク大学(NYU)で行われた研究によれば、フグ毒として知られるテトロドトキシンを人工的に合成する簡易な方法を発見した、とのこと。 青酸カリの850倍の毒性を持ち300度に熱しても壊れないテトロドトキシンは「最も強力な天然神経毒」の1つとして知られており、人工合成しようとする試みは100年以上にわたり続けられてきましたが、今回の研究によってはじめて、大量生産への道が開けました。 テトロドトキシンには神経活動を強力に遮断する効果が知られており、薬として利用できるようになれば「痛み」が脳に伝わるのを防ぐ、有望な「鎮痛薬」として機能すると期待されています。 研究内容の詳細は2022年7月21日に『Science』にて掲載されました。

    ついにフグ毒「テトロドトキシン」の簡易な人工合成法が開発される! - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2022/07/27
    (ナゾロジー)テトロドトキシンには神経活動を強力に遮断する効果が知られており、薬として利用できるようになれば「痛み」が脳に伝わるのを防ぐ、有望な「鎮痛薬」として機能すると期待されています。
  • 絶滅危惧種も見た目が9割!? 地味な魚は「危機レベル」が正しく評価されていない? - ナゾロジー

    近年、気候変動や環境破壊により、生物種の減少がますます危惧されています。 そこで、絶滅危機に瀕する生物の保護・保全活動が、より一層盛んになってきました。 中でも、映画『ファインディング・ニモ』で有名になったクマノミのように、カラフルで美しい生き物は、専門家の関心を引きやすく、保護の優先順位も高くなっています。 しかしこのほど、仏モンペリエ大学(University of Montpellier)の研究で、ある注目すべき事実が判明しました。 それによると、美的に「地味で醜い」と評価される魚の方が、カラフルで美しい魚よりも、絶滅の危機に瀕している可能性が高いことがわかったのです。 にもかかわらず、見た目の地味さゆえに、保護の優先順位が低くなっているとのこと。 ルッキズム(外見至上主義)という言葉をよく耳にするようになりましたが、外見が重要になるのは海の世界の生き物たちも同様だったようです。 研

    絶滅危惧種も見た目が9割!? 地味な魚は「危機レベル」が正しく評価されていない? - ナゾロジー
    kaku_q-karakuwa
    kaku_q-karakuwa 2022/06/10
    (ナゾロジー)「地味で醜い」と評価される魚の方が、カラフルで美しい魚よりも、絶滅の危機に瀕している可能性が高いことがわかったのです。にもかかわらず、見た目の地味さゆえに、保護の優先順位が低くなっている